2006年7月26日
デジタルハイビジョン撮影に対応するビデオカメラ用6倍ズームレンズ
“キヤノン HD ビデオレンズ 6倍ズーム XL 3.4-20.4mm L”を発売
キヤノンは、デジタルハイビジョン撮影が行えるHD ビデオカメラ「XL H1」など、「XLマウント」を採用したビデオカメラ用の交換レンズとして、広角での撮影を可能にした6倍ズームレンズ“キヤノン HD ビデオレンズ 6倍ズーム XL 3.4-20.4mm L”を11月下旬より発売します。
HD ビデオレンズ 6倍ズーム XL 3.4-20.4mm L |
● | キヤノン HD ビデオレンズ 6倍ズーム XL 3.4-20.4mm L | ‥‥価格(税別) | 35万円 (発売日:2006年11月下旬) |
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新製品“HD ビデオレンズ 6倍ズーム XL 3.4-20.4mm L”は、放送業界や映像制作の現場で高い評価を得ているHD ビデオカメラレコーダー「XL H1」(2005年11月発売)などの「XLマウント」を備えたレンズ交換式のビデオカメラに対応する、広角タイプの6倍ズームレンズです。
高屈折率・低分散の特長を備えたUAレンズ※1を使用することで、ボディのコンパクト化を実現しながら、35mmフォーマット換算で24.5~147mmの焦点距離とハイビジョン撮影に対応した優れた描写力を備えています。
また、クリアな映像描写を実現するマルチコーティングを、構成する全てのレンズに施しているほか、専用の光学設計の見直しにより歪曲収差を大幅に低減しており、「HD ビデオLレンズ」の称号にふさわしい高画質を実現しています。
機能面においては、マニュアルで調整が行える絞りリング※2の搭載や、2種類の濃度を持つNDフィルターの採用により、撮影者の意図や環境に合わせた幅広い映像表現が行えます。また、フォーカスやズームを、記憶した所定の位置に移動することが可能なプリセット機能や、焦点を合わせる位置を限定することによりフォーカスの精度を高めるMOD切替え機能などを備えています。
※1 Ultra High Refractive Index Aspherical(超高屈折率非球面)レンズの略称。
※2 「XL H1」のみ。「XL H1」以外は、本体側のアイリスダイヤルで調整。
【開発の背景】
近年、デジタルハイビジョン放送の普及やハイビジョン対応の薄型テレビ市場の拡大に伴い、ハイビジョン映像に対するニーズが急速に高まっています。
キヤノンでは、2005年11月にレンズ交換が可能なハイビジョン撮影対応のHD ビデオカメラレコーダー「XL H1」を発売し、放送業界や映像制作の現場を中心に高い評価を得ています。「XL H1」は、「HD ビデオレンズ20倍ズームXL 5.4-108mm L IS II」を標準レンズとして付属していますが、室内での撮影や広い画角を求めるユーザーから、より広角撮影に対応する交換レンズを望む声が高まっていました。
今回、こうした要望を捉え、「XL H1」をはじめとする「XLマウント」に対応した広角タイプのビデオカメラ用ズームレンズ"HD ビデオレンズ 6倍ズーム XL 3.4-20.4mm L"を市場に投入します。UAレンズやマルチコーティングの採用により優れた光学性能を実現しながら、マニュアル絞りレンズの搭載やフォーカスやズームのプリセット機能を内蔵するなど、使い勝手の高い機能を装備しています。
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