2006年3月3日
自動原稿送り装置とフラットベッドを一体化した
高コストパフォーマンスのドキュメントスキャナー“キヤノン DR-1210C”を発売
キヤノン販売株式会社(社長:村瀬治男)は、キヤノン電子株式会社(社長:酒巻 久)製のドキュメントスキャナーの新製品として、原稿の形状に合わせて2種類の読み取りができるA4サイズ対応モデル“キヤノン DR-1210C”を、3月15日より発売します。
キヤノン DR-1210C |
● | キヤノン ドキュメントスキャナー DR-1210C | ‥‥ | オープン価格 (発売日:2006年3月15日) |
この件に関するお問い合わせ先
キヤノンお客様相談センター TEL 050-555-90072※ |
※ |
海外からご利用の場合、または050からはじまるIP電話番号をご利用いただけない場合は、TEL 043-211-9156 にお問い合わせください。 |
* | キヤノン販売株式会社は、2006年4月1日、キヤノンマーケティングジャパン株式会社(略称キヤノンMJ)へ社名を変更する予定です。 |
新製品“DR-1210C”は、一般オフィスやSOHOなどで発生する紙文書を手軽に電子化できるように使い勝手を向上させたモデルです。フラットベッド部には毎分12枚の読み取りができるADF(自動原稿送り装置)を搭載しており、最大でA4サイズまで対応しています。また、本体前面のコントロールパネルには日常的に使う「印刷」「ファイル保存」「メール添付」の操作があらかじめ登録されている3つのワンタッチボタンがあるほか、最大50個まで登録したジョブの中から、頻繁に使用するジョブを5つのボタンに割り当てることができます。
また、“DR-1210C”は、低価格ながらキヤノンが今まで培った業務用スキャナー市場での経験やノウハウを実装しています。最大10万枚のスキャンに耐え、普及機クラスではトップレベルの耐久性を実現しました。画像処理においては、自動サイズ検知、斜行補正、黒枠消しなど、上位機種並みの機能を搭載しました。また、画像取り込みソフト「CapturePerfect 3.0」、電子文書の標準的ソフトである「Adobe Acrobat 7.0 Standard日本語版」と、メディアドライブ株式会社製の名刺管理ソフト「やさしく名刺ファイリング エントリー版」、OCRソフト「e.Typist エントリー版」を標準同梱しており、多様な電子化ニーズをサポートします。
【ドキュメントスキャナーの市場動向】
PCの高機能・低価格化、ストレージデバイスの大容量・低価格化が進むなかで、企業内では大量に発生する紙文書のファイリングや文書情報の共有化のニーズが高まっています。また、「日本版SOX法」や「e-文書法」等の法令整備も着々と進んでおり、あらゆる業種で保存文書の電子化が注目され、ドキュメントスキャナーに対する需要は確実に増加しています。なかでも、分散入力を用途とした低価格帯ドキュメントスキャナー市場は、急速に拡大しています。キヤノン販売では、1996年にドキャメントスキャナー市場に参入して以来、ラインアップの拡充を図るとともにシェアを拡大してきました。
今回発表する“DR-1210C”は、「ADF付フラットベット型」を採用し、従来からの「シートフィード型」とあわせたラインアップ拡充を図る製品であり、広く文書の電子化に使用していただくための、簡単で低価格なスキャナーとして提案いたします。
【販売ターゲットと用途】
1. | 部・課での共有スキャナーとして |
| 机の回りにある書類を簡単にイメージファイリング。 |
2. | SOHO市場での電子化を推進するスキャナーとして |
| 限られたオフィススペースを有効活用するために、あらゆる書類をイメージファイリング。 |
3. | 一般オフィスでの文書管理・ファイリング用スキャナーとして |
| オフィスドキュメントの電子化、他の電子データとの一元管理、またナレッジマネジメント市場。 |
|