新製品 "wordtank V35" は、昨年発売した「wordtank V30」の後継機種で、来年の大学入試センター試験から導入される英語リスニングテストに対応した「センター試験リスニング対策」機能を搭載した学生向け受験対策モデルです。任意の問題を選び1問ずつ解答し、正解と解説をその都度確認できる学習モードと、本番を想定した計25問の模擬試験に解答し、採点結果が表示される模試モードを備えています。また、業界で初めて※ディクテーション(口述筆記テスト)機能を搭載し、「英単語ターゲット1900」の単語・例文の発音を聞きとり正確に入力して覚える、といった一連の学習方式によりリスニング能力の向上が図れます。さらに、国語・英語・社会・理科・数学の5教科に対応した辞書・学習コンテンツを豊富に備えており、日頃の学習から本格的な受験勉強まであらゆる学習をサポートします。このほか、「wordtank V30」で好評のネイティブ発音機能や発音比較機能、画面に触れることで操作できるタッチパネルなどの優れた操作性も継承しています。
新製品 "wordtank G70" は、本年3月に発売した「wordtank G55」の上位機種で、業界最多の12冊もの英語・日本語の大辞典を収録しており、英語の研究や学習、ビジネスなど英語の上級者に最適な英語充実モデルです。英和・和英辞典や英語用例辞典、国語・日本語類語辞典のほか、アメリカ英語とイギリス英語両方の大辞典を搭載し、さらに、語学習得に必要な両国の文化やビジネス常識なども理解できる「現代のアメリカ」など4冊の事典を収録しています。また、豊富なデータベースから素早く検索することを目的に、画面に触れるだけで辞書の引き比べが瞬時にできる辞書リンク機能などを備えたタッチパネルを採用しています。
※ 2005年10月18日現在のIC型電子辞書において。
【市場動向】
国内の電子辞書市場は、台数において2005年は約300万台(対前年同期比107%)の市場になると予想され、メーカー出荷金額では2005年上期で約203億円(対前年同期比107%)と拡大しています。平均単価も14,766円(対前年同期比104%)に上昇し、高機能商品の需要が拡大しています。(キヤノン販売調べ)
【販売ターゲット】
ワードタンクシリーズは現在11機種のラインアップを揃えていますが、新製品 "wordtank V35" は学生を、新製品 "wordtank G70" は英語上級者をそれぞれターゲットとしたモデルで、英語学習支援ツールとしてユーザーの要望を満たす商品です。キヤノン販売は、ユーザーニーズにあったコンテンツと電子辞書ならではの使いやすい機能を備えたモデルのラインアップを拡充することで、語学学習者にさらなる利便性を提供していきます。