ニュースリリース

2005年10月17日

キヤノンがカラー対応のオフィス用高速複合機を発売
より高速で安全な情報処理が行える "iR C6870" など4機種



キヤノンは、オフィス用複合機の新製品として、情報処理の柔軟性・安全性・生産性を向上した、カラー対応の高速モデル4機種を、11月上旬より発売します。

iR C6870N
iR C6870N
オプションのサドルフィニッシャー・R2など装着時

キヤノン Color imageRUNNER iR C6870‥‥ 価格(税別)255万円 (発売日:2005年11月上旬)
キヤノン Color imageRUNNER iR C6870N‥‥ 価格(税別)275万円 (発売日:2005年11月上旬)
キヤノン Color imageRUNNER iR C5870‥‥ 価格(税別)225万円 (発売日:2005年11月上旬)
キヤノン Color imageRUNNER iR C5870N‥‥ 価格(税別)245万円 (発売日:2005年11月上旬)

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この件に関するお問い合わせ先

キヤノンお客様相談センター
TEL 050-555-90051
海外からご利用の場合、または050からはじまるIP電話番号をご利用いただけない場合は、TEL 043-211-9319にお問い合わせください。



新製品 "Color imageRUNNER iR C6870/iR C6870N" および "iR C5870/iR C5870N" はそれぞれ、「iR C6800/iR C6800N」(2003年11月発売)と「iR C5800/iR C5800N」(2004年11月発売)の後継機種で、 "iR C6870/iR C6870N" はカラー15.5枚/分、モノクロ68枚/分、 "iR C5870/iR C5870N" はカラー15.5枚/分、モノクロ58枚/分の出力スピード(いずれもA4ヨコ)を備えています。
いずれの機種も、従来機種の高速出力・高耐久性・安定稼動を継承しつつ、複合機向けに独自に開発した第2世代の高性能画像処理チップ「カラーiRコントローラ」と、機能拡張プラットフォーム「MEAP※1」を新たに搭載することで、画像処理の高速化、セキュリティーレベルの向上、柔軟なシステム連携を実現しています。

また、新製品はいずれも、感度と耐久性に優れたアモルファスシリコン感光ドラムを搭載しているほか、カラー/モノクロとも毎分70枚※2の高速で連続読み取りが行えるスキャナー機能を搭載しています。さらに、シフトトレイやフィニッシャー、パンチャーユニットなど、多彩なオプションを用意しており、お客様のニーズに応じた多様なフィニッシングに対応することが可能です。このほか、コピーやプリント時に生成される画像データの暗号化や完全消去、スキャナーで電子化した文書の暗号化など、充実したセキュリティー機能※3を備えています。

※1 Multifunctional Embedded Application Platformの略です。
※2 条件により異なります。
※3 機能によってはオプションが必要です。

【カラー複合機の市場動向】

2004年のオフィス用カラー複合機の市場規模は、世界市場で約55万台、国内市場で約24万台でした。2005年においては、オフィスで扱う情報のカラー化がますます進み、世界市場では前年比約53%増の約84万台、国内市場では約38%増の約33万台と予想しています。(キヤノン調べ)

【開発の背景】

近年、デジタル技術や通信技術の進展により、紙情報と電子情報の相互変換を可能にする複合機は、他のオフィスシステムとパッケージで導入され、データベースなどと連携する情報機器として、より高度に使用されるようになりつつあります。
こうした中、キヤノンは、Javaプログラムの実行が可能な、独自の機能拡張プラットフォーム「MEAP」を開発し、2003年6月から順次製品に搭載してきました。「MEAP」を媒体として複合機と他の情報機器とで構成されるシステムは、その柔軟性や拡張性が広く認められ、市場から高い評価を得ています。
今回の新製品4機種は、今後ますます重要視されるカラー画像データの高速処理やセキュリティーレベルの強化に対応した「MEAP」搭載モデルです。
今回の新製品の投入により、キヤノンは、モノクロで22枚機から105枚機まで、カラーで7枚機から32枚機までの、オフィス用複合機において「MEAP」搭載モデルが揃うことになります。キヤノンは、「MEAP」搭載のオフィス用複合機を核に、お客様の業種や業態に応じた多様なソリューションを提供することで、オフィスの生産性向上に貢献して行きます。

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