新製品 "PowerShot S80" は、従来機種「S70」(2004年9月発売)に対して飛躍的な進化を遂げた、PowerShot Sシリーズにおけるワイドズームモデルです。超高精細8.0メガピクセルCCDと、超高屈折率ガラスモールド非球面レンズ「UAレンズ」を使用した28-100mm相当(35mmフィルム換算)のズームレンズとの組み合わせにより、広角から望遠までの幅広いズーム域において高画質を実現しています。また、新たに採用した回転式のコントローラーホイールにより、各種撮影項目の設定や再生時の画像送りなどの素早い操作が可能になりました。さらに、従来比約1.5倍の広視野角を備えた大型(2.5型)液晶モニターの搭載や、ユーザーインターフェースの見直しにより、見やすさやと分かりやすさが向上しました。このほか、デジタルカメラ初※となるXGAサイズ(1,024×768画素)での動画記録をはじめとする高機能・高性能を、より一層の小型化を図ったコンパクトボディに凝縮しています。
新製品 "IXY DIGITAL L3" は、発売以来多くの話題を集めた「L2」(2004年11月発売)の後継機種です。「Curvature Design(カーバチャーデザイン)」の採用による、連続した曲面で包まれた滑らかなフォルムや、新しい4色のボディカラーと光り輝く鏡面パーツとのコントラストにより、これまでのカメラには見られない極上の高級感を表現しています。また、単焦点の「L2」に対し、 "L3" では「UAレンズ」を使用した光学2.4倍ズームレンズを新たに搭載しました。さらに、カメラを置くだけで、充電・画像転送・プリント・テレビ観賞が簡単に行えるカメラステーションと、再生専用ワイヤレスコントローラーを標準同梱するとともに、カメラ付き携帯電話のように片手で撮影が行える「縦位置レリーズ」機能を新たに採用するなど、 "L3" ならではのスマートな使い方を提案しています。
新製品 "PowerShot A620/A610" は、本格的なマニュアル撮影も可能なPowerShot Aシリーズの最上位モデル「A95」(2004年9月発売)の後継機種です。光学ズームの高倍率化(3倍から4倍)や、バリアングル液晶モニターの大型化(1.8型から2.0型)に加え、大幅に短縮した起動時間とAF時間、従来比約2.5倍の撮影画像数、USB 2.0 Hi-Speedへの対応など、使いやすさと快適さが向上しています。また、合計20通りの豊富な撮影モードを備え、初心者でも安心して撮影が楽しめます。撮像素子は、 "A620" には同シリーズ初の7.1メガピクセルCCDを、 "A610" には「A95」と同じ5.0メガピクセルCCDを採用しています。
※キヤノン調べ。2005年9月9日現在。
【デジタルカメラ市場動向】
2004年のデジタルカメラの総出荷台数(全世界)は、対前年比37.7%増の約5,977万台、うち国内出荷は約855万台、輸出は約5,122万台でした。2005年においては、対前年比8.4%増の約6,480万台(国内出荷は約840万台、輸出は約5,640万台)になることが予想されています。(カメラ映像機器工業会調べ)