ニュースリリース

2005年7月5日

ファイル管理が快適に行えるフラットベッドスキャナー2機種を発売
高性能フィルム読み取り機能を搭載した "CanoScan 5400F"
薄型・軽量で立て置きスキャンも可能な "CanoScan LiDE 60"



キヤノンは、フラットベッドスキャナーの新製品として、 "CanoScan 5400F" と "CanoScan LiDE 60" を、7月21日より発売します。

CanoScan 5400F
CanoScan 5400F
CanoScan LiDE 60
CanoScan LiDE 60

キヤノン カラーイメージスキャナ CanoScan 5400F‥‥ オープン価格 (発売日:2005年7月21日)
キヤノン カラーイメージスキャナ CanoScan LiDE 60‥‥ オープン価格 (発売日:2005年7月21日)

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この件に関するお問い合わせ先

キヤノンお客様相談センター
TEL 050-555-90021
海外からご利用の場合、または050からはじまるIP電話番号をご利用いただけない場合は、TEL 043-211-9555にお問い合わせください。



新製品にはいずれも、作成したファイルを多様に活用できるファイリングソフトウエア「ファイル管理革命Lite※1」を標準同梱しました。読み取ったJPEGやPDFなどのファイルをはじめ、MS-WordやExcelなど、様々な形式のファイルを1つのソフトウエア上で一括して管理することができます。ビューア上にファイルの内容がサムネイル表示されるので、各アプリケーションを起動することなく簡単にファイルの内容を確認することができます。また、ファイル名や本文テキスト、キーワードなどによる検索が可能で、すばやく目的のファイルを見つけることもできます。さらに、画像編集やOCRなど他のソフトウエアとの連携により、ユーザーの用途に合わせた機能拡張も行えます。

新製品"CanoScan 5400F" は、コストパフォーマンスの高さで好評を博した「CanoScan 5200F」(2004年5月発売)の後継モデルです。好評の六角形状画素(ダイヤモンドピクセル)を用いた2,400dpiの「Canon’s Hyper CCDⅡex.」によるクリアで質の高い画像や、35mmフィルムの6コマ連続スキャン※2が可能なフィルム読み取り機能はそのままに、今回新たに、キヤノン独自の画像処理技術「FARE(フェア)※3 Level3」を搭載しました。赤外光検知方式を採用したごみ傷除去機能のほか、退色補正、粒状感低減、逆光補正の各機能を装備し、高度な画像補正が行えます。

新製品 "CanoScan LiDE 60" は、キヤノン独自の「LIDE(ライド)※4」技術を採用したCIS(コンタクトイメージセンサー)を搭載し、軽量・コンパクト設計やパソコン本体からの電源供給による「ワンプラグスキャン」など、使い勝手のよさが好評の「LiDE」シリーズの新たなスタンダードモデルです。1,200dpiの高解像度による高画質スキャンが行えるほか、逆光補正やごみ傷低減など多彩な画像補正機能により、様々な状態の紙焼き写真を美しくデジタル化します。また、狭いスペースでも作業を可能にする立て置きスキャンにも対応しています。

また、両機種とも、USB2.0 Hi-Speedインターフェースの装備や、複数枚の写真や名刺などの原稿を1度にまとめて読み取り1枚ずつデータ化する「ワンパスマルチスキャン」などの機能が、スピーディーな読み取り作業に貢献します。さらに、読み込んだ複数ページの原稿を1つのPDFファイルとして保存したり、ページ追加や画像貼り合わせなどの多彩な機能を備えた「PDF作成」や、使用頻度の高い「COPY」「SCAN」「PDF」「E-MAIL」の各操作が簡単に行える4つの「EZボタン」など、快適な使用環境を提供する機能を数多く搭載しています。



※1 パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社製。同梱品はWindows版のみ。
※2 スリーブの場合。マウントでは最大4コマ。
※3 Film Automatic Retouching and Enhancementの略。
※4 LED Indirect Exposure(LED間接露光読み取り方式)の略。

【フラットベッドスキャナー市場動向】

スキャナー機能付きのプリンター複合機やデジタルカメラの普及によってデジタル環境が急速な広がりを見せる中で、過去の紙焼き写真やフィルム、印刷物などをスキャナーでデジタル化し、保存・利用するという需要が幅広いユーザー層で再認知されつつあります。
こうした動きを背景に、単機能のフラットベッドスキャナーは、高解像度化やスピーディーなフィルム読み取り、高度な画像処理などに加え、スタイリッシュで省スペース性の高いデザインや、読み取ったファイルの簡単な管理・活用といった使い勝手も含め、単機能機ならではの高性能化が進んでいます。(キヤノン調べ)

【開発の背景】

キヤノンでは、多様なニーズにきめ細かく対応するため、よりコンパクトで手軽にスキャンできるモデルからフィルムスキャンや高速スキャンなどが可能な高機能モデルまで幅広い製品群を取りそろえています。
今回の新製品 "CanoScan 5400F" は、ホームユース・ビジネスユースを問わず、反射原稿に加え、高性能で快適なフィルム読み取りを求めるユーザーに向けて開発されたモデルで、「CanoScan 5200F」の後継機として普及価格を追求しながらワンクラス上の性能や高品質を実現しています。
また、“CanoScan LiDE 60”は、薄型でスタイリッシュなデザインと使いやすさが好評の「LiDE」シリーズの新製品として、限られた設置スペースの有効活用やデザイン性などを重視するユーザーニーズに応えながら、より手軽に高性能で多機能な読み取りを実現したモデルです。
キヤノンでは、読み取った原稿のデジタル化のみならずその後のデータの活用まで考慮し、両機種に高性能なファイリングソフトウエアを標準同梱することで、より快適なデジタル環境を提供し、高付加価値を求めるユーザーニーズに応えます。

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