新製品 "HJ17e×7.6B" は、高画質なポータブルHDTV用ズームレンズとして好評を博している、「HJ17e×7.7B」(2003年12月発売)の姉妹機種で、高い光学性能を持ったENG※1用ズームレンズです。キヤノン独自の光学素子と、その素子の特性を最大限に引き出す設計技術「パワーオプティカルシステム」により、報道・ドキュメンタリー撮影の現場で求められる小型・軽量化を実現するとともに、クラス最短※2の至近撮影距離0.56mを達成しています。また、ドライブユニットにエンコーダー※3を標準搭載することにより、ワイド端から望遠端までのズーム速度を0.5秒の高速ズームから5分以上のスローズームまで幅広いスピードで制御できるほか、フォーカスやアイリスの高精度な制御も可能です。
新製品 "KH19×6.7 KTS" は、ソニー株式会社が開発した多目的HDコンパクトカメラ「HDC-X300」用のハンディズームレンズ「KH19×6.7 KAS」(2004年7月発売)の姉妹機種です。ズームとフォーカスの駆動を電動サーボ化することで、小型パンチルトシステムへの搭載に最適なリモートコントロール専用ズームレンズに仕上げました。POV※4カメラや情報カメラ、お天気カメラなどの用途に対応したボックス型のカメラである「HDC-X300」との連動により、全ズーム領域において高精度なオートフォーカスと高いコントラストを実現します。さらに、フランジバック調整を自動化するなど、先進の機能を内蔵しています。
また、これらの製品は、4月18日から21日までアメリカのラスベガスで開催される放送機器展「NAB 2005」に出展されます。