ニュースリリース
2005年2月3日
省エネと高生産性を両立した高速複合機4モデルを発売
"キヤノン imageRUNNER iR6570/iR5570シリーズ"
キヤノンは、オフィス用モノクロ複合機の新製品として、省エネルギーと生産性を高い次元で両立した "キヤノン imageRUNNER iR6570/iR5570シリーズ" 4モデルを3月3日から発売します。
キヤノン imageRUNNER iR6570N *オプションのサドルフィニッシャーなど装着時。 |
● | キヤノン imageRUNNER iR6570 | ‥‥価格(税別) | 238万円 (発売日:2005年3月3日) |
● | キヤノン imageRUNNER iR6570N | ‥‥価格(税別) | 258万円 (発売日:2005年3月3日) |
● | キヤノン imageRUNNER iR5570 | ‥‥価格(税別) | 208万円 (発売日:2005年3月3日) |
● | キヤノン imageRUNNER iR5570N | ‥‥価格(税別) | 228万円 (発売日:2005年3月3日) |
この件に関するお問い合わせ先
キヤノンお客様相談センター TEL 050-555-90052※ |
※ |
海外からご利用の場合、または050からはじまるIP電話番号をご利用いただけない場合は、TEL 043-211-9626にお問い合わせください。 |
新製品はいずれも、熱変換効率に優れたIH(Induction Heating:電磁誘導加熱)定着方式を採用することで、クラス最高※1となるエネルギー消費効率(iR5570は55Wh/h、iR6570は110Wh/h)と、電源投入から30秒というスピーディーな立ち上がりを実現した、環境配慮型の高速ネットワーク複合機です。データを高速で処理する高性能画像処理チップ「新iRコントローラ」や、感度と耐久性に優れたアモルファスシリコン感光ドラムの搭載に加えて、最大4,000枚の排紙積載が可能なフィニッシャーをはじめ多様なオプションを用意するなど、高い生産性と信頼性を実現しています。
また、独自の機能拡張プラットフォーム「MEAP※2(ミープ)」を搭載しているため、他の情報機器との親和性が高く、柔軟なシステム連携を図ることができます。さらに、ウェブブラウザ機能に対応しており、大型操作パネルでインターネット・イントラネット上の情報を直接呼び出して閲覧できるため、外出先でパソコンなしでも必要な情報を取り出して印刷できるなど、情報端末としても幅広く利用できます。
なお、新製品はA4ヨコで毎分65枚の "iR6570/iR6570N" と同55枚の "iR5570/iR5570N" からなり、それぞれコピー機能に特化したモデルと、プリンター機能を加えたモデルを用意しています。また各モデルともオプションにより、ファクス機能、電子化した文書のネットワーク配信機能、セキュリティー強化機能などを付加することができるため、使用環境にあわせて最適なモデルを選択することが可能です。
※1 | 省エネ法の複写機速度区分に準拠。 "iR5570" は毎分51~60枚機、 "iR6570" は毎分61~70枚機の区分において。(2005年1月25日時点) |
※2 | Multifunctional Embedded Application Platformの略です。また、MEAPアプリケーションソフトなどは別売です。 |
【デジタル複合機の市場動向】
デジタル複合機の2004年における出荷台数は、世界市場で約500万台、国内市場で約48万台でした。2005年は、カラー機の需要が堅調に推移し、カラー、モノクロをあわせたデジタル複合機全体で、世界市場では約600万台、国内市場では約56万台になると予想されています。(キヤノン調べ)
【開発の背景】
近年、環境保全への関心が高まる中、電気電子機器においても、特定化学物質の廃絶や、エネルギー消費効率の向上といった環境スペックが注目されるようになりました。特に、TCO(Total Cost of Ownership)を重視するオフィスにおいては、省エネルギーはコスト削減にもつながることから、複合機に対する環境性能への要望はますます高まっています。
一方、機能面では、デジタル技術や通信技術の発展によって、複合機はネットワークを介してより高度に使用されるようになり、高速・高画質出力に加えて、拡張性やデータ処理能力が一層求められるようになりました。
キヤノンはこのような多様なニーズに対応すべく、環境性能、画像処理能力に優れた、オフィス用高速複合機4モデルを開発し、市場投入します。
新製品 "imageRUNNER iR6570/iR5570シリーズ" は、さらなる省エネルギーと生産性を追求して開発されたモデルです。IH定着方式をキヤノンとして初めて複合機に採用することで、クラス最高※3のエネルギー消費効率と、電源投入からわずか30秒という高速立ち上がりを達成しています。また、市場で高い信頼性を得ているアモルファスシリコン感光ドラムの搭載により、高い耐久性を実現しました。
なお、新製品の投入により、普及モデルの毎分22枚機からPOD(Print On Demand)用モデルである同105枚機までの、全モノクロ複合機に新バージョンの画像処理チップ「新iRコントローラ」が搭載されることになります。これにより、キヤノンのオフィス用複合機の全ラインアップにわたって付加機能や操作の統一化、画像処理の高速化を図り、複数の入出力機器が接続するネットワーク環境下において「imageRUNNER」シリーズのトータルな使い勝手を向上しました。
※3 |
省エネ法の複写機速度区分に準拠。 "iR5570" は毎分51~60枚機、 "iR6570" は毎分61~70枚機の区分において。(2005年1月25日時点) |
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