新製品 "FV M30 KIT" は、動画も静止画も高画質な「写真DV」モデルとして高い評価を得ている「FV M20 KIT」(2004年6月発売)の後継機です。光学式手ブレ補正機能を搭載した新開発の光学14倍ズームレンズにより、全ズーム領域において手ブレを軽減した美しい映像の撮影が可能です。また、2.2メガピクセルCCD※1、RGB原色フィルター、映像エンジン「DIGIC DV」などにより、動画・静止画ともに高画質を実現しています。加えて、モードダイヤルやファンクションボタンの採用による優れた操作性や、6つのスペシャルシーンモードをはじめとする全15種類の撮影モードの搭載など、充実した撮影機能を備えています。さらに、デジタルビデオカメラでは世界初※2となる9点測距AiAFを搭載しており、高精度なピント合わせが行えるほか、3種類の測光方式や高速連写機能など、静止画撮影機能の充実も図っています。
新製品 "FV M200 KIT" は、写真DV「FV M100 KIT」(2004年3月発売)の後継機で、コンパクトタイプのメガピクセルモデルとしては世界最高倍率※2の光学20倍ズームレンズを搭載しています。さらに、1.3メガピクセルCCD※3と映像エンジン「DIGIC DV」により、動画・静止画ともに高画質化を実現しています。また、 "FV M200 KIT" には、ユーザーが好みに応じて選べるスノーシルバー、オーシャンブルー、スイートロゼの3タイプのカラーバリエーションを用意しています。
新製品 "FV500 KIT" は、小型・軽量ボディとシンプルな操作性で好評を得ている「FV400 KIT」(2004年2月発売)の後継機です。小型ボディに高倍率光学20倍ズームレンズを搭載したほか、総画素数68万画素CCD※4や、映像エンジン「DIGIC DV」の採用により、エントリークラスながら高い撮影能力を備えています。
また、今回の新製品はいずれも、レンズからファインダーにかけて流れるようなフォルムを持つスタイリッシュなストリームデザインを採用しているほか、ワイドTVの画面いっぱいに迫力のある高画質映像を再生することができる高解像度ワイドTVモードや、明るい場所での液晶モニターの視認性を向上させる液晶バックライトボタンの装備など、実用的な機能を多数搭載しています。
※1 テープ記録時の有効画素数は約123万画素。カード記録時の有効画素数は約200万画素。
※2 2005年1月18日現在。
※3 テープ記録時の有効画素数は約69万画素。カード記録時の有効画素数は約123万画素。
※4 テープ記録時の有効画素数は約34万画素。
【デジタルビデオカメラの市場動向】
2004年のデジタルビデオカメラ(DVC)の世界市場規模は、ビデオカメラのデジタル化がより一層進んだことにより、対前年比約19%増の約1,025万台であったと推定されます。一方、国内においては急速な市場拡大が一段落し対前年比約10%減の約141万台であったと推定されます。2005年は引き続き全世界でデジタル化が進むことが推測され、約1,110万台の市場になると予想されます。(キヤノン調べ)
【開発の背景】
近年、デジタルビデオカメラ市場では、コンパクトや高品位であると同時に、高倍率で高画質なモデルに対するユーザーからの要望が高まっています。新製品3機種は、いずれもキヤノンの誇る光学技術を駆使した高倍率ズームレンズと、独自開発の映像エンジン「DIGIC DV」を搭載し、さらなる高画質化を実現しています。また、従来機からさらなるコンパクト化を図りつつ、高品位なデザインに仕上げています。キヤノンは、エントリーモデルからプロフェッショナルモデルまでの充実したデジタルビデオカメラのラインアップ展開で、さまざまなユーザーの期待に応えていきます。