パナソニックソリューションテクノロジー株式会社製の新製品 "ScanToOffice Pro" は、カラーネットワーク複合機Color imageRUNNERでスキャンした紙文書を、Word、Excel、PowerPoint、一太郎などタッチパネルで選択したファイル形式のオフィス文書に自動変換することが可能な、ドキュメント変換ソフトです。文字認識精度の高いOCRエンジンにより、文字の大きさや色を忠実に再現することができます。
株式会社フォーカスシステムズ製 "C4 Cipher Scan/Key Ver.2" は、専用USBキーを活用した電子文書を暗号化するセキュリティーソフトです。Color imageRUNNERでスキャンした紙文書を暗号化されたデータとして送信、保存することができ、機密データの流出を防ぎます。また、専用USBキーを利用して簡単に復号化することができます。
フォーディーネットワークス株式会社と北海道NSソリューションズ株式会社、有限会社テクノファームが共同開発した "4D Pocket Light Print for 商奉行" は、販売管理システム「商奉行」(開発元:株式会社オービックビジネスコンサルタント)で管理されている、利用頻度の高い帳票データを、パソコンを介すことなくColor imageRUNNERのタッチパネルボタンひとつで簡単、スピーディーに出力することができる売上帳票出力ソフトです。また、フォーディーネットワークス株式会社とピー・シー・エー株式会社が共同開発した "4D Pocket Light Print for PCAボス魂" は、販売管理システム「商魂」(開発元:ピー・シー・エー株式会社)で管理されている、経営者のスピーディーな意思決定に必要な売上管理資料を、コピー感覚の手軽さでリアルタイムに出力することができる売上帳票出力ソフトです。また、フォーディーネットワークス株式会社と日本電気株式会社が共同開発した "4D Pocket Light Scan for NEC DocumentSkipper" は、Color imageRUNNERでスキャンした紙文書を高速閲覧が可能なJPEG2000ファイルに変換することで、高解像度の電子文書としてページをめくる感覚で手軽に素早く閲覧することができる、高速文書閲覧ソフトです。
株式会社クセロ製 "クセロ OfficeGateway for MEAP" は、Color imageRUNNERでスキャンした紙文書を変換サーバー「OfficeGateway」でPDF、Word、Excelなどのオフィス文書に自動変換し、指定フォルダや各種グループウェア、イントラネット上など、ネットワークを利用して電子文書を活用することが可能なエンタープライズOCRソフトです。
メディアドライブ株式会社製 "メディアドライブゲートウェイ for MEAP(ピタッとフォーム for MDG)" は、帳票などのフォームをColor imageRUNNERでスキャンするだけで、そのまま入力することが可能なPDF形式の帳票フォームとして自動生成することができます。また、同社製 "メディアドライブゲートウェイ for MEAP(やさしく名刺ファイリングPRO for MDG)" は、Color imageRUNNERでスキャンされた名刺データを、ダブルクリックするだけで名刺データベースを自動作成することができます。
※本リリースに記載されている会社名、商品名は、一般に各社の登録商標または商標です。
【市場動向と開発の背景】
近年のデジタル化、ネットワーク化の進展に伴い、複合機はパソコンやサーバーといった情報システム機器と組み合わせて導入されることが多くなっています。また、多種多様なユーザーの業務に合わせ、機能を拡張し、ソフトウェアと連携するなど、ユーザーごとに最適なシステムを提供することが求められています。
キヤノンは、こうした市場動向にいち早く対応し、Javaベースのアプリケーションソフトを実行するためのプラットフォーム「MEAP」を開発し、昨年5月発売の機種から搭載してきました。「MEAP」を搭載したネットワーク複合機は、後から機能の追加や拡張ができるので、ユーザーニーズにきめ細かく対応することが可能です。また、キヤノンは外部のソフトウェア開発会社に、「MEAP」対応アプリケーションソフトを開発するための開発ツールを公開し、ソフトウェア開発の協力関係を構築してきました。