"PowerShot G6" は、「G5」(2003年6月発売)の後継機種として、ユーザーからの声を最大限に反映し、画質・機能・レスポンス・デザインなどのあらゆる面で進化を遂げた、PowerShot Gシリーズの新世代モデルです。従来機種で定評のある大口径比光学4倍ズームレンズを採用し、光学系を5.0メガピクセルから7.1メガピクセルにパワーアップしたCCDの特性に合わせて最適化したことで、クラス最高レベルの高画質を達成しました。撮影機能としては、待望の9点測距AiAFを追加したほか、起動時間の短縮やAF・ズーム動作の高速化を図り、さらなるクイックレスポンスを実現しました。デザイン面では、「G5」のベースとなった「G3」(2002年10月発売)から約2年ぶりにデザインを一新し、より快適な操作性と高級感を両立しています。さらに、バリアングル型液晶モニターの画面サイズを従来の1.8型から2.0型に大型化しつつ、本体構造のレイアウトを全面的に見直したことにより、高機能・高性能をこれまで以上にコンパクトなボディに凝縮しました。
"PowerShot S70" は、"G6" と同じく新開発の高精細7.1メガピクセルCCDを搭載した、「S60」(2004年6月発売)の上位機種です。28-100mm相当(35mmフィルム換算)の広角・高倍率ズームレンズには、ガラスモールド非球面レンズとして世界最高※の屈折率を誇る、新開発の「UAレンズ」を採用しており、高精細CCDとの組み合わせで高画質を実現するとともに、レンズユニットの小型化とボディのスリム化・軽量化に貢献しています。また、アルミマグネシウム合金を使用したボディは、落ち着きのあるダークグレーとブラックのツートーンカラーに仕上げ、上位機種にふさわしい高級感と精悍なイメージを演出しています。
"PowerShot A95" は、PowerShot Aシリーズの最上位機種である「A80」(2003年10月発売)の後継機種です。同シリーズとして初めて5.0メガピクセルCCDを搭載したほか、AF/AE枠を画面内でユーザーが自由に移動できる「アクティブフレームコントロール」を採用するなど、上位シリーズなみの撮影機能を数多く盛り込みました。また、新設の「ナイトスナップ」「キッズ&ペット」を含む8種類のポジションから、撮影場面に応じた最適な設定が簡単に選べる「スペシャルシーンモード」など、キヤノンのデジタルカメラとして最多となる合計21通りの撮影モードが楽しめます。さらに、バリアングル型液晶モニターの大型化(1.5型から1.8型へ)や「イージーダイレクトボタン」の追加など、使い勝手も向上させました。
"PowerShot A85" は、2004年3月に発売された「A75」の後継機種です。CCDを3.2メガピクセルから4.0メガピクセルへ高画素化し、画質面でのさらなる強化を図りました。撮影場面に応じた6種類のポジションから選べる「スペシャルシーンモード」を含む、合計18通りの撮影モードにより、様々な撮影状況でも簡単に高画質な画像が得られます。さらに、9点測距AiAFや、縦/横位置を自動的に検知する「SIセンサー」、最速1/2000秒のシャッタースピードなど、優れた撮影機能を数多く搭載しています。
"PowerShot A400" は、PowerShotシリーズのエントリーモデルである「A310」(2004年3月発売)の後継機種です。ユーザーからの要望が高かったズームレンズ(光学2.2倍)を搭載し、より幅広いシーンの撮影を可能としました。8種類のポジションをもつ「スペシャルシーンモード」も備えており、多彩な撮影場面に対応します。繊細なヘアライン加工を施したアルミ製フロントパネルの採用により、高品位なデザインに仕上げるとともに、個性に合わせて選べる、「雫(SHIZUKU)」「空(SORA)」「萌(MOE)」「杏(ANZU)」という4色のカラーバリエーションを用意しました。
※ キヤノン調べ。2004年8月16日現在。
【デジタルカメラ市場動向】
2003年のデジタルカメラの総出荷台数(全世界)は、対前年比76.8%増の約4,341万台、うち国内出荷は約844万台、輸出は約3,497万台でした。2004年においては、対前年比40.3%増の約6,090万台(国内出荷は約942万台、輸出は約5,148万台)になることが予想されています。(カメラ映像機器工業会調べ)