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2004年8月20日
APS-Cサイズの画面サイズをもつデジタル一眼レフカメラに
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 EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM |
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 EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM |
 EF-S18-55mm F3.5-5.6 USM |
● キヤノンズームレンズEF-S17-85mm F4-5.6 IS USM ‥‥価格(税別) 87,000円 (発売日:2004年 9月下旬) ● キヤノンズームレンズEF-S10-22mm F3.5-4.5 USM ‥‥価格(税別) 98,000円 (発売日:2004年11月下旬) ● キヤノンズームレンズEF-S18-55mm F3.5-5.6 USM ‥‥価格(税別) 30,000円 (発売日:2004年 9月下旬)
EF-Sレンズは、撮像素子が35mmフルサイズよりも小さい画面サイズ（APS-Cサイズ）のデジタル一眼レフカメラに最適な光学系とメカ構造を採用したレンズで、同時発表の "EOS 20D" と、全世界で大ヒットを記録している「EOS Kiss Digital」（2003年9月発売）でのみ使用※2することができます。同レンズに対応したEOSカメラの画面サイズに合わせてイメージサークルを小径化しているほか、レンズ最終面から撮像面までの距離を短くしたショートバックフォーカス光学系を採用※3することも可能な設計になっています。また、EF-Sレンズに対応していないカメラへの誤装着を防止するメカ構造を採用するとともに、カメラ本体内のミラーボックスに傷をつけないように、レンズ後端に保護用のゴムリングを施しています。新製品 "EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM" は、広角から望遠まで幅広くカバーする5倍のズーム比を備えた、 "EOS 20D" にベストマッチの標準ズームレンズです。35mmフォーマット換算で27-136mm相当の焦点距離イメージと、軽量・コンパクト化の両立を図るとともに、EFレンズとして初めて両面を非球面とするガラスモールド非球面レンズを採用し、ズーム全域で優れた高画質を実現しています。また、シャッタースピード換算※4で約3段分の補正効果を発揮する高性能の手ブレ補正機構や、フルタイムマニュアルフォーカス機構を搭載するなど、使いやすさも十分に配慮しました。
新製品 "EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM" は、APS-Cサイズの画面サイズをもつデジタル一眼レフカメラで本格的な超広角撮影を行いたいというユーザー向けに開発されたレンズです。35mmフォーマット換算で16-35mm相当の焦点距離イメージと、軽量・コンパクト化の両立を図るとともに、非球面レンズやスーパーUDレンズといった特殊光学材料を使用することで諸収差を良好に補正し、ズーム全域で優れた高画質を実現しています。また、フルタイムマニュアルフォーカス機構も搭載しています。
「EF-S18-55mm F3.5-5.6 USM」を含め、いずれもデジタル一眼レフカメラの撮像素子部分で反射した光が画質に悪影響を及ぼさないように配慮した光学設計を採用したほか、コーティングの最適化により、フレアやゴーストの抑制と良好なカラーバランスの両立を実現しています。
※2 EOS 20DおよびEOS Kiss Digital以外のEOSカメラには装着できません。2004年8月20日現在。
※3 ショートバックフォーカス光学系を採用していないEF-Sレンズもあります。
※4 手ブレを防ぐ限界の目安である「1/（焦点距離×1.6）」秒に対して。
【開発の背景】
昨年9月に「EOS Kiss Digital」の専用レンズとして開発されたEF-Sレンズ「EF-S18-55mm F3.5-5.6 USM」は、高画質でありながら、軽量・コンパクト化を実現したコストパフォーマンスに優れるレンズとして、ユーザーからの高い評価を獲得しました。今回、「EOS Kiss Digital」と同じく、APS-Cサイズの画面サイズを備え、EF-Sレンズにも対応したデジタル一眼レフカメラ "EOS 20D" の投入に合わせて新開発のEF-Sレンズ2本を用意し、ラインアップのさらなる充実を図ります。
"EOS 20D" や「EOS Kiss Digital」のユーザーは、50種類以上のEFレンズを使用できるだけでなく、手ブレ補正機構を搭載した標準ズーム "EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM" 、超広角ズームの "EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM" 、さらには軽量・コンパクトの標準ズーム「EF-S18-55mm F3.5-5.6 USM」から、ニーズに合わせて最適なレンズを選択することができます。
