ニュースリリース
2004年7月27日

キヤノンが印刷支援ソフトを発売
"imageWARE Publishing Manager Professional Edition"



キヤノンは、複写業や軽印刷業、ビジネスコンビニ、一般企業の内製印刷といったオンデマンド印刷市場を対象として、印刷支援ソフトウェア "imageWARE Publishing Manager Professional Edition(イメージウェア・パブリッシングマネージャー・プロフェッショナル・エディション)" を8月下旬より発売します。

キヤノンimageWARE Publishing Manager
Professional Edition 1ライセンスパック
‥‥価格(税別) 25万円(発売日:2004年8月下旬)
キヤノンimageWARE Publishing Manager
Professional Edition 3ライセンスパック
‥‥価格(税別) 60万円(発売日:2004年8月下旬)



新製品 "imageWARE Publishing Manager Professional Edition" は、ワープロ、表計算などのアプリケーションソフトで作成したファイルやスキャンした紙文書のデータを取り込み、ページのレイアウト割り付けと印刷方法を設定し、複合機などを利用して印刷、帳合までを行うためのソフトウェアです。2002年4月に発売された「Standard Edition」の高機能版として開発されたもので、その優れた操作性を継承しつつ、データ取り込み機能や画像補正機能を大幅に強化することで、効率的な業務フローと高品位なオンデマンド印刷を実現します。

データ取り込みでは、「imageRUNNER」シリーズの「リモートスキャン」に新たに対応することで、複合機のシンプルな操作画面を使って、紙文書の画像データを同ソフトウェアに取り込むことができます。これにより、スキャンデータの配信先を指定しコピーボタンを押すだけの簡単操作で、スピーディーに紙文書の画像データをインポートすることが可能です。
画像補正面では、黒点除去機能や枠消し機能の搭載により、スキャンする時に写りこんだゴミやパンチ穴などを消去して紙文書を電子データ化できるため、紙文書情報の効率的な再利用とその高品位な印刷を実現します。

【市場動向と開発の背景】

近年、改訂期間が短く需要予測が困難なパンフレットの印刷や、ワン・トゥ・ワン・マーケティングのための顧客別カタログのプリントなどにおいて、少量多品種の資料をタイムリーかつ低コストで制作できるオンデマンド印刷が注目されています。また、複写業の新しいビジネスとして、オフィスに散在する紙文書の電子化サービスが立ち上がりつつあり、この新市場において、より高品位な電子化ツールと編集ツールが求められています。
こうした中で、キヤノンは、リソース共有、編集の容易性、データベース化といったデジタル印刷ワークフローの利点を最大限に活用するためのソフトウェアとして、新製品 "imageWARE Publishing Manager Professional Edition" を開発しました。2002年4月に発売された「Standard Edition」の高機能版で、オンデマンド印刷のための多彩な機能を備えるとともに、紙文書の高品位な電子化サービスにも対応できるソフトウェアです。キヤノンの複合機「imageRUNNER」シリーズとの連携機能を強化するとともに、読み込んだ紙文書データの画像品質を向上させるための多様な画像補正機能を搭載しました。

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