ニュースリリース
2004年6月1日

写真もビデオも高画質なデジタルビデオカメラ
「写真DV」 "IXY DV M3 KIT" と "FV M20 KIT" を発売



キヤノンは、デジタルビデオカメラの新製品として、コンパクトなボディに2.2メガピクセルCCD、RGB原色フィルター、映像エンジン「DIGIC DV」を搭載し、写真もビデオも高画質を実現した "IXY DV M3 KIT" および "FV M20 KIT" を、6月中旬より順次発売します。

IXY DV M3 KIT(本体のみ)
IXY DV M3 KIT(本体のみ)
FV M20 KIT(本体のみ)
FV M20 KIT(本体のみ)

キヤノンデジタルビデオカメラ IXY DV M3 KIT‥‥オープン価格 (発売日:2004年7月中旬)
キヤノンデジタルビデオカメラ FV M20 KIT‥‥ オープン価格 (発売日:2004年6月中旬)



新製品 "IXY DV M3 KIT" は、スタイリッシュなデザインの縦型2.2メガピクセル機として、2003年9月の発売以来高い評価を得ている写真DV「IXY DV M2 KIT」の後継機です。スパークリングシルバーを基調とした高品位で操作しやすいデザインのボディに、高精細なCCDを活かす解像力を備えた、超小型光学10倍キヤノンズームレンズを搭載することで、動画・静止画ともにさらなる高画質化を図りながら、コンパクト化を同時に実現しています。
また、パソコンとのインターフェースにUSB2.0 High-Speedを採用することにより、動画・静止画のファイル転送を高速かつ簡単に行えます。

新製品 "FV M20 KIT" は、今年3月に発売された写真DV「FV M100 KIT」の上位機種で、高精彩、高解像度な画像を実現する高倍率光学14倍ズームレンズを搭載した2.2メガピクセル機です。長時間撮影しても疲れにくいラウンドグリップや、スタイリッシュな2層メタリック塗装、メタル感を強調する金属パーツの採用など、操作性、機能性を含めたデザイン面での差別化を図っています。

今回の新製品はいずれも、高精細2.2メガピクセルCCD、色再現性に優れるRGB原色フィルター、独自開発の高性能映像エンジン「DIGIC DV」を搭載し、動画・静止画ともに高画質を実現しています。
高精細CCDを有効活用することで、ワイドテレビの画面いっぱいに迫力のある高画質映像を再生することができる高解像度ワイドTVモードや、フルデジタル化した新デジタルオーディオLSIによる迫力のある音再現など、高度化する家庭のAV環境にあわせた多彩かつ実用的な機能を多数搭載しています。

さらに、撮影した静止画をワンプッシュで簡単にプリントできる「イージーダイレクトボタン」を装備するとともに、ダイレクトプリントの標準規格「PictBridge(ピクトブリッジ)」への対応により、「PictBridge」に対応したプリンターであればメーカーや機種に関係なく幅広くダイレクトプリントを行えるようにしました。このほか、高速連写機能や動画・静止画同時撮影機能、オートフォーカス枠選択機能など、写真を楽しむための機能を充実させています。

【デジタルビデオカメラの市場動向】

2003年のデジタルビデオカメラ(DVC)の市場規模は、全世界ではビデオカメラのデジタル化がより一層進んだことにより、対前年比約35%増の約862万台であったと推定されます。一方、既にデジタル化が約98%と進んでいる国内においても、さらなる小型化や静止画における画質の向上などにより、新たな需要が創出されて市場が拡大し、対前年比約21%増の約157万台であったと推定されます。2004年は、全世界で引き続きデジタル化が進み、約1,000万台の市場になると予想されます。
(キヤノン調べ)

【開発の背景】

キヤノンでは、動画はもちろん静止画まで高画質に撮影できるデジタルビデオカメラを「写真DV」と称し、昨年9月、「FV M1 KIT」と「IXY DV M2 KIT」を市場に投入しました。この「写真DV」は、ビデオカメラに「高画質な静止画」という付加価値を求めていたユーザーに大きな反響をもって迎えられました。この流れを受け、「写真DV」の新しいラインナップとしてメガピクセル機ながら小型・軽量化を図った「FV M100 KIT」を今年3月に発売し、同じく好評を得ています。
新製品の "IXY DV M3 KIT" と "FV M20 KIT" は、さらに進化した「写真DV」として、2.2メガピクセルCCD、RGB原色フィルター、映像エンジン「DIGIC DV」を搭載して、さらなる高画質化を実現しながら、コンパクト化やデザイン面でも進化を図るなど、より高い付加価値を求めるユーザーの声に応えるために開発したモデルです。

このページのトップへ
戻る