2004年5月20日
フラットベッドスキャナーの新製品を発売
さらなる機能・性能アップを実現したスタンダードモデル "CanoScan 5200F"
キヤノンは、フラットベッドスキャナーの新製品 "CanoScan 5200F" を、5月28日より発売します。
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CanoScan 5200F |
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キヤノン カラーイメージスキャナ CanoScan 5200F |
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オープン価格 |
(発売日:2004年5月28日) |
新製品 "CanoScan 5200F" は、優れたコストパフォーマンスで好評を博しているCanoScanシリーズのスタンダード機「CanoScan 5000F」(2002年10月発売)の後継モデルで、普及価格を実現しながら、フィルムスキャンをはじめとした機能・性能のさらなる向上を図ったものです。 六角形状画素(ダイヤモンドピクセル)を用いた2,400dpiの「Canon's Hyper CCDⅡex.」を搭載することで、よりクリアで質の高い画像を実現したほか、35mmフィルムの6コマ連続スキャンや、CanoScanの上位モデルにも採用されているキヤノン独自の赤外光検知方式によるごみ傷除去機能「FARE※1 Level2」を搭載するなど、フィルム読み取りにおいても大幅な性能アップを図りました。 また、スキャンスピードの高速化を実現し、特にフィルムにおいては従来機種の最大約五分の一※2の時間で読み取ることが可能になりました。さらに、USB2.0 Hi-Speedインターフェース(以下、USB2.0)の装備や、複数枚の写真原稿を1度にまとめて読み取り1枚ずつデータ化する「ワンパスマルチスキャン」などの機能が、すばやく快適な読み取り作業に貢献します。 このほか、シンプルな設定画面(UI)で操作性を高めたドライバーをはじめ、インクジェットプリンターPIXUSと連動してスキャンした原稿を色再現性高くプリントする「かんたんカラーマッチングプリント」や、使用頻度の高い「COPY」「SCAN」「PDF」「E-MAIL」の各機能の操作が簡単に行える4つの「EZボタン」、読み込んだ複数の画像を1つのPDFファイルとして保存する「PDF作成」など、使用環境を快適にする機能を数多く搭載しています。
※1 Film Automatic Retouching and Enhancement
※2 インターフェース:USB2.0、解像度:2,400dpiにてスキャンした場合。
【フラットベッドスキャナー市場動向】
近年、スキャナー市場は各社製品のさらなる高解像度化が進み、これまで主流だった1,200dpiから、この2年ほどの間に2,400dpiやそれを超える高解像度モデルへの移行が進んでいます。また、製品技術の進歩により、雑誌や紙焼き写真などの反射原稿だけでなく、従来は高価で手間のかかったフィルムなどの透過原稿の読み取りも、ますます身近になりつつあります。その背景には、大容量の画像データが容易に扱えるパソコンの高性能化と、すばやい転送が可能な高速インターフェースの登場があります。特に、USB2.0については本格的な普及が進んでおり、さらなる高解像度、高速スキャナー時代の到来が予想されます。 また、デジタルカメラの普及によってデジタル環境が急速な広がりを見せる中で、過去の紙焼き写真やフィルム、印刷物などをスキャナーでデジタル化し、保存・利用するという需要が再認知されつつあります。 (キヤノン調べ)
【開発の背景】
キヤノンでは、多様なニーズにきめ細かく対応するため、よりコンパクトで手軽にスキャンできるモデルからフィルムスキャンや高速スキャンなどが可能な高機能モデルまで幅広い製品群を取りそろえています。 今回の新製品 "CanoScan 5200F" は、ホームユース・ビジネスユースを問わず、反射原稿に加え、高性能で快適なフィルム読み取りを求めるユーザーに向けて開発されたモデルで、「CanoScan 5000F」の後継機として普及価格を追求しながらワンクラス上の性能や高品質を実現しています。この新製品の提供によって、2,400dpiモデルのさらなる普及促進を狙うとともに、フラットベッドスキャナーのトップブランドとして、国内のみならず世界においても一層のシェア拡大を目指します。
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