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キヤノンがHDTVシネカメラ用レンズのラインアップを一新
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| FJs55mm | HJ8×5.5B KLL-SC |
| ● | キヤノンFJs5mm T1.7 | ‥‥ 発売日:2004年7月より順次 |
| ● | キヤノンFJs9mm T1.5 | ‥‥ 発売日:2004年7月より順次 |
| ● | キヤノンFJs14mm T1.5 | ‥‥ 発売日:2004年7月より順次 |
| ● | キヤノンFJs24mm T1.5 | ‥‥ 発売日:2004年7月より順次 | ● | キヤノンFJs35mm T1.5 | ‥‥ 発売日:2004年7月より順次 |
| ● | キヤノンFJs55mm T1.6 | ‥‥ 発売日:2004年7月より順次 |
| ● | キヤノンHJ8×5.5B KLL-SC | ‥‥ 発売日:2004年5月 |
| ● | キヤノン ACV-235 | ‥‥ 発売日:2004年8月 |
| この件に関するお問い合わせ先
キヤノン販売株式会社 映像機器営業部 TEL ０３－３７４０－３３０４ (直通) |
新製品 "FJsシリーズ" は、2002年発売の「FJシリーズ」を一新したもので、55mmの固定焦点レンズを新たにシリーズに加えるとともに、全てのレンズで鉛フリー化や有害物質の廃絶を実現しています。 "FJsシリーズ" は、 "FJs5mm T1.7" 、 "FJs9mm T1.5" 、 "FJs14mm T1.5 " 、 "FJs24mm T1.5 " 、 "FJs35mm T1.5" 、 "FJs55mm T1.6" から構成され、従来シリーズの優れたコントラストと高解像力を継承しつつ、カラーバランスの均一化を図ることで色再現特性の統一を達成しています。また、新たにフランジバック調整機構を追加するほか、鏡筒径の統一によりマットボックスやフィルターの系列共通化を図るなど、ユーザーの視点に立った快適な操作性を実現しています。
新製品 "HJ8×5.5B KLL-SC" は、主にデジタルシネマ用に開発された、ハイコストパフォーマンスのズームレンズで、1台で5.5mmから44mmまでの焦点距離レンジをカバーします。また、キヤノン独自の光学素子と、その素子特性を最大限に引き出す独自の光学設計技術「パワーオプティカルシステム」、さらにはHi-UD (Hi Index Ultra Low Dispersion)ガラスや蛍石を採用することにより、高い光学仕様を実現しています。
新製品アナモフィックコンバーター "ACV-235" は、デジタルシネマ用としては世界初となるHD対応の高機能アナモフィックコンバーターです。これにより、映像の上下を切り取ることなくHDTVカメラ（アスペクト比16：9）の撮像素子上にスコープサイズ（アスペクト比2.35：1）の映像を写しこむことが可能となります。また、このコンバーターはキヤノン製デジタルシネマ用レンズとの組み合わせにより最良の性能が発揮できるよう最適設計が施されています。なお、これらの製品は、4月19日から22日までアメリカのラスベガスで開催される放送機器展「NAB 2004」に出展されます。
【市場動向と開発の背景】
昨今、映画やCMなど、従来はフィルムカメラで制作されていた分野において、フィルムと同じ秒間24フレームのレートを持つHDTVシネカメラを用いるケースが増加しています。その理由として、CG（コンピューター・グラフィックス）や各種エフェクト処理が容易に行えることや、撮影された映像を映画、CM、HDTV間で容易に共有できることから、質の高い作品を低コストで制作できることなどが挙げられます。
この市場で使用されるレンズに対しては、非常に高い光学仕様および光学性能、さらにシネ用途に適した操作性が要求されるため、固定焦点レンズをシリーズで揃えるのが一般的です。キヤノンはこれまで、「FJシリーズ」として5本の固定焦点レンズを発売してきましたが、新たに望遠系の55mm固定焦点レンズを加えてシリーズを一新し、レンズの操作性向上、および高い光学性能を実現した "FJsシリーズ" を発売します。
また、ハイコストパフォーマンスのズームレンズとして5.5mmから44mmまでの焦点距離レンジをカバーする "HJ8×5.5B KLL-SC" と、デジタルシネマ用としては世界初となるHD対応高性能アナモフィックコンバーター "ACV-235" も同時に発売します。
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