ニュースリリース


2004年2月19日

バブルジェットプリンタ「PIXUS」のラインアップを拡充
○さらに進化したコンパクトなノート型プリンター "PIXUS 80i"
○8色インクを採用した最高画質のA3ノビ機 "PIXUS 9900i"
○超写真画質と高速印刷を両立した6色インクのA4機 "PIXUS 960i"



キヤノンは、「PIXUS(ピクサス) iシリーズ」の新製品として、写真画質の大幅な向上を図った3機種を3月上旬から順次発売します。


PIXUS 80i PIXUS 9900i
PIXUS 80i PIXUS 9900i

PIXUS 960i
PIXUS 960i

キヤノン バブルジェットプリンタ PIXUS 80i ‥‥‥‥‥‥価格(税別) オープン価格 (発売日:2004年3月上旬)
キヤノン バブルジェットプリンタ PIXUS 9900i ‥‥‥‥‥‥価格(税別) オープン価格 (発売日:2004年4月上旬)
キヤノン バブルジェットプリンタ PIXUS 960i ‥‥‥‥‥‥価格(税別) オープン価格 (発売日:2004年3月中旬)



新製品3機種は、「PIXUS」の基幹技術であるNew「MicroFine Droplet Technology」と、写真として好ましく鮮やかな色再現を実現した画像処理の基準、New「キヤノンデジタルフォトカラー」をベースに、画質にこだわりを持つユーザーの目にもかなう真の最高画質を実現したモデルから機能的なノート型まで、幅広いラインアップを取り揃えたものです。

新製品 "PIXUS 80i" は、斬新なデザインと高いパフォーマンスを実現した超小型・軽量のノート型プリンターとして好評を博している「PIXUS 50i」(2003年3月発売)の後継機です。今回新たに、最小2pl(ピコリットル)という極小インク滴の吐出を可能にしたスーパーフォトノズルを搭載することにより、飛躍的な写真画質の向上を図ったほか、Bluetooth(ブルートゥース)による無線印刷(オプション)やダイレクトプリントの標準規格「PictBridge(ピクトブリッジ)」に対応したカメラダイレクトなど、通信機能を充実させました。また、カメラ付き携帯電話からのワイヤレス出力機能「プリントビーム」においては、シール紙への印刷や絵文字メールの印刷、さらには16面までのレイアウト印刷にも新たに対応しました。

新製品 "PIXUS 9900i" は、最高4,800dpi×2,400dpi※1の高解像度と、全印刷モードにおいて2plの極小インク滴を吐出するスーパーフォトノズル、従来の超写真画質モデルで使用されていた6色にレッドとグリーンを加えた8色インクの採用など、究極の写真画質を実現するための高度な技術を数多く搭載したPIXUSシリーズの最高級機です。ノズル数が各色768本、合計6,144本という超多ノズルヘッドの採用により、高画質のみならず高速印刷も可能にし、A4サイズの写真画像でわずか約36秒、A3サイズにおいても約65秒で出力することができます。※2このほか、デジタル一眼レフカメラで撮影したRAWデータをリアルタイムで画像調整できるアプリケーションソフト「Digital Photo Professional」※3と、調整した画像を簡単かつ忠実な色合いで印刷できる同梱ソフト「Easy-Photo Print Ver.2.1」との連携により、画像調整から印刷までを高いレベルで効率よく行う環境を提供します。

新製品 "PIXUS 960i" は、A4モデルのフラッグシップモデル「PIXUS 990i」(2003年10月発売)の兄弟機です。全印刷モードにおいて2plという極小インク滴と6色インクシステムを採用することで高精細印刷を可能にしたほか、A4サイズのフォト画像が約1分という高速出力も実現しています。また、「PictBridge」を含むカメラダイレクトや、普通紙等と写真用の印刷用紙の同時積載を可能にする「フォトペーパーカセット」など、快適な写真出力をサポートする機能を搭載しています。さらに、用紙の表と裏に自動的に印刷する「自動両面印刷ユニット」と、本体の給紙トレイと併せて最大400枚の普通紙を給紙することができる「ペーパーフィードカセット」など、操作性の向上を図るオプションも用意しています。

※1 用紙の下端で最高4,800dpi×1,200dpiになります。
※2 スーパーフォトペーパー「速い」モードにて印刷時。
※3 「EOS-1D」「EOS-1Ds」「EOS-1D Mark Ⅱ(2004年4月下旬発売)」に対応しています。(2004年2月19日現在)

【インクジェットプリンターの市場動向】

インクジェットプリンターの市場において、2003年の国内出荷台数は約500万台、世界では約5,500万台になったと思われます。今年は、デジタルカメラ市場における一眼レフカメラの本格的な普及や、カメラ付き携帯電話のカメラ機能の高性能化などにより、プリンターの使用形態の変化やユーザー層のさらなる広がりが予想され、複合機を含めたインクジェットプリンター市場全体の活性化が期待されます。製品においては、飛躍的な画質の向上と高速化、高機能化を遂げる一方で、市場から寄せられる「より高画質なものをより速く、より便利に」という要望が一層高まっています。

 IDC調べ。

【開発の背景】

キヤノンは2002年秋にバブルジェットプリンタ「PIXUS iシリーズ」を発売して以来、高速印刷・高画質の両立や小型化、高性能化をさらに高いレベルで実現することで製品全体のレベルを引き上げるとともに、超高画質モデルからノートブックタイプにいたるまで、ユーザーの様々な用途に応える幅広いラインアップを展開してきました。
今回は、ノートブックタイプにはさらなる画質の向上と機能性の強化を、A3ノビ対応モデルには8色インクシステムなど先進技術を結集して最高級機にふさわしい画質と性能を、またA4フォトモデルにはより快適な写真出力のサポートをそれぞれ盛り込み、多様化するユーザーニーズにマッチした新製品を提供することで、満足度の高いデジタル環境づくりに貢献したいと考えています。


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