"PowerShot Pro1" は、あらゆる面で最高の次元を目指したPowerShotシリーズのフラッグシップモデルです。クラス最高レベルの高解像度を実現した8.0メガピクセルCCDに加え、EOSシリーズ用EFレンズで高画質の証として定評のある「Lレンズ」を搭載しました。UDレンズや非球面レンズのほか、デジタルカメラ用として世界で初めて「蛍石」を採用することで、二次スペクトル(残存色収差)を含む諸収差をズーム全域にわたり良好に補正し、コンパクトサイズでありながら、28-200mm相当(35mmフィルム換算)の広角から望遠までをカバーする光学7倍ズームと、F2.4-3.5という大口径比を実現しています。
"PowerShot S1 IS" は、キヤノンがデジタルカメラ用として世界で初めて開発したシフト式光学手ブレ補正機構を備えた、光学10倍ズームレンズ(38-380mm相当)を搭載しています。3.2メガピクセルCCDとの組み合わせで多彩な撮影を可能にするばかりでなく、本格的な動画撮影にも対応しており、ビデオカメラにも迫る、VGA(640×480画素)・30フレーム/秒の高解像で滑らかな動画撮影が行えます。さらに、動画撮影中もAF・AE・AWB(オートホワイトバランス)が作動し、ズームやAF/AEロックなどの操作も可能です。動画撮影中のズーミングによる操作ノイズを収録しないように、ズームレンズの駆動にはキヤノンが世界で初めて実用化した、高速/静音駆動のUSM(超音波モーター)を使用しています。
"IXY DIGITAL 500" "IXY DIGITAL 450" "IXY DIGITAL 30a" の3機種は、昨年のロングセラーモデルとなった「IXY DIGITAL 400」(2003年3月発売)と「IXY DIGITAL 30」(同5月発売)の後継機種で、これまでの優れた性能とデザインをベースに、さらなる機能の充実を図りました。最大の特長である「イージーダイレクトボタン」は、キヤノンが提唱する「カメラダイレクト」の簡単さ・楽しさをより一層広げるもので、ワンプッシュ操作でのダイレクトプリントや画像転送が可能です。このほか、各種証明書用写真サイズのプリントが簡単にできる「IDフォトプリント」や、動画ファイルを一定間隔の連続したコマとしてプリントする「ムービープリント」など、プリント関連の新機能を充実させています。
なお、 "500" は、IXY DIGITALシリーズとして初めて5.0メガピクセルCCDを搭載し、より高精細な画像記録を実現しました。 "450" は4.0メガピクセル、 "30a" は3.2メガピクセルCCDを搭載しています。
"PowerShot A75" は、3.2メガピクセルCCDと光学3倍ズームレンズを搭載し、ハイコストパフォーマンスモデルとして全世界で高い評価を得た「PowerShot A70」(2003年3月発売)の後継機種です。CCDの画素数とズーム倍率という基本性能は踏襲しつつ、グリップ部を中心としたデザインの見直しや液晶モニターの大型化(1.5型から1.8型へ)により、さらに操作性を向上しました。新しいIXY DIGITALシリーズと同様の「イージーダイレクトボタン」やプリント関連の新機能に加え、雪山や海辺など6種類の撮影場面に応じた最適な設定が簡単に選べる「スペシャルシーンモード」を搭載しています。
"PowerShot A310" は、3.2メガピクセルCCDと33mm相当の高解像単焦点レンズを備えたエントリーモデル「PowerShot A300」(2003年4月発売)の後継機種です。 "A310" においても従来機種の安定した基本性能は引き継ぎつつ、「イージーダイレクトボタン」やプリント関連の新機能を搭載し、初心者ユーザーもデジタルフォトの楽しさを満喫できる製品に仕上げています。
いずれの製品も、定評のあるキヤノン独自開発の高性能映像エンジン「DIGIC」を搭載し、高速・高精度のAF・AE・AWB制御を実現する「iSAPSテクノロジー」などの先進技術により優れた高画質を実現するとともに、ダイレクトプリントの標準規格「PictBridge」にも対応しています。