ニュースリリース


2003年10月2日

簡単に機能を追加・強化できる高速ネットワーク複合機を発売
「MEAP」 搭載の"キヤノン imageRUNNER i iR6060i/iR5160i"



キヤノンは、スキャナー/プリンター/コピー機能を備えるととともに、アプリケーションソフトのインストールにより、簡単に機能を追加・強化することが可能な高速ネットワーク複合機2モデルを10月27日に発売します。


キヤノン imageRUNNER i iR6060i
キヤノン imageRUNNER i iR6060i
オプションのサドルフィニッシャーなど装着時。

キヤノン imageRUNNER i iR6060i ‥‥価格(税別) 295万円 (発売日:2003年10月27日)
キヤノン imageRUNNER i iR5160i ‥‥価格(税別) 265万円 (発売日:2003年10月27日)



新製品 "imageRUNNER i iR6060i/iR5160i" は、 「imageRUNNER i iR6050i/iR5150i」 の後継機種で、60枚/分の高速出力 (iR5160iは51枚/分、いずれもA4ヨコ) やアモルファスシリコンドラムによる高耐久性など優れた基本性能を継承しつつ、今回新たにJavaTM言語で開発されたアプリケーションソフトを実行させる、キヤノン独自のプラットフォーム 「MEAP※1 (ミープ) 」 を採用しています。 「MEAP」 対応のアプリケーションソフト※2をインストールすることで、出力枚数の部門別集計機能の追加や、ネットワークセキュリティ機能の強化など、ニーズに合わせて機能を拡張することが可能です。
また、コピーやプリント時に生成されるデジタル画像データをジョブ終了と同時に消去※3したり、個人認証機能を用いてスキャン画像の電子メール送信履歴を把握するなど、高度なセキュリティー管理を実現しています。このほか、業界標準のプリンタードライバー 「BMLinkS統合プリンタドライバ」 への対応に加え、帳票類を効果的に電子化する 「シングルページPDF生成機能」 、ペーパーレスファクスを実現する 「FAX受信転送機能」 ※4を採用するなど、ネットワーク環境を活用して業務効率を高めるための多彩な機能を備えています。
なお、 「MEAP」 対応アプリケーションソフトのラインアップは今後一層拡充される予定です。

※1 Multifunctional Embedded Application Platformの略です。
※2  「MEAP」 対応アプリケーションソフトの詳細については、こちらをご参照下さい。
※3 オプションの 「セキュリティキット・A1」 が必要です。
※4 オプションの 「スーパーG3 FAXボード・L1」 が必要です。

【デジタル複合機の市場動向】

デジタル複合機の2002年における出荷台数は、世界市場で約280万台、国内市場で約55万台でした。2003年は、カラー機の需要が堅調に推移し、世界市場では約310万台、国内市場では約60万台と予想されています。 (キヤノン調べ)

【開発の背景】

近年、デジタル技術や通信技術の進展により、複合機はネットワークと接続してパソコンなどの他の情報機器と組み合わせて利用されるようになりました。これに伴い、ネットワーク複合機は他の情報機器とパッケージで導入されることが多くなり、画質や操作性はもちろん、他の情報機器との親和性に対するニーズが高まってきています。

キヤノンは、こうした市場動向にいち早く対応し、Javaベースのアプリケーションソフトを実行するためのプラットフォーム 「MEAP」 を開発し、2003年5月発売のネットワーク複合機 「iR3350iシリーズ」 (出力スピードが33枚/分のiR3350i、同28枚/分のiR2850i、同22枚/分のiR2250i) にはじめて搭載しました。 「MEAP」 を搭載したネットワーク複合機は、 「MEAP」 対応のアプリケーションソフトをインストールすることで、後から必要な機能を追加したり、強化することができるので、ユーザーニーズにきめ細かく対応することが可能です。また、システムインテグレーターにとっては、扱いやすいJava言語を用いて 「MEAP」 対応アプリケーションソフトを開発できるため、ネットワーク複合機と他の情報機器とのより柔軟な連携を図ることができます。

新製品 "imageRUNNER i iR6060i/iR5160i "は、高速出力と高耐久で定評のある 「iR6050i/iR5150i」 にキヤノン独自のプラットフォーム 「MEAP」 を組み入れたモデルです。これにより、キヤノンの 「imageRUNNER」 シリーズは、システム拡張に優れた 「MEAP」 対応モデルにおいても22枚/分から60枚/分までラインアップが揃うこととなります。


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