新製品はいずれも、複合機市場のカラーシフトを牽引するための戦略商品で、先進のカラー入出力機能を備えつつ、モノクロ専用機と同等の省スペース、生産性、ハイコストパフォーマンスを達成しています。また、独自の画像処理チップ 「カラー iR コントローラ」 や 「高圧縮PDF生成機能」 により、情報量の大きいカラー文書をモノクロ文書と同じ感覚で軽快にプリント※3したり、電子化してネットワークで配信※3することが可能です。
新製品 "iR C3100" は、カラーで7枚/分、モノクロで31枚/分 (いずれもA4ヨコ) の出力スピードを備えるほか、徹底した省スペース設計を図ることで、業界最小※1となる幅565mmのコンパクトボディを実現しています。また、色の再現性に優れた新開発エンジンを搭載しながらも、モノクロ機にせまる価格帯を達成しています。
新製品 "iR C6800" は、カラーで15.5枚/分、モノクロでは業界最速※4の68枚/分 (いずれもA4ヨコ) の出力スピードを備えるとともに、耐久性に優れたA-Si (アモルファスシリコン) ドラムを搭載しています。また、2006年施行の欧州環境規制 「RoHS指令」 を先取りする最新の環境技術を数多く採用しています。
なお、新製品 "iR C3100" は機能の組み合わせにより4つのモデル※3を、新製品"iR C6800"は2つ※3のモデルを用意しており、使用環境に合わせて選択することができます。
※1 2003年8月末現在。両面機能を備えたカラー複合機において本体幅を比較。
※2 詳細はこちらをご覧下さい。
※3 商品紹介ページのモデル別比較表を参照。モデルによってはオプションが必要です。
※4 2003年8月末現在。カラー複合機において。
【カラー複写機/複合機市場動向】
2002年のカラー複写機/複合機の市場規模は、世界市場で約20万台、国内市場で約11万台でした。2003年においては、プリプレスや印刷といったグラフィック・アーツ市場の拡大はもとより、オフィスドキュメントのさらなるカラー化が進み、世界市場では前年比約40%増の約28万台、国内市場では約35%増の約15万台と予想しています。 (キヤノン調べ)
【開発の背景】
デジタル技術や通信技術の飛躍的な進歩により、写真画像やカラー文書のデータをインターネットで素早くパソコンに呼び出すことが可能となり、オフィスではカラードキュメントの利用率が急激に高まっています。
こうした中、キヤノンは昨年11月、情報量の大きなカラー文書をモノクロ文書と同じ感覚で軽快にプリントしたり、ネットワークで配信することができるカラーネットワーク複合機 「iR C3200/iR C3200N」 を発売し、市場から高い評価を得ています。
新製品 "iR C3100" および "iR C6800" は、 オフィスのカラーシフトを牽引するために開発されたモデルで、 「iR C3200」 の優れたカラー入出力機能を踏襲しつつ、モノクロ専用機と同等の省スペース、生産性、ハイコストパフォーマンスを達成しています。
今回の新製品投入により、 「Color imageRUNNER」 シリーズは、ハイブリット中速機 「iR C3200/iR C3200N」 (カラー、モノクロともに32枚/分) 、コストパフォーマンスに優れた低中速機 "iR C3100" (カラー7枚/分、モノクロ31枚/分) 、ハイスペックな高速機 "iR C6800" (カラー15.5枚/分、モノクロ68枚/分) というラインアップが揃うことになります。キヤノンは、今回のラインアップ拡充を機に、オフィスカラー市場でのリードをより一層磐石なものにして行きます。