新製品 "CF-SL70" は、パーソナルファクスとしては斬新なアルミ素材を大型ディスプレイの外装に使用し、コンパクトで高級感のあるフォルムに仕上げた 「FAXPHONE Sシリーズ」 のフラッグシップモデルです。65,536色HVGAの表現力を持つ、パーソナルファクスとしては最大※1の8.9インチという大型カラー液晶ディスプレイを搭載し、受信したファクスをA4サイズ幅そのままの大きさでフル表示することができるほか、画面上で操作方法や便利な使い方などを表示する 「かんたん操作ガイド」 を備え、スムーズな操作を可能にします。
新製品"CF-SL70"および、5.1インチの大型液晶ディスプレイを搭載した"CF-SL50/SL50W"の3モデルは、NTT東日本・NTT西日本の 「Lモード※2」 サービスに対応しており、電子メール (Lメール) の送受信や各種情報を容易に得ることができるほか、 「メール音声読み上げ」 機能やNTT東日本・NTT西日本が今年7月15日にサービスを開始した 「写真Lメール」 および 「イラストLメール」 を利用することも可能です。このほか、予定を登録できるだけでなく登録した予定をあらかじめ設定した日時に音声やメールで※2通知する 「おしらせカレンダー」 機能も装備しています。
新製品"CF-S10/S10W"は、電話とファクスの基本性能を使い勝手よくシンプルにまとめた普及モデルです。3.4インチのモノクロ液晶ディスプレイを搭載しているほか、ピクト表示のマルチキーを採用することにより、見やすさと操作性を向上させています。
新製品全機種において、多くの携帯電話に採用されている折りたたみ式のディスプレイと大型十字キーを搭載することで、デザインの良さと優れた操作性を両立させました。このほか、家庭内での使用を考慮した新たな試みとして、掃除の際や小さな子供による誤操作を防ぐ 「キーロック」 機能や、ペン立てスペースなども設けています。
また、各機種に同梱のコードレス子機においては、電話機としての基本機能を備えながら、 「モーニングコール」 やパーソナルファクスとして初※1の 「キッチンタイマ」 など、生活に役立つ便利な機能も搭載しています。
※1 国内のパーソナルファクスとして、2003年9月11日現在。
※2 別途、NTT東日本またはNTT西日本との契約が必要です。
【パーソナルファクス市場動向】
国内のパーソナルファクス市場は、電話機からの買い替えや、ファクスの多機能化による新しい機種への買い替え需要などにより、ここ数年、約250万台から300万台程度の安定した規模を維持しています。今後、さらなる高機能化や、NTT東日本・NTT西日本の 「Lモード」 対応機など、需要の増加が見込まれます。 (キヤノン販売調べ)
【開発の背景】
キヤノンは、1996年に世界初※のカラーコピー機能を搭載した 「CF-H1/CF-H1CL」 を発売し、家庭用ファクシミリ市場に本格参入して以来、常に先進の技術を取り入れた製品開発を行ってきました。これまで、独自のBJ方式による印刷技術を中核にしたフルカラーファクスを提供してきましたが、今回、様々なユーザーニーズに応えるべく、熱転写方式を採用した5モデルを、 「FAXPHONE」 シリーズの新ラインアップに加えました。スタイリッシュ (Stylish) なデザインと、簡単で快適な操作性 (Simple) 、実用的で便利な機能 (Smart) という3つの 「S」 をコンセプトに開発された新製品は、リビングルームにおいて様々な生活シーンで活躍します。
※ パーソナルファクスとして。