新製品 "FV M1 KIT" は、ハイアマチュアクラスの高い要求にも応える高画質と撮影機能を実現した、キヤノンの単板式デジタルビデオカメラの最上位機種です。2.2メガピクセルCCD※1や優れた色再現性をもつRGB原色フィルター、独自開発の映像エンジン
「DIGIC DV」 を搭載し、動画・静止画ともに高画質を実現しています。レンズには、光学式手ブレ補正機能と虹彩絞りを備えた高性能なキヤノンレンズを採用しており、光学11倍の全ズーム領域においてブレがなくボケ味の美しい映像が得られます。また、従来よりも広い画角で16:9撮影が可能なため、ワイドテレビの画面いっぱいに迫力のある高画質映像を再生することができます。さらに、上位機種である3CCDデジタルビデオカメラ
「XV2」 (2002年7月発売) の多彩なマニュアル機能の多くを搭載したほか、撮影条件を容易に設定できるモードダイヤルや、明るく見やすい3.5型の液晶モニターを採用するなど、優れた操作性を実現しています。
新製品 "IXY DV M2 KIT" は、高品位デザインの縦型メガピクセル機として高い評価を得ている "IXY
DV M" の後継機です。2.2メガピクセルCCD※1、RGB原色フィルター、映像エンジン
「DIGIC DV」 を搭載し、動画・静止画ともに高画質を実現しています。メタリックグレーを基調とした高品位なコンパクトボディに、2.2メガピクセルの高精細CCDを活かす解像力を備えた新開発の超小型光学10倍キヤノンズームレンズを搭載しています。また、レバーやボタンの配置を見直すことで、基本操作を片手で全て行える優れた操作性を実現しています。このほか、静止画撮影の充実を図り、内蔵フラッシュ連動の高速連写をはじめとする様々な機能を搭載しています。
新製品 "IXY DV 5 KIT" は、スタイリッシュなデザインで好評を得ている "IXY DV 3"
の後継機で、ボディカラーにパールホワイトとメタリックシナモンオレンジを採用した、ファッション性の高い超小型・軽量の縦型モデルです。球面収差や歪曲収差を抑える非球面レンズ2枚を使用することで高い描写性能を備えた超小型の光学10倍キヤノンズームレンズ、総画素数68万画素CCD※2、独自開発の映像エンジン
「DIGIC DV」 を搭載することで高画質を実現しています。
今回の新製品はいずれも、カメラ映像機器工業会 (略称:CIPA) が策定したデジタルカメラとプリンターを用いたダイレクトプリントの標準規格
「PictBridge (ピクトブリッジ) 」 に対応したデジタルビデオカメラです。これにより、キヤノンのカメラダイレクト対応機種はもちろんのこと、
「PictBridge」 に対応のプリンターであればメーカーや機種に関係なく、パソコンを介さずにビデオカメラと直接つないで、本体内のSDメモリーカードに記録されたJPEG画像を簡単にプリントすることができます。
※1 テープ記録時の有効画素数は約123万画素。カード記録時の有効画素数は約200万画素。
※2 テープ記録時の有効画素数は約34万画素。カード記録時の有効画素数は約63万画素。
【デジタルビデオカメラの市場動向】
2002年のデジタルビデオカメラ (DVC) の市場規模は、全世界ではビデオカメラのデジタル化がより一層進んだことにより、対前年度比約140%の約670万台であったと推定されます。一方、既にデジタル化が95%程度と進んでいる国内においては、対前年度比約108%の約135万台であったと推定されます。2003年は、全世界で引き続きデジタル化が進み、約860万台の市場になると予想されます。(キヤノン調べ)
【開発の背景】
近年、デジタルカメラの急速な普及とその高画質化・高機能化により、ビデオカメラにも動画はもとより、静止画の画質や機能の向上を求めるユーザーの声が高まっています。この声に応えて、キヤノンではデジタルカメラにもひけをとらない200万画素超のCCD、色再現性に優れるRGB原色フィルター、独自開発の高性能映像エンジン
「DIGIC DV」 の3つを合わせることで、動画も静止画も高画質なモデルの開発に至りました。