発表日 2003年3月31日
キヤノンが放送用の22倍ズームレンズを発売
20倍クラスで世界一のワイド端を実現した “キヤノンJ22e×7.6B”
キヤノンは、放送用途の20倍クラスで世界一※1のワイド端を実現した小型・軽量のENG/EFP※2用22倍ズームレンズ“キヤノン J22e×7.6B”を7月より発売します。
キヤノン J22e×7.6B
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キヤノン J22e×7.6B(IRSDタイプ※3) |
‥‥‥‥‥‥価格(税別)230万円 |
(発売日:2003年7月下旬) |
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キヤノン J22e×7.6B(IASDタイプ※4) |
‥‥‥‥‥‥価格(税別)245万円 |
(発売日:2003年7月下旬) |
※1 |
2003年3月25日現在、放送用レンズとして。 |
※2 |
Electronic News Gathering : 報道用/Electronic Field Production : フィールド中継用。 |
※3 |
マニュアルフォーカスタイプ。 |
※4 |
フォーカスモーター内蔵タイプ。 |
この件に関するお問い合わせ先
キヤノン販売株式会社 映像機器営業部
TEL 03-3740-3304
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新製品“キヤノン J22e×7.6B”は、1998年に発売された「J21a×7.8B」の後継機種で、22倍ズームレンズでありながらワイド端7.6mmという、20倍クラスで世界一の高仕様を実現するとともに、デジタル制御機能と環境対応設計の完成度をさらに高めています。
ズームポジションやズームスピードなどをデジタル制御するユニット「Digital Drive(デジタルドライブ)」に、新たに情報ディスプレイと十字操作キーを採用することにより、レンズ情報の表示はもちろん、多彩なデジタル制御機能を容易かつ迅速に設定できる優れた操作性を実現しています。さらに、デジタル制御機能の設定内容を最大9件まで保存できるため、複数のユーザーが同一レンズを使用する場合や、特殊な撮影技法をランダムに繰り返す際に力を発揮します。
また、光学系や電気系の多くの部品で環境負荷物質を削減し、各国の環境規制をクリアしています。
なお、同製品は4月7日より米国ラスベガスで開催される放送機器展「NAB2003」に出展されます。
【開発の背景と市場動向】
放送用レンズ市場は、今後デジタルの地上波放送や衛星放送の普及に伴い、映像表現のさらなる高度化が求められると予想されます。また、環境への関心が世界的に高まる中、プロ機材である放送機器においても環境配慮設計が強く求められています。
キヤノンはこうした市場動向を捉え、クラス最高の仕様と光学性能を備えた“J22e×7.6B”を投入します。新製品は、放送業界のデジタル化に対応する多くの機能を搭載することで、テレビカメラマンのプロフェッショナルな映像表現をサポートするとともに、グローバル規模で整備が進む環境規制への対応も満足しています。また、放送用テレビレンズで初めて情報ディスプレイを搭載した新デジタルドライブは、従来製品で定評のある各種デジタル機能を一層充実するとともに、操作性の大幅な向上、カスタマイズ機能の強化などを図ることで、様々な用途や撮影シーンにきめ細かく対応することができます。
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