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オリジナリティあふれるデジタルイメージング作品を全世界で募集
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この件に関するお問い合わせ先
キヤノン・デジタル・クリエーターズ・コンテスト東京事務局 TEL 03-6226-6206 |
デジタル時代、インターネット時代の本格的な到来にあわせて、パソコンやデジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、カラープリンター、ソフトウェアなどが急速に普及し、誰もが手軽に画像や動画、音声を用いて創作活動やコミュニケーションを行える環境が整いつつあります。
こうした中、キヤノンはデジタルイメージング技術を核とした製品およびソリューションを提供するリーディングカンパニーとして、これらを使用して新しい映像表現の可能性に挑戦する才能を発掘・支援することを目的に、“キヤノン・デジタル・クリエーターズ・コンテスト”を2000年から毎年開催しています。第3回目の昨年は、作品の受付拠点を海外にも広げてコンテストのグローバル化を図り、第2回目より約6割多い5,205作品が合計77の国・地域から寄せられました。第4回を迎える今年は、東京、ニューヨーク、アムステルダム(オランダ)、香港に受付拠点を設けて、引き続きグローバル規模で、プロ・アマチュアを問わず斬新でオリジナリティーにあふれる作品を募集します。
募集部門は、前回と同様、デジタルフォト、デジタルグラフィック/イラスト、デジタルムービーおよびWEBの4部門で、各部門においてゴールド賞(1作品)、シルバー賞(1作品)、ブロンズ賞(3作品)、入賞(5作品)、キヤノン賞(1作品※)がそれぞれ選出され、ゴールド賞のUS$20,000をはじめとする総額US$117,000の賞金および副賞としてキヤノン製品が贈呈されるほか、協賛企業賞も用意されています。作品審査においては、審査員に国内外の映像・グラフィック分野で活躍する第一人者((1)デジタルフォト部門:英国のクリエイティブ集団tomato、ケイト・ギブ氏、(2)デジタルグラフィック/イラスト部門:若野桂氏、tomato、(3)デジタルムービー部門:中野裕之氏、スコット・ロス氏、(4)WEB部門:ジョシュア・デイビス氏、tomato)を、また、コンテストスーパーバイザーに武蔵野美術大学の柏木博教授を迎え、最前線で活躍するクリエーターの目でデジタル映像表現の新時代を切り拓く独創性、新規性、表現力、メッセージ性に富んだ作品を選出します。
なお、受賞者の発表および表彰式は、2003年12月5日(金)にスパイラル(東京都港区青山)で実施し、12月6日(土)から14日(日)にかけて、同会場において受賞作品展を開催する予定です。
※デジタルフォト部門ではネイチャー(自然、植物、動物など)ならびに人物(家族、友人など)を題材に扱った作品の中から各1作品ずつ計2作品に対してキヤノン賞を贈呈します。
● 【コンテストの概要】 |
項目 | 内容 | ||||
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主催 | キヤノン株式会社 | ||||
協賛 | アドビ システムズ株式会社/Adobe Systems Inc. ベネトン ジャパン株式会社/Benetton Group S.p.A. マクロメディア株式会社/Macromedia Inc. キヤノン販売株式会社/Canon U.S.A., Inc./Canon Europa N.V./Canon Europe Ltd./佳能(中国)有限公司/Canon Singapore Pte. Ltd./Canon Hongkong Co., Ltd./Canon Australia Pty. Ltd. |
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後援 | CG-ARTS協会、財団法人デジタルコンテンツ協会 | ||||
応募対象 | プロ、アマチュア不問、未発表作品限定 | ||||
応募方法 | 応募申込書の必要事項をすべて記入し、作品とともにコンテスト事務局まで送付して下さい。WEB部門はオンラインならびにFAXでの応募も可能です。 | ||||
応募先 |
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作品応募期間 | 2003年3月24日(月)~9月4日(木) *2003年9月4日17:00(各作品受付拠点の現地時間)を過ぎて到着した応募は一切受け付けません。 |
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審査発表・授賞式 | 2003年12月5日(金) 会場:スパイラルホール(スパイラル3F) *本コンテストの公式ホームページでも受賞者および受賞作品を公開します。 |
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受賞作品展 | 2003年12月6日(土)~14日(日) 会場:スパイラルガーデン(スパイラル1F) | ||||
賞金総額 | US$117,000 |
〇デジタルフォト(プリント)部門
- デジタルカメラで撮影した写真、デジタル化された写真をストレートに、もしくは加工してプリントした作品。
〇デジタルグラフィック/イラスト(プリント)部門
- コンピュータを使用して制作されたイラストレーションやグラフィックなどをプリントした作品。
〇デジタルムービー部門
- デジタルビデオカメラにより撮影した映像を加工・編集して制作された実写映像作品やCGアニメーション作品。(1作品3分以内、フォーマットはDV、DVD、VHS/S-VHSのいずれか)
〇WEB部門
- Internet Explorer 5.0/Netscape Navigator 4.7以上で閲覧可能なインターネット上の映像/グラフィック作品。(インタラクティブ/ノンインタラクティブは問いません)
- ※審査のため、2003年9月5日(金)0:00から11月30日(日)24:00(日本時間)の間は、応募時に指定したURLで応募作品を閲覧できるようにしてください。また、この期間は一切の更新を停止してください。(BBSなどの更新は可)
デジタルフォト(プリント)部門、デジタルグラフィック/イラスト(プリント)部門、デジタルムービー部門、WEB部門の4部門それぞれにおいて以下の各賞が選出されます。
ゴールド(1作品) :賞金US$20,000、キヤノン製品※1および授賞式ご招待 シルバー(1作品) :賞金US$5,000およびキヤノン製品※1 ブロンズ(3作品) :賞金US$1,000およびキヤノン製品※1 入賞(5作品) :キヤノン製品※1 キヤノン賞(1作品※2) :賞金US$1,000およびキヤノン製品※1
※1 キヤノンのコンパクトデジタルカメラ、またはBJプリンタ(それぞれUS$1,000以内の製品)を贈呈します。 ※2 デジタルフォト部門ではネイチャー(自然、植物、動物など)ならびに人物(家族、友人など)を題材に扱った作品の中から各1作品ずつ計2作品に対してキヤノン賞を贈呈します。 *協賛企業賞(アドビ システムズ賞:アドビ製品、ベネトン・グループ賞:イタリアFABRICA視察旅行、マクロメディア賞:マクロメディア製品)は全ての部門を対象に適宜贈呈されます。
〇デジタルフォト(プリント)部門 | |
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tomato(イギリス/クリエイティブ集団) TV-CM、グラフィック、映画タイトル、出版、マルチメディア、ファッション、建築プロジェクト、企業コンサルティングなど、その活動範囲はジャンルを超えて幅広く、音楽シーンではKarl HydeとRick Smithが“underworld”として活動している。最近では各地でワークショップを開くなど、教育の分野にも意欲的に取り組んでいる。 |
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ケイト・ギブ(シルクスクリーン・アーティスト) 大学でテキスタイルを学んだ後、シルクスクリーン印刷を使った創作を専門とし、雑誌・出版はもとより、デザイン集団やミュージシャンとのコラボレーションなど、幅広く活動。ケミカル・ブラザーズのここ2作のアルバム・ジャケット制作も担当。また、彼女のテキスタイルに対する造詣の深さや、色彩への鋭い感覚から、ドリスヴァンノッテン、リーバイス、アーガイルなどといった、ファッションブランドからの仕事のオファーも多い。2004年にロンドンで個展を開催する予定。 |
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〇デジタルグラフィック/イラスト(プリント)部門 | |
若野 桂(イラストレーター/アートディレクター) 1980年代後半から主にコンピューターのベジェ曲線を駆使した独特のタッチで作品を制作。DJ Krush、竹村延和らをはじめとする国内外のミュージシャンにレコード・ジャケットをはじめ数多くの作品を提供。1998、1999、2000年の米NIKE社バスケットボール・キャンペーン、電子レンジ「MEKOOR」、クマ犬型AIBOのデザインなど、プロダクトのコンセプトからデザインまでも手掛けるイラストレーター。 |
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tomato(イギリス/クリエイティブ集団) | |
〇デジタルムービー部門 | |
中野 裕之(映像作家/ピースデリック有限会社所属) 1958年生まれ。早稲田大学商学部卒業。テレビ局に5年間勤務の後、映像制作活動に入る。音楽的映像作家として、MTVアワード6部門にノミネートされたデイーライトの作品をはじめ、国内外多数の音楽クリップを手がける。また、イルカのDVD「Peace Blue」、水の DVD「水Water」、サーフィン短編「Splash Dance」など独特の映像作品を送り出している。1998年以来、映画作家としても「SF Samurai Fiction」、「SF STEREO FUTURE」、「RED SHADOW 赤影」を監督。今年は、プロデュース&監督の新作「SF Short Films」を公開。現在は特にピースな映像活動に力をいれている。 |
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スコット・ロス(デジタルドメイン社 社長兼CEO) デジタル映像プロダクションとして特撮映画やTV CMの制作で特殊効果サービスの全般を提供している。映画『奇蹟の輝き』(1998年)、『タイタニック』(1997年)で米国アカデミー賞、『フィフス・エレメント』(1998年)で英国アカデミー賞を獲得。その他にもグラミー賞、クリオ賞など、数々の賞を受賞し、その革新的な技術と芸術性でワールドクラスの名声を確立している。最近の映画作品では、ドリームワークス製作の『タイム・マシーン』、キャメロン・クロウ監督の『バニラ・スカイ』、ロン・ハワード監督の『ビューティフル・マインド』などで特殊効果を担当している。 |
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〇WEB部門 | |
ジョシュア・デイビス(アーティスト/テクノロジスト) ニューヨークを拠点に活動するアーティスト。Web上だけにとどまらず、Off the Webでもプライベート作品、公共作品を制作する“テクノロジスト”。彼のホームページ(http://www.praystation.com)は、国際的に最も栄誉あるサイバーアート&デザインのコンテストPrix Ars Electronica 2001の「Net Excellence」部門で最優秀賞のGolden Nicaを受賞。現在、ニューヨーク市のSchool of Visual Artsでインストラクターを務めるかたわら、自身の作品、着想、モチベーションなどについての講演を世界各国で行っている。 |
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tomato(イギリス/クリエイティブ集団) | |
〇コンテストスーパーバイザー | |
柏木博(武蔵野美術大学教授、デザイン批評家) 1946年神戸市生まれ。武蔵野美術大学卒業。デザイン史専攻。 視覚的なデザインや空間のデザインを通して、近代の思考や感覚を読み解く作業を続けている。インダストリアルデザインから都市テクノロジー批評など幅広く論じる。また、国内外で、多くの展覧会を企画している。主な著書に「近代日本の産業デザイン思想」、「デザインの20世紀」、「モダンデザイン批判」などがある。 |
“キヤノン・デジタル・クリエーターズ・コンテスト 2003” キービジュアル
*本年のキービジュアルは、審査員のtomatoが制作しました。コンセプト等については、後日コンテストの公式ホームページに掲載します。また、プレス関係者向けホームページ(web.canon.jp/cdcc/press)より、上記キービジュアルおよび2002年度の主な受賞作品のデータをダウンロードすることができます。