発表日 2003年2月24日
キヤノンは、業務用の全天候型リモート情報カメラの新製品として、小型・軽量のカメラ一体型リモート雲台“キヤノン リモートコントロール・パン・チルトシステム NU-700N”を3月下旬より発売します。
NU-700N
● キヤノン リモートコントロール・パン・チルトシステム NU-700N‥‥‥‥‥‥価格(税別)120万円(発売日:2003年3月下旬)
キヤノン販売株式会社 映像機器営業部
TEL 03-3470-3304
新製品“NU-700N”は、観光名所やイベント、道路交通状況などの映像配信をはじめ、駐車場や工場の監視用など幅広い用途で利用可能な業務用のリモートコントロール・パン・チルトシステムです。ネットワークカメラサーバーを介して、インターネットやLANに接続することにより、カメラの向きやレンズのズーム、フォーカスなどを遠隔操作することが可能です。また、本体寸法272.5mm(幅)×329mm(高さ)×330mm(奥行)、重量約10kgの小型・軽量化を達成するとともに、3次元フォルムの親しみやすいデザインを採用しているので、さまざまな場所に違和感なく設置することができます。さらに、総画素数41万画素の3CCDカメラと光学20倍ズームレンズの搭載により、遠距離の被写体も鮮明に撮影できる高画質・高倍率を実現しているほか、映像信号を用いたビデオAFを採用し、操作性の大幅な向上も図っています。 【市場動向と開発の背景】 ブロードバンドネットワークの普及により、高画質/広帯域な画像をネットワーク経由で伝送できる環境が整備されつつあります。こうした中、放送用や情報配信用、監視用などの広い用途で、ネットワークに対応したリモートコントロール・パン・チルトシステムへのニーズが高くなっています。 キヤノンは、こうした市場動向を捉え、ビデオカメラとレンズ、回転台を一体化し、ネットワークカメラサーバーを介してネットワーク回線に接続して高画質動画映像を提供することができるリモートコントロール・パン・チルトシステムを発売します。