発表日 2003年2月26日

A2サイズの広幅デジタル複合機
“キヤノン imageRUNNER s iR700W/750W”を発売



キヤノンは、A2判対応のデジタル複合機“キヤノン imageRUNNER s iR700W”と、自動両面印刷機能を標準装備した上位モデル“キヤノン imageRUNNER s iR750W”を3月中旬に発売します。

キヤノン imageRUNNER s iR700W
キヤノン imageRUNNER s iR700W
(オプションのDADF-F1、KIPCON733C-V2、専用置台等装着時)


キヤノンimageRUNNER s iR700W ‥‥‥‥‥‥価格(税別) 168万円 (発売日:2003年3月中旬)
キヤノンimageRUNNER s iR750W ‥‥‥‥‥‥価格(税別) 178万円 (発売日:2003年3月中旬)




新製品“iR700W/750W”は、クラス最高※1の解像度600dpi、256階調の画質と、クラス最速※1の出力スピード(A4:毎分40枚、A2:毎分14枚)を備えているため、緻密な図面の出力やビジネス文書の大量コピーにおいて力を発揮します。また、A2サイズの等倍コピーが可能でありながら、インナートレイ排紙方式を採用することで、本体幅780mmの省スペース設計を実現し、オフィススペースを有効に活用することが可能です。さらに、専用のプリント・スキャンサーバー「KIPCON733C-V2」を接続すれば、A2判対応のネットワークプリンター/スキャナーとして利用できます。

プリンター機能※2としては、Windows®対応ドライバーやAutoCAD®向けのADI/HDIドライバーを標準で装備しているので、“iR700W/750W”の高速出力や高画質をそのままに、ビジネス文書はもちろんCADデータもプリントできます。ネットワークスキャナー機能※3としては、多様な通信プロトコルに対応してデータの自在な配信が行えるため、スキャンした図面を、電子メールの添付ファイルとして送付したり、文書管理ソフト「imageWARE Document Manager 2002」(別売)に直接格納して一括管理することにより、情報の効果的な活用と紙図面の削減を実現します。

【市場動向と開発の背景】

近年、CADやインターネットといったITインフラの発達に伴い、業務の効率化やTCOの削減を目的とするネットワーク化が急速に進んでおり、建設業、デザイン業においては、日々増大する図面や技術文書を電子化して、配信・共有・管理できる新しいシステムへのニーズが高まっています。キヤノンは、こうした市場の動向に対応すべく、定評のあるA2判デジタル複合機「iR70W/75W」(2000年12月発売)の後継機として、画質の完成度をさらに高めるとともに、オプションを装着すればネットワークプリンターやスキャナーとしても利用可能な“imageRUNNER s iR700W/750W”を投入します。

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