ニュースリリース


発表日 2003年1月15日


高倍率キヤノンズームレンズを搭載した小型・軽量のデジタルビデオカメラを発売
光学22倍ズームの“FV40 KIT”と光学18倍ズームの “FV300 KIT”



キヤノンは、小型・軽量ながら高倍率キヤノンズームレンズを搭載したデジタルビデオカメラ“キヤノン デジタルビデオカメラ FV40 KIT(愛称:撮レビアン FV40 KIT)”、および “キヤノン デジタルビデオカメラ FV300 KIT(愛称:撮レビアン FV300 KIT)”を2月下旬よりそれぞれ発売します。

FV40 KIT(本体のみ) FV300 KIT(本体のみ)
FV40 KIT(本体のみ) FV300 KIT(本体のみ)


キヤノン デジタルビデオカメラ FV40 KIT ‥‥‥‥‥‥価格 オープン価格 (発売日:2003年2月下旬)
キヤノン デジタルビデオカメラ FV300 KIT ‥‥‥‥‥‥価格 オープン価格 (発売日:2003年2月下旬)




新製品“FV40 KIT”は、コンパクトでスタイリッシュなボディに、高倍率の光学22倍キヤノンズームレンズを搭載しているほか、新採用の高精細68万画素CCD※1と独自開発のカメラ信号処理LSI「MACS(=Multi Architecture Camera System)」により動画、静止画ともに高画質化を実現しています。また、0.6倍ワイドアタッチメントを標準同梱することで広角側の撮影能力を強化し、実質約37倍の撮影領域を可能にしたほか、新たにSDメモリーカードにXGAサイズ(1,024×768pixel)の静止画およびMotion-JPEG形式の動画を記録する機能や、PCを介さずにキヤノンのBJプリンタ※2と直接つないで簡単に画像をプリントアウトできるダイレクトプリント機能を搭載しています。このほか、暗闇での撮影を可能にするスーパーナイトモードなどを新たに搭載し、多機能化を実現しています。

一方、新製品“FV300 KIT”は、初心者向けに機能を絞り込んだ姉妹モデルです。入門機ながら光学18倍の高倍率キヤノンズームレンズや、FV40 KITと同様の68万画素CCD、「MACS」を搭載することで高画質化を図るとともに、簡単かつ快適な操作性を実現しています。

なお、両機種ともにデジタルビデオカメラを使った双方向コミュニケーションを可能にする「DV Messenger」を同梱しているほか、電源などのアクセサリー類とソフトウェアを付属したオールインワンパッケージ形式を採用しており、優れたコストパフォーマンスを実現しています。
※1  総画素数は約68万画素。テープ記録時の有効画素数は約34万画素。カード記録時の有効画素数は約45万画素。
※2  カメラダイレクト対応BJプリンタ「PIXUS 895PD/535PD」

【同梱品】

FV40 KIT ワイヤレスコントローラーWL-D79、ステレオビデオケーブルSTV-250N、SビデオケーブルS-150、コンパクトパワーアダプターCA-570、バッテリーパックBP-512、ショルダーストラップSS-800、Canon Digital Video Solution Disk、Canon DV Network Solution Disk、インターフェースケーブルIFC-300PCU、8MB SDメモリーカード、ワイドアタッチメントWA-30.5
FV300 KIT ワイヤレスコントローラーWL-D80、ステレオビデオケーブルSTV-250N、SビデオケーブルS-150、コンパクトパワーアダプターCA-570、バッテリーパックBP-512、ショルダーストラップSS-800、Canon DV Network Solution Disk

【デジタルビデオカメラの市場動向】

2002年のデジタルビデオカメラ(DVC)市場は、全世界ではビデオカメラのデジタル化がより一層進んだことにより、対前年度比135%の640万台と推定されます。一方、既にデジタル化が95%程度と進んでいる国内においては、対前年度比108%の135万台であったと推定されます。(キヤノン調べ)

【開発の背景】

近年、パソコンの高性能化および低価格化やブロードバンドの普及に伴い、デジタルビデオカメラで撮影した映像を個人がパソコンで簡単に編集したり、動画配信をする環境が整いつつあります。こうした中、手軽な価格で購入でき、電源類等のアクセサリーを買い足すことなくすぐに使える、コンピューター入力機器としてのデジタルビデオカメラに対する需要が高まっています。
キヤノンは、このような市場動向を捉え、充実した基本機能を備えると同時に、ハイコストパフォーマンスを実現したアクセサリーキット込みのオールインワンパッケージ製品「キヤノン デジタルビデオカメラ FV30 KIT」(オープン価格)、および「キヤノン デジタルビデオカメラ FV200 KIT」(オープン価格)を昨年発売し、市場で高い評価を得ています。今回の新製品“FV40 KIT”および“FV300 KIT”は、オールインワンパッケージ形式を踏襲するとともに、より一層の高画質化、高機能化、高コストパフォーマンス化を求めるユーザーのニーズに応え、新68万画素CCDと独自開発のカメラ信号処理LSI「MACS(=Multi Architecture Camera System)」を搭載し、動画、静止画ともに高画質化を実現したほか、SDメモリーカードへのXGAサイズの静止画とMotion-JPEG形式の動画記録機能(FV40 KITのみ)や、PCを介さずに簡単に画像を出力できるダイレクトプリント機能(FV40 KITのみ)、「DV Messenger」など数多くの機能を新たに搭載しています。
これにより、キヤノンのデジタルビデオカメラのラインアップは、プロやハイアマチュアの厳しい要求にも応える3CCD機の「XL1S」および「XV2」を筆頭に、メガピクセル機の「IXY DV M」、超小型・軽量の「IXY DV 3」、ハイコストパフォーマンスの“FV40 KIT”および“FV300 KIT”となります。

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