プロジェクターの一部モデルでのエアフィルターカウンター誤動作について
2019年7月31日
キヤノンマーケティングジャパン株式会社
平素はキヤノン商品をご愛用いただき誠にありがとうございます。
プロジェクター商品の一部モデルにおいて、エアフィルターの交換時期を知らせるカウンターの誤動作(ファームバグ)が見つかりました。実際の交換時期よりも早いタイミングで、エアフィルター交換を促す警告が表示されます。ご利用のお客さまには大変ご不便をお掛けしております。
本事象の内容について下記の通り、ご案内申し上げます。
対象
商品名 | ファームウエアバージョン |
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WUX5800Z/WUX6600Z/WUX7000Z | Ver.01.020200 未満 |
4K600STZ | Ver.01.030300 未満 |
4K600Z | Ver.01.000200 未満 |
4K5020Z/4K6020Z | Ver.01.020100 未満 |
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バージョンは[メニュー]>[インフォメーション]画面にて確認できます。
事象の内容について
本来エアフィルターカウンターは光源の総点灯時間を表示しますが、今回の事象は本体電源コードがAC電源に接続されている間はスタンバイ状態でもカウンターがカウントされます。その結果、光源の総点灯時間よりも早いタイミングで、エアフィルター交換時期を知らせる警告表示が出ます。
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警告表示は20,000時間経過後に表示されます。使用開始後、常にAC電源に接続されていると約2年3ヶ月で警告表示が出ます。
参考情報
警告表示は[メニュー]>[システム設定]>[オンスクリーン]画面の「エアフィルター警告表示」の設定で警告を表示しないようにすることも可能です。
また、エアフィルターカウンターと同じく光源の総点灯時間を示すカウンターとして、 [メニュー]>[インフォメーション]画面で確認できる「プロジェクター使用時間」があります。
対応について
該当する本体のファームウエアをバージョンアップすることで、正しいエアフィルターカウンター時間に書き換えることが可能です。下記ダウンロードページより該当機種のファームウエアをダウンロードいただき、バージョンアップを行ってください。
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ファームウエアのバージョンアップを行うには、USBフラッシュメモリー(64MB以上の容量を推奨)をご用意いただき、新ファームウエアをルートディレクトリーに保存の上プロジェクター本体に差し込んでいただく必要があります。
- お客様相談センター(プロジェクター)
- 電話番号 0570-08-0071(ナビダイヤル)