チューブマーカーおすすめケーブルIDプリンター
チューブマーカーとは
回路の設計図面に基づき、制御盤などの端子台に接続される電線の線番や記号をチューブやラベルに印字するプリンターを指します。チューブプリンターや、マークプリンターなどとも呼ばれていますが、キヤノンでは、ケーブル(電線)にIDをつけるプリンターという意味で、ケーブルIDプリンターと呼んでいます。
チューブマーカーを選ぶ時の比較ポイント
1.価格だけではない。実はランニングコストも重要。
チューブマーカーは、数万円台から100万円を超える機械まで、価格帯に幅があります。
印字できるメディアの種類、チューブ径の太さ、印字スピードなどで、価格に差が出ます。また、見落としがちなのが、インクリボンなど消耗品のランニングコストです。キヤノンのケーブルIDプリンター用のインクリボン(RC-TU150B)なら、他社と比較して、30%以上※1ランニングコストを抑えることができます。
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キヤノンマーケティングジャパン調べ
2.小型かどうか
チューブマーカーは、持ち運びのできるポータブルタイプと、10kg以上の大型な据え置きタイプのプリンターに分かれます。MK5000/MK3000は、持ち運びしやすい取っ手のついたポータブルタイプなので、必要な時に、必要な場所で、必要な分のみ印刷することが可能です。重量は、約2.7kg(本体のみ)。また、別売で車での持ち運びに安心なハードケースもご用意しています。(MKシリーズ用ハードケース 品番:4007V631)
3.印字できるメディアの種類や、チューブの太さや種類
制御盤制作では、様々な種類、太さのケーブルを使用します。そのケーブルに対応するマークチューブを印字できるかどうかが、プリンター選びの重要なポイントです。MK5000/MK3000は、いずれもΦ1.5mm~Φ10mmのPVCチューブ及び熱収縮チューブを印字することが可能で、更に、Φ1.5mm~Φ6.5mmのフラットチューブ※2にも対応しています。
メディア | 機種 | |
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MK5000 | MK3000 | |
チューブ | Φ1.5~Φ10mm | |
チューブウォーマー※1利用時 | Φ1.5~Φ6.5mm | |
キープチューブ | Φ3.0~Φ5.5mm | |
熱収縮チューブ | Φ1.5~Φ10mm | |
フラットチューブ※2 | Φ1.5~Φ6.5mm | |
記名板※2 | 8/8.5/9.5/10mm | 不可 |
ラベルテープ | 白・黄・銀(6/9/12mm)※3 |
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オプションの「MKシリーズ用チューブウォーマー(TM-TW01 品番:5060C005)」が必要です。
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※2
オプションの「MKシリーズ用記名板・フラットチューブアタッチメント(TM-PT01 品番:5060C004)」が必要です。
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※3
銀は、6mmと9mmのみ
4.作業効率アップにつながるキープチューブをご用意
内側にヒダがついているキープチューブは、ケーブルに挿入後、振っても落ちにくいので、作業の効率アップに役立ちます。また、固定せずに指で簡単に位置をずらすことができるので、メンテナンス時にも役立ちます。更に、他のマークチューブに比べ、柔らかい構造のため、気温が低い環境でも、扱いやすいのが特長です。
5.電源のない場所でも作業ができるエネループ※1駆動対応
作業現場では、電源が確保できないことも多くあります。MK5000/MK3000は、いずれもエネループ駆動が可能です。さらに、寒い時期は、固くなったチューブを印字しやすくするため、チューブウォーマー※2を利用する場面も多くなります。キヤノンのケーブルIDプリンター MK5000/MK3000は、チューブウォーマーもエネループで駆動するので、利用シーンを選びません。電源のない場所でも、寒い時期でもご利用頂けます。
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※1
エネループおよびeneloopはパナソニックグループの登録商標です。ご利用の際は、「エネループ(eneloop)単3形スタンダードモデル」(品番:BK-3MCC)を使用してください。それ以外の電池は使用しないでください。火災、故障やけがの原因となることがあります。
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※2
MKシリーズ用チューブウォーマー(TM-TW01 品番:5060C005)は、オプション品です。
6.PCで作成したデータをプリンターに送信して印字が可能かどうか
多種多様な印刷用データを管理するのは、一苦労。キヤノンのMK5000なら、ケーブルIDプリンター専用のアプリケーションソフトとプリンタードライバー※1をPCにダウンロードすることで、印刷用のデータをPCで簡単に作成することができます。また、USBケーブル※2でプリンターと接続することで、PCで作成したデータをそのまま印刷することができ、印刷設定内容も同時に保存されるので、大量のデータ管理に役立ちます。さらに、必要なデータのみ抽出してプリンターに送信し保存することで、現場での臨機応変な対応に役立ちます。
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※1
MK5000に同梱のCD-ROMからインストール頂くか、キヤノンのHP>サポート>ソフトウエアダウンロード>大判プリンター/業務用プリンター>ケーブル/プレートプリンター>Mk>MK5000よりダウンロード頂けます。
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※2
市販のUSBケーブル(A-B タイプ)をご用意願います。
7.生産性が高いかどうか
チューブを大量に印刷するのであれば、生産性も重要なポイントです。
キヤノンのケーブルIDプリンターMK5000なら、同タイプの他社チューブマーカーと比較しても、高い生産性を誇ります。
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2021年当社調べ
機種 | MK5000 | 他社上位機種 |
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生産本数 | 3,300個/時 | 3,120個/時 |
印字条件 | カット長20mm、5文字(3mm全角)、半切りあり、Φ1.5mm~Φ6.5mm、カット強さ標準、環境:15℃~32.5℃ | 内径φ3.2mmチューブ、20mmピッチ、7文字印字 |
8.使いやすいかどうか
さまざまなメディアに印字可能なチューブマーカーですが、長く使う製品のため、使い易さも選ぶ時の重要なポイントです。キヤノンのMK5000/MK3000は、使い易さにおいて下記の特長があります。
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メディアのセットが簡単。チューブや記名板は、アタッチメントを通して、インクリボン部までセットするだけで完了。ラベルテープは先端を5~7mm出してセットするだけ。後は、センサーが自動感知し、ローラーが自動で送り出すので、セットに手間取りません。※1
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記名板の印字終わりをオートカットできるので、ハサミでカットする作業を軽減できます。※2
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チューブ、ラベルは半切りも全切りもオートカット。さらに、半切りの深さはお好みの深さに11段階から設定可能です。
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見誤りやすい、6と9に下線をつけることができます。(初期値はなし)
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半切りをしない場合(主に記名板)、ページ間に、点線、または実線で線を印字することができます。さらに、複数行印字する際には、行間に線をつけることもできます。
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自動電源オフ機能搭載なので、電気(電池)の無駄遣いを削減できます。
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液晶表示部分の言語を、「日本語」「英語」に切り替えられます。
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印字パターンが豊富。横向き/横書き、縦向き/縦書き、縦向き/横書きから、必要に応じで選べます。※3
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※1
記名板対応機種はMK5000のみ
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※2
記名板をカットした場合には、カッターの耐久回数が減少する可能性があります。
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※3
縦向き/横書きに印字できるのはMK5000のみ
市販の丸チューブ/フラットチューブ/ラベルテープ/記名板/など豊富なマテリアルに印字可能なキヤノンケーブルIDプリンターの印字サンプルをぜひ手に取って、その印字品位を実感してください。