キヤノンギャラリー東松 照明写真展:「太陽の鉛筆」

キヤノンフォトコレクションの中から、2012年に逝去された写真家 東松照明氏の代表作「太陽の鉛筆」16点を展示します。1969年のアメリカ占領下から本土復帰後に至る沖縄の姿をテーマに、精力的に取材した作品群です。時代に翻弄されながらも、変わらずたくましく生きる、人々の暮らしの様子が活写されています。
キヤノンフォトコレクションは、1994年よりキヤノンマーケティングジャパンが写真文化の発展のために集めている日本の優れた写真家の作品のコレクションで、現在1900点余りの作品を収蔵しています。
開催日程 | 会場 |
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2013年3月21日(木)~4月15日(月) | オープンギャラリー(品川) |
プロフィール
東松 照明(とうまつ しょうめい)
- 1930年
- 名古屋に生まれる
- 1950年
- 写真を始める
- 1954年
- 愛知大学卒業。上京し、岩波写真文庫のカメラ・スタッフとなる(~1956)
- 1958年
- 《地方政治家》などで第1回日本写真批評家協会新人賞を受賞
- 1959年
- 第5回毎日写真賞受賞。奈良原一高、細江英公、川田喜久治、佐藤明、丹野章とセルフ・エージェンシーVIVO設立(~1961)
- 1961年
- 長崎を取材。土門拳らと写真集『hiroshima-nagasakidocument 1961』(原水爆禁止日本協議会)刊行。同書は第5回日本写真批評家協会作家賞を受賞
- 1963年
- アフガニスタンを取材
- 1965年
- 多摩美術大学付属多摩芸術学園 写真科講師となる(~1969)
- 1966年
- 東京造形大学 映像科助教授となる(~1973)
- 1972年
- 沖縄に移住(~1973)
- 1974年
- 荒木経惟、深瀬昌久、細江英公、横須賀功光と共に講師となり、写真学校WORKSHOP開講(~1976)
- 1976年
- 写真集『太陽の鉛筆』で日本写真家協会年度賞受賞
- 1976年
- 同写真集で第17回毎日芸術賞、第26回芸術選奨文部大臣賞受賞
- 1987年
- 千葉に移住
- 1995年
- 紫綬褒章受章
- 1997年
- 日本写真協会入会。MODERN MASTERPIECES(ST.JAMES)受章
- 1998年
- 長崎に移住。第31回日本芸術大賞受賞(新潮文芸振興会主催)
- 2003年
- 第56回中日文化賞受賞(中日新聞社主催)
- 2005年
- 日本写真協会功労賞受賞(日本写真協会主催)
- 2006年
- 東海テレビ文化賞受賞
- 2008年
- 写真展「琉球・沖縄2人展」:比嘉康雄「琉球の祭祀」/東松照明「チューインガムとチョコレート in 沖縄」(キヤノンギャラリー S)開催
- 2012年
- 12月14日 逝去
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