キヤノンギャラリープロレス写真記者クラブ:第9回プロレス写真記者クラブ報道展「激闘!」

鍛え上げた強靭(きょうじん)な肉体をぶつけ合い、打撃技、投げ技、関節技など豪快な技の数々を繰り出すプロレスラーたち。手に汗握るその熱戦の模様をプロレス写真記者クラブ(会長:堀内良夫氏・東京スポーツ新聞社)のメンバーが活写しました。
このたび、現役プロレスラーたちが妙技を競う格闘シーンを中心に、過去の有名レスラーの試合を収めたモノクロ写真や、普段リングの上では見ることができないレスラーたちのプライベートシーンなど、選りすぐりの写真を122点集めて展示します。
なお、展示作品はすべてキヤノンの大判プリンター「imagePROGRAF」でプリントします。
開催日程 | 会場 |
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2007年5月18日(金)~6月7日(木) | オープンギャラリー(品川) |
堀内良夫メッセージ
当プロレス写真記者クラブにはスポーツ紙、専門誌、フリーを含め約100人以上の写真家が在籍し、全国各地で行われる試合を取材。報道は勿論ですがプロレスの醍醐味、感動、そして夢を与えるため取材活動しています。
今回は一昨年からの厳選した写真を展示させていただきました。必ず満足していただけると思います。
さて、近年プロレス人気はK-1、PRIDEに押され気味でした。人気低迷の原因はいろいろ考えられますが、安易な話題作りにマイクパフォーマンス、スター選手の不在、また団体の分裂からリングの中ではなく外の話題が多かったことなど、プロレス本来のあるべき姿から離れてしまった気がしてなりません。
人間ばなれした体力、パワー、燃えたぎる闘魂、高度な技の攻防などが希薄になったことでファン離れが起きてしまった感じがします。
1960年(昭和35年)力道山が空手チョップで空前の大ブームを巻き起こしてスタートした日本のプロレス。これをG馬場、A猪木が引継ぎ、競い合った2大巨頭時代。そして「昭和四天王」といわれたJ鶴田、天龍、長州、藤波のマット界世代抗争で話題に事欠くことなくプロレス界は強烈なインパクト、凄みがありました。しかし、そんな過去のことを懐かしがっても仕方ありません。不景気から脱皮しつつある今日、もう一度元気を取り戻し、息を吹き返してもらいたいと願ってやみません。
我々写真家も“激闘写真”で再びプロレスブームを呼び戻すため努力、精進したいと思っています。
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