ひしめき合う近代的なビル。
ブラジル人の団地とは桁違いの高層団地。
九龍城砦のイメージはすでに過去のもので、
香港は昔ながらのアジアを残した、
立派な大都市だった。
ひしめきあう高層建築の縦の線に囲まれた街を、
平衡感覚を失いながらさまよった約10日間。
路上を歩く視点だけでなく、
地面すれすれから見上げたり、トラムから見下ろしたり。
気配を感じては足を向け、
思いつくまま撮って歩いた。
新しいものと古いものが次々と視界に飛び込んでくる。
無心に追いかける。
Let’s Go.
明日は何処へ…。