三好耕三作品展:「SHASHIN 写真」キヤノンギャラリー

本展は、写真家 三好耕三氏による写真展です。
氏は1970年代に活動を始め、81年より8×10インチ判の大判カメラ、2009年以降は16×20インチ判の超大型カメラを持ち撮影を続けてきました。その途上で出会う光景に対峙し、綿密な描写で独自の写真世界を表現してきた氏の代表作品の中から、約32点を展示します。
展示作品はキヤノンの大判プリンター「imagePROGRAF」でプリントし、展示します。

開催日程 会場
2021年3月22日(月)~4月28日(水)
※ 来場される際はご来場のお客さまへのお願いをご確認ください。


10時~17時30分
※ 日曜・祝日休館
キヤノンギャラリー S(品川)

作家メッセージ

最近、物置を片付ける機会が増えてきた。だいぶ前の段ボール箱からこんな事を記したノートが出てきた。

「私は、ある潜在意識を伴った情景を目にし、その気配を感じた時に、あふれ出るバイブレーションを写真という平面に置き換えることで、写真表現をする。私が今までに体験した現実の情景や、あるいは、眠りから覚めたばかりの瞬間や、夢想として希望を託した情景は、潜在意識の澱となって、その写真表現となる。これらの多くは、幼い頃の体験である光景がchildhoodとなって私の脳裡に残っている。これらの潜在意識を伴った情景を写すこと、と同様に、私にとって重要なことは、子供が言葉を覚えたての頃、「これはなに?」「どうして?」と聞くように、今でも、いつでも「これはなに?」「なぜ?」と自分自身に問いかけ続けることである。私は写真をとおして、目の前の情景に対して、同じ問いかけを続けてゆく。」

1970年後期の頃の覚え書である。なんと幼稚で、なんと辿々しいことを綴っていたことだろう。反面、読み返すと、背筋を伸ばさせられる思いでもある。
今は、唯、目の前にあるものに対処し反応して、撮るか、撮らないか、だけである。

作家プロフィール

三好 耕三(みよし こうぞう)

1947年、千葉県生まれ。
1971年、日本大学芸術学部写真学科卒業
1970年代に写真家としてのキャリアをスタートさせ、1981年から8×10インチ判の大型カメラでの撮影を始める。
2009年からは16×20インチの超大型カメラに持ち替え、旅と撮影を続けている。
一会の傍観者として真摯な視線で、旅の途上で出会う光景に対峙する作風は、国内外ともに高い評価を得ている。

著作権について
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