本展は、写真家 熱田護氏による写真展です。
今年で通算500戦のF1取材を迎えた氏が、これまでに撮り溜めてきた作品を展示する集大成ともいえる写真展です。フィルムカメラから最新のデジタルカメラまで撮影してきた貴重な約150点の作品を、ヘルメットやユニフォーム、エンジンなどと合わせて展示します。
作品はすべてキヤノンの大判プリンター「imagePROGRAF」でプリントし、展示します。
キヤノンギャラリー熱田護写真展:500GP フォーミュラ1の記憶

開催日程 | 会場 |
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2019年12月19日(木)~2020年2月8日(土) ※ 日曜・祝日休館 |
キヤノンギャラリー S(品川)
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トークイベントのご案内
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日時2019年12月21日(土)13時30分~15時
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会場キヤノンホール S(住所:東京都港区港南2-16-6 キヤノン S タワー3階)
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内容ゲストに佐藤琢磨氏を迎え、撮影時のエピソードなどをお話しします。
- ※ゲストの登壇が急きょ変更になる場合があります。予めご了承ください。
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申込方法事前申込み(先着申込み順・参加無料)
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定員300名予定(先着順、参加無料)
ギャラリートークのご案内
作家による展示作品の解説やエピソードなどをお話しいただきます。
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日程2020年1月11日(土)・18日(土)・25日(土)
2020年2月1日(土)・8日(土)- ※2月8日は11時と15時にギャラリートークを行います。(所要時間は2時間程度)
混雑が予想されるため、手荷物はエスカレーター下のクロークに必ずお預けください。
ギャラリートーク終了後はプレゼント争奪じゃんけん大会を行います。
奮ってご参加ください。
- ※2月8日は11時と15時にギャラリートークを行います。(所要時間は2時間程度)
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会場キヤノンギャラリー S
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定員座席の用意はありません。
ご希望の方が多い場合には、入場を制限することがありますのでご了承ください。 -
入場料無料
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申込方法事前予約不要
作家メッセージ
2019年のベルギーグランプリでF1取材が500戦を迎えました。
初めてF1を撮影したのは1987年の日本グランプリ。
鈴鹿サーキットのオフィシャル撮影の仕事でした。当時はオートバイのレースを
中心に撮影していたので、F1にはほとんど興味がなく、ただ、その人気と
熱気の強さに驚いたのを覚えています。本格的にF1の撮影をしたのは
1991年からで、91年は6戦取材、92年から全戦取材を開始しました。
振り返ってみれば
F1はNAエンジンからハイブリッドPUへ、写真もフィルムから
デジタルへと大きく変わりました。しかし、現場に行って写真を撮るのだという
気持ちに変化はなく、チャンピオンを目指すドライバーのまなざしに変化はありません。
4輪モータースポーツの最高峰Formula Oneの世界。
その時代、自分がベストだと思う機材を担ぎ、レースの展開を予測して行動する。
新しい表現への挑戦と、多くの失敗を繰り返し、
次回こそ、来年こそは……もう少し、という思いで撮影を続けてきたら
29年間という月日が積み重なっていました。
時の流れとともに、見ていただければと思います。
作家プロフィール
熱田 護(あつた まもる)
1963年三重県鈴鹿市生まれ。東京工芸大学短期大学部写真技術科卒業。
85年ヴェガ インターナショナルに入社。坪内隆直氏に師事し、2輪世界GPを転戦。
92年よりフリーランスとしてF1をはじめとするモータースポーツや市販車の撮影を行う。
広告のほか、雑誌「カーグラフィック」(カーグラフィック社)、「Number」(文藝春秋)、「デジタルカメラマガジン」(インプレス)などに作品を発表している。
日本レース写真家協会(JRPA)会員/日本スポーツ写真協会(JSPA)会員
写真展
- 1992年
- フォーカシングワン(アクシスギャラリー)
- 1999年
- 一瞬の中の永遠(キヤノンサロン)
- 2003年
- イグニッション(キヤノンサロン)
写真集
- 1992年
- 「フォーカシングワン」(FREE PRESS)
- 1994年
- アイルトン・セナ写真集「サウダージ」(山海堂)
- 1996年
- CD-ROM写真集「フォーミュラワン」(メディアミューズ)
- 1999年
- 「Turn in」(三樹書房)
- 2002年
- 「on the limit」パナソニック・トヨタ・レーシング写真集(二玄社)
- 2003年
- 「IGNITION」(TOKIMEKIパブリッシング)
- 2006年
- 「皇帝ミハエル・シューマッハ フォトドキュメント」(山海堂)
- 2009年
- 「The F1 Spirit Takuma SATO」佐藤琢磨ビジュアルブック(二玄社)
- 2010年
- 「Time to say goodbye」トヨタF1写真集(三樹書房)
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