イベントPHOTONEXT 2018 キヤノンブース レポート

PHOTONEXT2018 キヤノンブース メッセージ 最新のテクノロジーとソリューションで広がる可能性 出展報告 2018年6月5日(火)~6日(水)パシフィコ横浜

キヤノンマーケティングジャパンは6月5日(火)から6日(水)まで、パシフィコ横浜で開催された「PHOTONEXT 2018」に出展しました。プロ機材の展示とセミナーで構成される本イベントは日本最大規模のプロ機材とセミナーのフォトイベントで、フォトグラファーや写真館・写真店の経営者をはじめ、ブライダル関係者、メーカー、商社、ラボなど、写真に関わるさまざまな分野の参加者が来場されました。

キヤノンマーケティングジャパンは、「写真館の新しい業務スタイルを発見しよう。」をテーマに、「カメラの機能を使いこなしたい」、「プリントの内製化により、新しいビジネスを展開したい」、「お客さまの大切なデータを、地震や火災・ウイルスなどから守りたい」、「お客さまの記憶色を、きちんと再現したい」など各課題に対する提案を行うとともに、場内の特設ステージでセミナーを実施。フォトビジネスにおけるトピックスやユニークな取り組みを解説し、未来に向けてキヤノンが提案する最新のフォトソリューションを紹介しました。

カメラやレンズをより「使いこなす」ためのアドバイス

一眼レフカメラの「EOS」シリーズ、「EFレンズ」シリーズをはじめとする各種キヤノン商品の使いこなしに関するご質問、ご相談に対応するカウンターを設けました。今回、ひときわ参加者の関心を集めたのは、今年4月に発売されたばかりのクリップオンストロボ「スピードライト470EX-AI」。光を天井や壁に一度バウンドさせて柔らかな光を当てる「バウンス撮影」で、発光する向きを自動で調整する本モデルは、プロの高度なテクニックを手軽に活用できる商品として話題になっています。
カウンターでは建築や商品の撮影で利用することが多い「ティルト撮影」と「シフト撮影」を行うための「TS-Eレンズ」も展示しました。ピントが合う範囲をコントロールする「ティルト」、像のゆがみを矯正する「シフト」という2つの機能を内蔵し、奥行き・高さのある被写体撮影で強みを発揮します。カウンターでは実際にレンズを被写体に向けて、機能を確認するお客さまの姿が見られました。
セミナーは「ストロボの進化で広がるブライダルスナップの世界」と題し、岡本寫眞館の岡本 豊氏にご登壇いただきました。「スピードライト470EX-AI」を実際のブライダル撮影現場で使用した事例を紹介され、バウンスの自動化で構図やシャッターチャンスに集中できることなど、普段からストロボを使いこなしているプロにとっても便利な機能をお話しいただきました。また、「まるで魔法のように動くストロボにお客さまの表情が和み、結果として雰囲気の良いブライダルスナップが撮影できたという予想外の収穫もあった」と撮影秘話も語っていただきました。

高画質&大判プリントの内製化でビジネスが広がる

近年広がりつつあるプリント内製化による付加価値向上の訴求を目的に、プロ向けの高画質/大判プリンターの展示を行いました。ブースにはA1ノビサイズ対応と、顔料12色インクによる高画質が特長の大判プリンター「imagePROGRAF PRO-2000」や、プロのニーズに応える高画質を実現した「PIXUS PRO-10S」、「imagePROGRAF PRO-1000」などのキヤノン商品のほか、より高度なプリントを行うためのプラグインソフトなどを体験していただきました。
また、高い耐水性と耐候性で販促活動の幅を広げる「耐水メディア」も展示。高画質はそのままに、ラミネートなしで最長6カ月の屋外掲示が可能なポスターやバナーを低コストで制作できることから、実際に印刷した耐水ポスター合成紙に水をかけ続ける展示に注目が集まりました。
ステージでは大判プリンターをテーマとして、フォトアトリエ アディの堀 光治氏による「写真館ビジネスのための大判プリンター活用法」、続いてジェットグラフの髙栁 彰郎氏、エックスライト社の冨川 丈司氏による「大判プリントでビジネス展開!アート紙のプリントワークフロー」と題した2本のセミナーを開催しました。
堀氏は、写真館ビジネスを継続・発展させていくためには、お客さまに感動を与える高品質の作品を創造する必要があると解説。その解決策の一つとして、大判プリンターの特性を活かし、よりお客さまの生活に寄り添ったサービスを提供する「フォトライフ・ナビゲーター」への転換をご提案されました。
髙栁氏、冨川氏のセミナーでは、大判プリンターを活用する上で重要な役割を果たす「紙」について、作品による用紙選択のポイントやプリントワークフローの進め方について解説していただきました。イルフォード、ハーネミューレといったファインアート用紙を扱う髙栁氏からは、プリンターの性能向上にともない、安心してサードパーティー製品を利用できる環境が整いつつある状況が指摘され、さまざまな素材の用紙に印刷するためのポイントが紹介されました。冨川氏はキヤノンの「PSP(Print Studio Pro)」によるICCプロファイル設定や、モニターを使った正確なシミュレーションを活用することで、より失敗の少ない、低コスト・高品質の印刷を行うコツなどが紹介されました。

お客さまの大切なデータを災害やウイルスからどう守るか

画像管理、クラウド、セキュリティーなど、バックヤードの作業効率を向上させる各種ソフトを体験していただきました。フォトスタジオ用画像管理ソフト「Digital Photo Presenter for Studio(DPPS)」は、撮影画像を2画面~10画面での比較などの豊富なプレゼンテーション機能や、撮影画像のフォルダー分けやファイル名の自動変更などで写真館のビジネスを支援するソリューションです。
また、クラウドストレージの活用とセキュリティー対策については、中小オフィス向けIT支援サービス「HOME」を紹介しました。大切なデータのバックアップ、お客さま・取引先との安全なデータのやり取りを行うために、クラウドストレージは効果的なソリューションです。ブースではパソコン故障時のクラウドからのデータ復旧手順や、フォルダー共有によるデータの扱い方といった活用例を展示しました。
ネットワークの出入り口を守る統合型脅威管理(UTM)装置の「Security UNIT for HOME」を紹介しました。さらに、接続許可されていないパソコンやスマートフォンを検知して通信遮断する「Network Sensor」も、無線LAN使用や社外の人が出入りする場合に役立つソリューションとして展示。セキュリティーへの関心が高まる中、ブースでは熱心に説明を聞くお客さまの姿が見られました。

「記憶色」をきちんと印刷してお客さまへ届ける解決策

被写体、モニター、出力物の色のマッチング精度の追求と、高画質・高生産性を両立する業務用フォトプリンターの「DreamLabo 5000」を用いた各種の印刷物を展示しました。来場者の目を引いていたのは、着物や花といった色鮮やかな被写体の出力サンプルでした。単に「きれい」というだけではなく、実物の色を忠実に再現するため、本商品には微細なインク滴を均一かつ正確に吐出する「FINE」技術や、豊かな表現力を持つ7色染料インクなど、さまざまな新技術を投入しています。また、実際に「DreamLabo 5000」を導入されたお客さまが制作された写真集やアルバムのサンプルを数多く展示し、その高い画質に食い入るお客さまや、サイズや仕上がりのバリエーションの多さに驚かれるお客さまが数多く見られました。
セミナーは「家族で集える写真館を彩る新商材」と題して、らかんスタジオの山﨑 達郎氏にご登壇いただきました。創業以来、一貫してポートレート撮影を手がける同社は、銀塩プリンターを置き換える形で2017年2月に「DreamLabo 5000」を導入。発表では導入に至るまでの経緯を紹介するとともに、商品の「良いところ」と「改善が必要なところ」を具体的に挙げ、導入検討中の来場者に対するアドバイスもしていただきました。

ご来場ありがとうございました。

キヤノンマーケティングジャパンは、さまざまな商品・ソリューションを通して撮影の幅を広げ、次世代のフォトビジネスに貢献していきます。写真・動画・カラーマネジメント・プリントなどに関するご相談がございましたら、ぜひお問い合せください。

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