健康経営キヤノンビジネスサポート株式会社
従業員の健康支援ならびに健康経営の実現に向けた取り組みを推進しています。
当社では、キヤノングループの行動指針である「健康第一主義」に基づき、「健康で安全に働ける職場環境づくりの推進」を宣言し、健康課題であるがん、生活習慣病、メンタルヘルスに対して戦略的・継続的に取り組んでいます。
職場ごとにテーマを決めて生活習慣改善に取り組む「ヘルシーアクション」などにより、着実に成果を上げています。その他、全社的にがん検診の受診促進に取り組むなど、健康を重視する企業風土が定着しています。
従業員の健康支援
キヤノンマーケティングジャパングループ 健康経営宣言

キヤノンマーケティングジャパングループは、行動指針に掲げた「健康第一主義」に基づき従業員の健康の保持増進に取り組むことが、従業員とその家族の幸せ、ひいては持続的な企業価値向上をもたらすととらえ、健康経営に積極的にとりくむことを宣言します。
キヤノンビジネスサポート株式会社 代表取締役社長 木成 義隆
目的
従業員一人ひとりが健康で活き活きと働けるということは、従業員と家族の幸せはもとより、個々のパフォーマンスが最大限に発揮されることであり、それが企業の成長、持続性につながると考えています。
体制
2018年より、キヤノンMJグループにおける健康支援政策、運用の統一化に伴い、指標を策定しました。
健康支援室 | 全国9か所 |
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保健師配置 | 従業員750名につき保健師1名 |



重点課題
- メンタルヘルス
- 生活習慣病
- がん
- 感染症
重点施策(2020年~2023年)
- 自己健康管理力向上の推進強化と健康風土醸成
- こころの健康づくり対策の強化
- 安全配慮の徹底と重症化予防
- 効果的ながん検診受信の習慣化とがん予防
- 感染症予防対策の強化
- グループ健康管理体制の強化
健康経営の指標(2020年~2023年)
- 休業率・休職日数の減少
- 高血圧(Ⅱ度・Ⅲ度)の社員の減少3%以下
- 生活改善意識行動段階「実行段階」の社員の増加40%以上
- 睡眠で休養が取れていない社員の減少30%以下
- アブセンティーイズム指標の改善
- プレゼンティーイズムの指標の改善
- ワークエンゲイジメント指標の改善
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※
設定の背景
経営課題の「人的資源の価値最大化」を実現する「アブセンティーイズム・プレゼンティーイズム対策」「自己健康管理力の向上」を端的に示す目標を設定しました。
2019年 | 2020年 | 比較指標 | ||
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高血圧(Ⅱ度・Ⅲ度)者の割合 | 5.4% | 5.1% | ||
生活習慣改善意識行動「実行段階」者の割合 | 35.6% | 40.4% | ||
睡眠で休養が取れていない者の割合 | 34.2% | 38.7% | ||
アブセンティーイズム指標 ※1 | 3.4日 | 2.6日 | ||
プレゼンティーイズム指標 ※2 | 87.6% | 84.9% | ||
ワークエンゲイジメント指標 ※3 | 2.49点 | 2.52点 |
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※1.
年間の病気での休業日数(アンケート)東大ワーキンググループ結果と比較
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※2.
SPQ東大1項目版(アンケート)東大ワーキンググループ結果と比較
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※3.
新職業性ストレス簡易調査票(アンケート)全国標準値と比較
地域・職場単位での安全衛生活動
安全衛生の最上位機関として、経営層が出席する「中央安全衛生委員会」を設けるとともに、「グループ安全衛生活動方針」を作成し、グループ各社・各地区・各職場単位に展開しています。
各社・各地区において、従業員一人ひとりが積極的に安全衛生活動に取り組むために、労使で構成する「安全衛生委員会」を設置するとともに、職場における安全衛生活動を推進する「職場安全衛生推進担当者」を設けています。

「5S」活動の取り組み
毎日が安心・安全・快適な職場環境で仕事ができることを目的として、安全衛生の基本である5S(整理・整頓・清潔・清掃・しつけ)活動に取り組んでいます。
良好な5S状態を維持するために課題箇所の迅速な改善活動を実施し、加えて4月・8月・12月の年3回を「5S強化月間」として定め、地域・職場ごとに課題と目標を掲げて取り組んでいます。
キヤノンMJグループ安全衛生活動方針
キヤノンMJグループ統一の安全衛生管理規程や各種安全衛生基準を定め、グループ全体で具体的な活動を展開していくために、年度ごとに安全衛生活動方針を策定し、各社・各地域単位で積極的に安全衛生活動を展開しています。
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労働災害の削減・快適な職場環境づくりに向けた取り組み強化
- 労働災害(業務・通勤)の削減
- キヤノングループ労働安全衛生マネジメントシステムおよびリスクアセスメントの運用推進
- 啓発・教育の充実による安全意識の向上および有事への対応
- 快適な職場環境づくり
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イキイキ健康な社員と会社を支える健康経営の実現
- 自己健康管理力向上の推進強化と健康風土醸成
- こころの健康づくり対策の強化
- 安全配慮の徹底と重症化予防
- 効果的ながん検診受診の習慣化とがん予防
- グループ健康管理体制の強化
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グループ連携体制を基盤とする交通安全活動の更なる進化
- 本社間・各地域が一体となった具体的施策の実現
- 事故・違反発生時における原因分析と啓発活動の強化
- 「グループ運転の基本」の周知徹底
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各種災害リスクへのグループ対応力の向上
- 災害発生時におけるグループ対応力の向上
- 災害に対する意識の向上