資源循環社会の実現への貢献|事業所での取り組み

省資源活動

業務プロセス・働き方の改善による取り組み

キヤノンMJグループでは、日々作成する紙文書の電子化など、これまでの業務プロセスや働き方を改善することにより環境負荷低減を行っています。

  • 紙文書の電子化
  • ICカード認証によるミスプリント防止

廃棄物の適正管理と削減

キヤノンMJグループでは、全従業員が廃棄物に関わる法令を順守し、適正な分別を行うことにより、事業活動に伴い発生する廃棄物の削減を推進しています。
具体的な取り組みとして、全国の物流センターでは、回収された製品が処分されるまでをトレースするしくみを導入し不法投棄防止などの管理体制を強化するとともに、配送資材(発泡スチロールやストレッチフィルムなど)を減容化し、プラスチック原材料として売却することで、廃棄物の削減を実現しています。

ストレッチフィルムによる荷崩れ防止
圧縮後のストレッチフィルム
溶解固形化した発泡スチロール

水リスクへの取組み

水リスクへの取り組みとして、世界資源研究所(WRI)のAqueductを用いて、キヤノンMJグループ国内事業所の水リスク評価を行い、全体的な水リスクレベルが「低い」もしくは「低-中」のリスクレベルに該当することを確認しました。具体的な取り組みとして、本社ビルでは水の循環利用を行うために、品川グランドコモンズ街づくり協議会と連携し、東京都が推進する再生水を水洗トイレなどで利用しています。毎月の水使用量を把握しキヤノングループで第三者検証を取得しています。
また、近年の異常気象の増加による豪雨等の水害リスクの高まりから、これまでに津波浸水ハザードマップを調査し、水害リスクの高い国内事業所の移転を行いました。

  • Aqueduct : WRI(World Resources Institute、世界資源研究所)が開発した水リスク評価のグローバルツール