IT導入補助金2023

補助限度額の引き下げ(※デジタル基盤導入枠は、下限額撤廃)、インボイス制度対応にデジタル化基盤導入枠を活用!、通常枠でもクラウド利用料が2年分補助対象に、最大450万円(※通常枠)

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中小企業の業務効率化やDXを推進するため、ITツール等の導入費用を支援する「IT導入補助金」。2023年(令和5年)度の特徴を確認しておきましょう。
IT導入補助金は、申請者であるお客さまと、私たちIT導入支援事業者が二人三脚で進めていくものとなっております。
キヤノンS&Sは、これまでの経験と実績に基づき、交付申請から実績報告・経年の効果報告までを無料でご支援し、お客さまの目的に向かって伴走してまいります。安心しておまかせください。

  • 本ページの内容は、2023年5月時点の情報です。
  • ご支援は、キヤノンシステムアンドサポートでのソリューションをご検討のお客さまが対象となります。

IT導入補助金とは

IT導入補助金は、複数年にわたって中小企業の生産性向上の取り組みを支援する「中小企業生産性革命推進事業(ものづくり補助金・持続化補助金・IT導入補助金)」のうちのひとつです。小規模事業者や中小企業が抱えるニーズや課題に合ったITツールを導入する際に、かかる経費の一部を補助しています。

  • ITツールとは、パッケージソフトの本体費用、クラウドサービスの導入・初期費用などを指します。

ほかの補助金との違い

  • IT導入支援事業者と共同で申請する
  • IT導入支援事業者が登録し認定されたITツールのみ申請・補助の対象となっている

こうした点から、IT導入補助金の事業目的に合ったシステムの導入を検討される場合には、そのITツールが申請可能であり、しっかりと申請だけではなく報告までサポートできる体制の整ったパートナー(IT導入支援事業者)を選定されることをおすすめします。

IT導入補助金2023の特徴

  • 業務の効率化やDXの推進、セキュリティ対策のためのITツール等の導入費用を支援!
  • インボイス対応に活用可能!
  • 安価なITツールの導入でも利用可能!
  • 補助額は最大450万円、補助率は1/2~3/4!

通常枠

  • 生産性の向上に資するITツールの導入費用を支援
  • 補助下限額を引き下げ、クラウド利用料の対象期間を延長(最大2年間)
種類 A類型 B類型
補助額 5万~150万円未満 150万~450万円以下
補助率 1/2以内
プロセス数※1 1以上 4以上
ITツール要件(目的) 類型ごとのプロセス要件を満たすものであり、労働生産性の向上に資するITツールであること。
賃上げ目標 加点 必須
補助対象 ソフトウエア購入費・クラウド利用料(最大2年分)・導入関連費
  • ※1.
    「プロセス」とは、業務工程や業務種別のことです。

デジタル化基盤導入枠

デジタル化基盤導入枠は、2023年10月1日に施行が予定されている消費税の仕入税額控除方式(インボイス制度)への対応を考慮し、企業のデジタル化を後押しするために設けられました。
中小企業を取り巻く経営環境が厳しさを増す中、経営基盤をデジタル化することは企業の生産性を上げて活力を高め、強固な企業体質に進化するという好循環を生み出すきっかけにも繋がります。

デジタル化基盤導入枠の特徴

  • インボイス制度への対応も見据え、会計・受発注・決済・ECソフトに加え、PC・タブレット・レジ・券売機等のハードウエア導入費用も支援
種類 デジタル化基盤導入類型
補助額 ITツール
(下限なし)~350万円
内、~50万円以下部分 内、50万円超~350万円部分
機能要件※1 会計・受発注・決済・ECのうち1機能以上 会計・受発注・決済・ECのうち2機能以上
補助率 3/4以内 2/3以内
対象ソフトウエア 会計ソフト、受発注ソフト、決済ソフト、ECソフト
賃上げ目標 なし
補助対象 ソフトウエア購入費・クラウド利用料(最大2年分)・導入関連費
  • ※1.
    該当する機能の詳細はITツール登録要領を参照
+
ハードウエア購入費 PC・タブレット・プリンター・スキャナー・複合機:補助率1/2以内、補助上限額10万円
レジ・券売機等:補助率1/2以内、補助上限額20万円

デジタル化基盤導入枠 補助額の考え方・計算方法

デジタル化基盤導入枠に交付申請するにあたり、会計・受発注・決済・ECのうち2機能以上有する場合を例に、計算方法をご紹介します。
補助金額50万円までは、補助率は3/4。50万円超から350万円までは2/3となりました。
ITツールの費用がどれくらいになるかに応じて、3/4を掛け合わせるところと、2/3を掛け合わせるところで分かれることになります。

例)150万円分のITツールを申請する場合
まず、3/4の補助率の最大値である補助金額50万円とは、実際の費用として666,666円となります。(便宜上、切り良く66万円として以降計算します)
150万円の申請の場合、残りの費用(150万円-66万円=84万円)は、補助率が2/3です。84万円の2/3は56万円。
つまり、補助額は50万円+56万円の106万円(最大)となります。
満額交付されることになった場合は、150万円-106万円=44万円の経費負担で導入が可能ということになります。

キヤノンシステムアンドサポートの実績

キヤノンシステムアンドサポートは、IT導入補助金が開始された2017年から「IT導入支援事業者」として数多くのお客さまをご支援し申請・報告等を行ってまいりました。
2022年度のIT導入補助金でも、全国平均を大きく上回る採択率を残しています。

  • 2023年3月23日時点の実績です(2022年度最終結果)
通常枠 デジタル化基盤導入枠
キヤノンS&S 70.3% 99.0%
全事業者 57.9% 82.1%

特に、2022年度の中心であった「デジタル化基盤導入枠」においては、当社は99.0%という高い採択率を誇ります。

お客さまごとに異なるお困りごとをお聞かせいただき、その解決に繋がるITツールをご提案、その後の補助金申請からシステム稼働までを一貫してお手伝いいたします。
また、プロフェッショナルと連携したヘルプデスクも設けており、お客さまに安心してご依頼いただける体制を整えております。
IT導入補助金の活用をお考えのお客さまは、キヤノンシステムアンドサポートにおまかせください。

また、キヤノンシステムアンドサポートは中小企業庁の制度「情報処理支援機関(スマートSMEサポーター)」に認定されております。
スマートSMEサポーター制度とは、中小企業の生産性を高めるためのITツールを提供するITベンダー等のIT導入支援者を「情報処理支援機関」として認定する制度のことです。私たちは、これまでの導入実績を生かし、スマートSMEサポーターとしてIT化を通じた中小企業のお客さまの経営課題解決に寄与してまいります。

中小企業デジタル化応援事業 情報処理支援機関認定 Smart SME Supporter

IT導入補助金 活用事例

田村ボーリング株式会社さま

業種:土木建築サービス業(地質コンサルタント、土壌汚染・地下水汚染調査、地下水源調査)

ポイント

  • デジタル化基盤導入枠にて申請
  • 総投資額の約70%を補助金で賄う
  • 建設業会計システムをバージョンアップし、機能強化を図り業務効率アップ!

株式会社フレスコさま

業種:建築工事・建築設計業務・宅地建物取引業

ポイント

  • 通常枠にて、会計・法定調書・申告業務システムを申請
  • コストを大幅に削減できたことで、導入を見送っていた債務管理システムも検討、デジタル化基盤導入枠にて申請
  • 補助金の活用により、管理部門の業務を一気にシステム化!

ITツール例

キヤノンシステムアンドサポートが取り扱っているITツールの一例をご紹介します。

ソリューション 商品名 特徴
電子帳簿保存法対応
  • NI Collabo 360
NI Collabo360は1人月額360円(5ID~)でスケジュールやメール、回覧板、設備予約などの情報共有機能に加え、ワークフローや経費精算、安否確認など企業経営を可視化できる多機能グループウエアです。低コストで、導入後すぐに業務改善に役立てることができます。電帳法ストレージオプションを一緒に導入いただくことにより、改正電子帳簿保存法にも対応します。
個人情報保護法対応
  • SKYSEA Client View
クライアント運用管理ソフトウエア SKYSEA ClientViewは分かりやすい操作画面で、操作ログや利用PC・USBメモリーなどのデバイス、ソフトウエアライセンスなどのIT資産全般の管理が可能です。
内部管理のために必要な機能を「オールインワン」で搭載し、情報セキュリティ対策の強化を支援します。
基幹業務
  • OBC 奉行シリーズ
  • PCAシリーズ
  • 応研 大臣シリーズ
  • クロノスシリーズ
  • オフィスステーションシリーズ
  • 売上原価Pro
  • レッツ原価管理Go2
  • 賃貸革命
  • 楽楽精算・楽楽明細
会計、販売管理、給与計算、勤怠管理、人事管理、顧客管理等、お客さまの日常業務の効率化や経営課題に対してお客さまの持つ強みを最大限に生かした基幹業務ソリューションをご提案します。キヤノンS&Sは、創業以来一貫してお客さまの業務効率化をご支援してまいりました。その経験とノウハウを生かし、これまでの「当たり前」を見直し、より効率的に・より生産性高くお客さまが業務を行えるようお手伝いします。
介護
  • CAREKARTE
  • ほのぼのシリーズ
  • ワイズマン
高齢者や障がい者など日常生活に何らかの支援を必要としている人に対して、さまざまな形でサービスを提供するのが福祉・介護業界。利用者さまに寄り添う環境を整備、実現するための各種ソリューションをご提供します。
CAD
  • Vectorworks
  • SOLIDWORKS
  • madric A’s
  • ARCHITREND ZERO
  • GOLDEN RIVER
  • Gaia10
Windowsに完全準拠した3次元CAD「SOLIDWORKS」をはじめ、生産性向上に寄与する各種2D CAD/3D CADをご用意しています。

よくあるご質問

お客さまと共に申請の準備から効果報告まで行ってきたキヤノンS&Sだからこそ!の『かゆい所に手が届く』Q&Aをお届けいたします。

Q1
gBizIDとは何ですか?
A1

複数の行政サービスを1つのアカウントで利用することができる認証システムです。
プライム、メンバー、エントリーという3種類のアカウントがありますが、IT導入補助金では「gBizIDプライム」アカウントが必要になります。
取得には2週間程度の期間を要します、ゆとりを持って取得しておくことをお勧めいたします。

Q2
申請できる業種に条件があるようですが、どのように調べたら良いでしょうか?
A2

IT導入補助金2023公募要領に書かれている「申請の対象となる事業者及び申請の要件」の項目にて、ご判断ください。
複数の業種に分類される事業を行っている場合は、売上高が大きいものを主たる業種とします。
また、みなし大企業の場合は対象外がありますので、詳しくはお問合せください。

Q3
開業後、間もないのですが申請することはできますか?
A3

申請時に必要な書類がご用意できれば申請可能です。
必要書類についてはお問い合わせください。

Q4
どのようなITツールが補助対象となりますか?
A4

生産性向上やDX化を実現するアプリケーションソフトと、それに関連するオプションや設定・操作指導などの役務、保守・サポートが対象です。ホームページ制作は対象外となります。
また、リースでの購入は対象外となります。
申請できるITツールは、支援事業者が事前に登録しているITツールとなります。

まずはお気軽にご相談ください

弊社は、お客さまの課題解決に向けたソリューションの提案、導入・運用支援を全国展開しております。
オンラインMTGやオンサイト支援などによるお手伝いをさせていただきます。安心してお任せてください。

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活用例をご紹介しています!

インボイス対応や電子帳簿保存法など、企業が対応すべき法令が多々あります。その対応に伴い、業務のDX化を図るためにシステム導入をご検討されている企業さまは、その導入にIT導入補助金を活用してはいかがでしょうか?

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