PRO-6100S・PRO-4100S|高画質(8色モデル)大判プリンター
高画質と高速プリントを両立するプリントヘッド
1.28インチの長尺プリントヘッド

PRO-6100S/PRO-4100Sに搭載している新開発プリントヘッドには、1.28インチの長尺ノズルを採用。総ノズル数18,432ノズル(MBK/C/M/Y×各色3,072ノズル、PBK/PC/PM/GY×各色1,536ノズル)を高密度に配置。この新プリントヘッドとFINEテクノロジーとの組み合せにより、高品位な作品をスピーディーに出力します。また、ヘッドを1つにすることでコンパクト化を実現しています。

色むらを抑える基本4色ミラーノズル配置
基本色のC、M、Y、MBkをプリントヘッドに左右対称に配置。双方向印刷時に基本4色インクの吐出順がそろうことにより、高速かつ高品質で出力する印字モードの搭載を実現。コート紙では、「LUCIA PRO インク」の高画質性能との組み合せにより、高濃度でメリハリのあるポスターを色むらなどの品質低下を抑えながら短時間で出力できます。

顔料インクと新プリントヘッドを制御する新画像処理エンジン「L-COA PRO」
「L-COA PRO」は、大容量の画像データの高速処理やプリントデータの生成、さらにプリンターの最適制御をつかさどるPRO-6100S/PRO-4100Sの頭脳です。この大判プリンター専用に開発された画像処理エンジン「L-COA PRO」によって、PRO-6100S/PRO-4100Sは高画質と高速化の結実を実現しました。

イメージに忠実な色再現と
高画質を実現する顔料インク
「LUCIA PRO インク」
8色インクシステム
(MBK/PBK/C/M/Y/PC/PM/GY)

従来のインク(LUCIA EX インク)を刷新した、新開発の8色の顔料インク「LUCIA PRO」を採用。色材のマイクロカプセル化により印字表面が平滑化。散乱光が抑制され、発色性と光沢性が向上、より高品位なプリントを実現しました。

マイクロカプセル化により、用紙の上に緻密・高密度に配置
光沢紙/半光沢紙における印字表面の散乱光が抑制され、発色性と光沢性が向上

マイクロカプセル化された新規色材により、顔料インクの配列が緻密化。用紙上の色材の密度が高まることで、より高い色域を達成。光沢性、写像性が向上し、透明感のある鮮やかな表現が可能になりました。
コート紙において全体的に色再現領域が拡大(特に赤領域、暗部領域の発色が向上)

プリントの美しさを長く保つ顔料インク
優れた色安定性を備える顔料インクと、キヤノン写真用紙・光沢 プロ[プラチナグレード]との組み合せにより、耐光性約60年※、耐ガス性約60年※、アルバム保存約200年※を実現。大切な作品を長期にわたって保存できます。
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LUCIA PRO インク評価方法
JEITA(社団法人 電子情報技術産業協会)発行のデジタルカラー写真プリント画像保存性評価方法(JEITA CP-3901)の屋内耐熱性試験方法・屋内耐光性試験方法・屋内耐オゾン性試験方法および寿命判断基準に準じて算出した予測値です。
写真プリント保存・展示のご注意
保存・展示方法によっては上記の保存性が発揮されない場合がございます。表示年数は、キヤノン(株)の加速試験によりシミュレーションされたものであり、キヤノン(株)が保証するものではありません。
写真プリントをより長持ちさせるために
写真プリントは光や外気の影響で変化します。できるだけ光や外気を避け保存してください。展示する場合もできるだけ外気を遮断することで保存性が増します。
適正なインクの組み合せと紙面へのインク滴の配置を導き出す
「OIG System」

1つの色を表現するために、無数にあるインクの組み合せの中から、色再現はもちろん、階調性・黒濃度・粒状性・光沢均一性・ブロンズ・メタメリズムを考慮して適正な組み合せを選択。そして、紙面へ打ち出すインク滴の配置を決定します。数値だけでなく、キヤノンに蓄積されたカメラの知見を活かし、人の感性や視覚特性といった実際の見え方とのマッチングも考慮して開発されています。「OIG System」の採用によって、より高い次元で写真画質を実現することが可能となりました。

高いインク吐出精度を実現
本体の振動や歪みを抑え、高い精度を実現する新プラットフォーム
メカプラットフォームを一新。シャーシの精度と剛性を高めることで、本体に揺れが生じてもプリントヘッドと用紙の距離を維持。これによりプリントヘッド走査時の揺れやブレを抑え、色間ズレの少ない高精度なインク着弾が可能です。
キャリッジ走査時の色ズレを補正する動的色間補正

インク吐出量を高精度に制御するリアルタイム駆動制御

大型のプリントヘッドは、プリント中に温度が上昇してインク吐出量が不安定になり、濃度差を起こしやすくなります。このため、温度センサーをノズルに多点的に配置。色列ごとの温度センサーからの情報に基づき、リアルタイムで吐出量をコントロール。濃度のバラつきや色ムラを抑制します。
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キヤノンマーケティングジャパン株式会社