2.3 プリンタ状態の確認(ステータスモニタ)

ステータスモニタを起動しておくと、印刷状態やインク残量などのプリンタ情報を表示します。
CUPS対応のステータスモニタは、独立したアプリケーションとして提供されます。

以下のコマンドでステータスモニタを起動してください。

 [user@zzz /yyyy]$ bjcupsmon PIXUSIP4100

印刷終了後、[×] ボタンをクリックしてステータスモニタを終了してください。

ステータスモニタを起動するコマンドをデスクトップにショートカットとして登録しておくと、ステータスモニタを簡単に起動することができます。

■CUPS対応ステータスモニタの制限事項
  1. 印刷が開始されるまでステータス表示ができません。
    ステータスモニタを起動した際に、印刷が開始されていない場合は、ステータス情報が取得できないため、「待機中」のメッセージのみ表示します。

  2. プリンタ電源OFFの検出を行わないため、プリンタの電源をOFFにした状態では、プリンタの状態を表すメッセージは表示されません。

  3. ログインしているユーザーとは異なるroot以外のユーザー権限で、bjcupsまたはステータスモニタを起動しようとした場合は、xhostの実行をしないと、「cannot open display」とメッセージが表示され、bjcups、ステータスモニタを起動できません。「xhost [hostname]」というコマンドを実行してください。

  4. 印刷を行ったユーザーとは異なるユーザー権限でステータスモニタを起動すると、ステータスモニタは起動できますが、そのジョブに関するステータス取得はできません(ステータスは「待機中」のままとなります)。

  5. USB接続で使用する場合は、ステータスモニタ画面からの [印刷中止] の操作はできません。

  6. bjfilterコマンドを使用して印刷を行った場合は、ステータスモニタにステータスが表示されません。