1.3.2 Turbolinux 10 F...

Turbolinux 10 F...でのインストールについて説明します。

ここでは、CUPSスプーラを使用する場合のインストールについて説明します。

■準備

■インストール
  1. プリントフィルタのインストール
    ターミナルソフトのコマンドラインから、rpmコマンドを使用して、プリントフィルタをインストールします。
    [root@zzz /yyy]# rpm -ivh bjfilter-common-2.50-x.i386.rpm
    [root@zzz /yyy]# rpm -ivh bjfilter-pixusip4100-2.50-x.i386.rpm

    rpmコマンドの詳細は、次のURLを参照してください。
    http://www.rpm.org/

  2. CUPSデーモンの再起動
    ターミナルソフトのコマンドラインから、次のように入力します。
    [root@zzz /yyy]# /etc/init.d/cups restart

    CUPSデーモンの再起動をする前に、lpadminコマンドによるプリンタの登録を行わないでください。


  3. プリンタのスプーラへの登録
    ターミナルソフトのコマンドラインから、lpadminコマンドでプリンタをスプーラに登録します。
    lpadmin -p [プリンタ名 ] -m [ PPDファイル名 ] -v [ デバイスURI ] -E

    【USB接続の例】
     [root@zzz /yyy]# lpadmin -p PIXUSIP4100 -m canonpixusip4100.ppd -v canon_usb:/dev/usb/lp0 -E

    【パラレル接続の例】
     [root@zzz /yyy]# lpadmin -p PIXUSIP4100 -m canonpixusip4100.ppd -v canon_parallel:/dev/lp0 -E


  4. デフォルトプリンタの設定
    ターミナルソフトのコマンドラインから、印刷コマンドで、プリンタ名を省略した場合に使用されるデフォルトプリンタを設定します。
    lpadmin -d [プリンタ名 ]
     例: [root@zzz /yyy]# lpadmin -d PIXUSIP4100

  5. コンピュータの再起動
bjfilterコマンドのフィルタUIで印刷を行う場合は、以下の設定が必要になります。
    • gdmsetupコマンドを実行します。
    • セキュリティタブを選択します。
    • [XサーバーへのTCP接続を常に禁止する (すべてのリモート接続を無効にする)]チェックボックスをオフにします。
    • 再度Xにログインします。