4. ステータスモニタについて
CUPS対応のステータスモニタは、独立したアプリケーションとして提供されます。
■起動方法
以下のコマンドでステータスモニタを起動します。プリンタ名を省略すると、デフォルトのプリンタが使用されます。
[user@zzz /yyyy]$ bjcupsmon PIXUS990i
■CUPS対応ステータスモニタの特徴
- 自動的に起動および終了しない
ユーザーが使用する際に、コマンドから手動で起動する必要があります。
- 印刷が開始されるまでステータス表示ができない
ステータスモニタを起動した際に、印刷が開始されていない場合は、ステータス情報が取得できないため、「待機中」のメッセージのみ表示します。
- プリンタ電源OFFの検出を行わない
プリンタの電源をOFFにした状態では、プリンタの状態を表すメッセージは表示されません。
- xhostを実行をしないと、root以外の異なるユーザー権限では起動できない
ログインしているユーザーとは異なるroot以外のユーザー権限で、bjcups またはステータスモニタを起動しようとした場合は、xhostの実行をしないと、「cannot open display」とメッセージが表示され、bjcups、ステータスモニタを起動できません。「xhost [hostname]」というコマンドを実行してください。
- 異なるユーザー権限で起動すると、ジョブステータス取得ができない
印刷を行ったユーザーとは異なるユーザー権限でステータスモニタを起動すると、ステータスモニタは起動できますが、そのジョブに関するステータス取得はできません(ステータスは「待機中」のままとなります)。
■USB接続時の制限事項
USB接続で使用する場合は、ステータスモニタ画面からの [印刷中止] の操作はできません。