かんたん印刷ガイド(Red Hat Linux)
1. インストール
Red Hat Linux 9とBJフィルタのインストールを行います。
1.1 Red Hat Linux 9のインストール
Red Hat Linux 9をインストールします。詳細は、パッケージに付属のマニュアルを参照してください。
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このマニュアルでは、操作例にMozillaを使用しています。Mozillaは、Red Hat Linux 9のインストールの種類で [パーソナルデスクトップ] を選択すると、標準のブラウザとしてインストールされます。
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1.2 BJフィルタのインストール
BJフィルタとは、Linux上でCanon BJプリンタを使用するときに必要なソフトウェアです。インストールの詳細は「BJフィルタ Ver.2.40 取扱説明」の「1. BJフィルタのインストール」で「1.1 Red Hat Linux 9」を参照してください。
ここでは、「work」という任意のディレクトリにrpmファイルをコピーする場合を例に説明します。
- Linuxを起動して、rootでログインします。
- rpmファイルをコピーします。
任意のディレクトリ「work」を作成し、rpmファイルをコピーします。
- BJフィルタとCUPS対応追加モジュールをインストールします。
- メインメニューの [システムツール] - [ターミナル] をクリックして、GNOME Terminalを起動します。
- cdコマンドを使用し、カレントディレクトリをrpmファイルをコピーしたディレクトリに移動します。

- GNOME Terminalで、「rpm -ivh bjfilterpixus990i-2.4-0.i386.rpm」と入力します。
- GNOME Terminalで、「rpm -ivh bjfiltercups-2.4-0.i386.rpm」と入力します。
- CUPSデーモンを再起動します。
GNOME Terminalで、「/etc/rc.d/init.d/cups restart」と入力します。
- プリンタをスプーラに登録します。
「PIXUS560i」というプリンタ名で登録する場合は、GNOME Terminal等のターミナルソフトのコマンドラインから、次のように入力します。
例: [root@zzz /yyyy]# lpadmin -p PIXUS990i -m canonpixus990i.ppd -v canon_usb:/dev/usb/lp0 -E
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スプーラに登録したプリンタ名は、印刷コマンドで使用します。わかりやすい名称(「PIXUS990i」など)にすることをお勧めします。
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- デフォルトプリンタを設定します。
印刷コマンドで、プリンタ名を省略した場合に使用されるデフォルトプリンタを設定します。
「PIXUS990i」というプリンタをデフォルトプリンタとして使用する場合は、GNOME Terminalで、「lpadmin -d PIXUS990i」と入力します。
- メインメニューの [ログアウト] をクリックして、コンピュータを再起動します。