CUPSシステムを使用している場合は、印刷が開始されるまで状態表示は変化しません。
また、プリンタ本体のLEDでエラーが表示されている場合は、その原因を取り除いてください。
印刷を頻繁にキャンセルすると、この現象が発生しやすくなります。
印刷時には、/tmp の下に一時ファイルが作成され、大きな画像を印刷すると、この一時ファイルも大きくなります。
一時ファイルの数が増えると、ディスクスペースを圧迫していきますので、rmコマンドでbjから始まるファイルを削除してください。
BJフィルタ内部でのスケーリング処理では、このような現象が起こることがあります。
印刷したい画像ファイルをフォトレタッチアプリケーション等で拡大縮小し、その画像ファイルをコマンドラインモードから印刷してください。
「BJフィルタ Ver.2.40 取扱説明」の「付録A インストールされるファイルとその場所」を参照してください。
Linuxのプリンタドライバにデバイスリセットが実装されておらず、プリンタリセットができないのが原因です。
以下に復帰手順を説明します。
まず、すべてのジョブを削除します。
その後、次のいずれかを実行してください。
アプリケーションの障害です。
印刷中に、CUPSのWebインタフェースやlpadminコマンド等によりCUPSのプリンタ設定を変更すると、強制的なジョブのキャンセルが発生し、印刷が中断されます。
これはCUPSの仕様によるものです。
以下の操作を行ってください。
複数ページにわたるドキュメントの印刷中に、ページ区切りの排紙直後のタイミングでプリンタのカバーを開くと、その後の印刷がキャンセルされてしまうことがあります。
これは、プリンタの仕様によるものです。
以下の操作を行った後で、もう一度印刷を実行してください。
CUPSの障害です。なお、CUPS1.1.19以降では修正されています。
Turbolinux 10で横長の画像を印刷すると余白が大きくなり、画像が切れてしまうことがあるのは、CUPSの障害です。
画像が用紙に収まるよう、CUPSのフィルタが画像を自動的に90°回転させたデータを作成する場合があります。このときに、作成されるPostscriptデータの印字領域情報が不正となるためです。
用紙に収まるように、画像を編集してから印刷してください。
Linuxのプリンタドライバにデバイスリセットが実装されておらず、プリンタリセットができないのが原因です。
以下に復帰手順を説明します。
まず、rootでログインしてすべてのジョブを削除します。
その後、次のいずれかを実行してください。