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綴 TSUZURI 文化財未来継承プロジェクト

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活動記録

2011.12.14
重要文化財「建仁寺方丈障壁画」20面の高精細複製品を制作し、建仁寺に寄贈
目録を渡す社会文化支援部 澤田部長
目録を渡す社会文化支援部 澤田部長
寄贈した「竹林七賢図」 寄贈した「竹林七賢図」
2011年12月14日(水)、京都 建仁寺において、綴プロジェクトの第5期で制作した「建仁寺方丈障壁画」20面の高精細複製品の寄贈を行いました。
「建仁寺方丈障壁画」は、かつて大本山 建仁寺の方丈に飾られていた全50面の襖絵からなる重要文化財で、安土桃山時代から江戸時代にかけて活躍した海北友松が制作したものです。今回、建仁寺に寄贈したのは「竹林七賢図」16面、「山水図」4面の計20面です。
全50面のうち、綴プロジェクトの第2期で4面、第4期で12面、今回の第5期で20面を制作しています。第6期(2012年4月~2013年3月)で、残る14面の制作を行う予定です。制作した高精細複製品は、もともとオリジナル作品が飾られていた建仁寺へ寄贈し、約70年ぶりに元々あった場所である方丈で一般公開を行っています。
建仁寺では、2014年に建仁寺の開祖である栄西禅師が亡くなられて800年を迎えることから、八百年大遠諱記念事業を行う予定で、本プロジェクトで寄贈する「建仁寺方丈障壁画」の高精細複製品は、同事業の一環として制作されています。
2011.11.19
ファミリーワークショップを東京国立博物館にて開催
綴プロジェクトの作品を使用しての説明
綴プロジェクトの作品を使用しての説明
ミニチュアをつかっていろいろな屏風の置き方を説明 ミニチュアをつかっていろいろな屏風の置き方を説明
11月19日(土)、東京国立博物館において、綴プロジェクトで制作した高精細複製品を使用したファミリーワークショップ「屏風体験!」を今春5月に引き続き、東京国立博物館とキヤノンの共同で開催しました。
開催日当日は、はげしい雨が降っていたにも関わらず、ワークショップにご参加いただいたのは、小学高学年から中学生、そしてそのご家族の合計5組12名でした。
最初に、本館2階の国宝室で「観楓図(かんぷうず)屏風」など本物の屏風を観賞した後、場所を書院造りの茶室である応挙館へ移動し、綴プロジェクトの内容や制作プロセスについての説明を行いました。
そして、綴プロジェクトで制作した「松林図屏風」を用いて、各家族が自由自在に実寸の屏風をレイアウトするなど様々な形で屏風を鑑賞していただきました。
また、書院の雨戸を閉めた暗い室内で、ろうそくを模した照明を灯し、当時の人が見ていた灯りの下での屏風の見え方なども体験してもらいました。
参加した子どもの感想は、「なかなか体験することができない経験だった」、「最後に体験した明かりのが面白かった」というものでした。改めて、日本の伝統文化の素晴らしさを感じてもらえる機会となりました。
2011.6.20
ファミリーワークショップを東京国立博物館にて開催
綴プロジェクトの撮影方法の説明
綴プロジェクトの撮影方法の説明
「松島図屏風」を間近で鑑賞する参加者 「松島図屏風」を間近で鑑賞する参加者
昔の部屋の暗さを再現 昔の部屋の暗さを再現
5月21日(土)東京国立博物館にて、綴プロジェクトで制作した高精細複製品を使用したファミリーワークショップ「屏風体験!」をキヤノンと東京国立博物館の共同で開催しました。
ワークショップに参加したのは、小学高学年から中学生、そしてそのご家族の6組14名。最初に、東京国立博物館の研究員の方に説明を受けながら、展示室で「源氏物語図屏風」など本物の屏風を観賞した後、場所を敷地内の書院の茶室である応挙館へ移動し、綴プロジェクトの内容や制作に用いられるキヤノンのカメラやレンズについての説明を聞きました。
その次に、参加者はミニチュアの屏風を使って屏風の置き方を自由に考え、その後、綴プロジェクトで制作した「松林図屏風」や「松島図屏風」を用いて、実際に日本家屋の空間を仕切ったり、飾ったりしました。また、建物外部から射しこむ自然光や、ろうそくを模した照明を用いて、当時の人が見ていた灯りの下での屏風の見え方の違いを体験しました。
参加した子どもの感想は、「びょうぶをいろいろなかたちにしたりするのが、一番心にのこった」、「面白く、色々勉強するきっかけになりました」というものでした。また、保護者からは、「昔の人がどのように見ていたかを体験できてよかった」、「自然光の中で見られて大変よかった」などのご感想をいただき、日本の伝統文化を身近に感じてもらえる一日となりました。
2011.5.25
「江戸風俗図屏風」など第四期作品の寄贈を実施
「江戸風俗図屏風」(菱川師宣筆)
「江戸風俗図屏風」(菱川師宣筆)
寄贈式のようす
寄贈のようす
2011年4月18日から27日にかけて、綴プロジェクトの第四期に制作した作品の寄贈を行いました。今回寄贈された高精細複製品は、博物館や美術館、寺社に寄贈され、今後、一般公開されたり、教育分野などで活用される予定です。

第四期完成作品は以下の通りです。
  • 「神護寺三像」のうち一幅 伝 藤原隆信筆
  • 「雲龍図襖 礼の間北側4面」海北友松筆
  • 「花鳥図襖 書院西側4面」海北友松筆
  • 「花鳥図襖 書院南側4面」海北友松筆
  • 「雲龍図屏風」俵屋宗達筆
  • 「風神雷神図屏風」俵屋宗達筆
  • 「江戸風俗図屏風」菱川師宣筆
  • 「雪松図屏風」円山応挙筆
2011.2.17
国宝「風神雷神図屏風」の寄贈式を開催
「風神雷神図屏風」(俵屋宗達筆)
「風神雷神図屏風」(俵屋宗達筆)
寄贈式のようす 寄贈式のようす
2011年2月8日、綴プロジェクト第四期に制作した国宝「風神雷神図屏風」(俵屋宗達筆)の寄贈式が開催されました。この高精細複製品は、昨年開催された上海万博の日本館に展示され好評を博した複製品のひとつであり、この度、京都・建仁寺に寄贈され、今後当寺などにて一般公開・活用される予定です。
2010.8.6
重要文化財「建仁寺方丈障壁画」46面の高精細複製品を新たに制作
「建仁寺方丈障壁画」掛軸装(一部) 安土桃山時代 海北友松筆
「建仁寺方丈障壁画」掛軸装(一部)
安土桃山時代 海北友松筆
「建仁寺方丈障壁画」は、かつて大本山 建仁寺の方丈に飾られていた全50面の襖絵からなる重要文化財で、安土桃山時代から江戸時代にかけて活躍した海北友松が制作したものです。「竹林七賢図」16面、「琴棋書画図」10面、「雲龍図」8面、「山水図」8面、「花鳥図」8面から構成されており、日本を代表する水墨画の大障壁画群です。オリジナル作品は、昭和初期の大型台風の影響で建仁寺の方丈が倒壊した際、幸いにも他の用件で襖をはずしていたため難を逃れましたが、今後同じようなことが起こって貴重な文化財を消失させてはならないという理由で、襖から掛軸に形を変えた上で、現在は京都国立博物館に保管されています。
全50面のうち、すでに第二期に制作し完成している「雲龍図」4面を除く残り46面の高精細複製品を、第四期(2010年8月~2011年3月)から第六期(2012年4月~2013年3月)の3年間をかけて制作します。制作した高精細複製品は、もともとオリジナル作品が飾られていた建仁寺へ寄贈し、約70年ぶりに、方丈へ元の襖の姿で戻して、順次一般公開を行う予定です。
建仁寺では、2014年に建仁寺の開祖である栄西禅師が亡くなられて800年を迎えることから、八百年大遠諱記念事業を行う予定で、本プロジェクトで寄贈する「建仁寺方丈障壁画」の高精細複製品は、同事業の一環として制作されます。
2010.3.30
第三期寄贈式典及び特別鑑賞会を開催
第三期寄贈式典
第三期完成作品の寄贈式典及び特別鑑賞会が、2010年3月26日、京都東山の大本山 建仁寺において開催されました。 完成した高精細複製品は、各寄贈先へ贈られ、今後様々な場で展示・活用される予定です。

第三期完成作品は以下の通りです。
  • 「神護寺三像」のうち二幅 伝 藤原隆信 筆
  • 「山水図襖」 長谷川等伯 筆
  • 「松島図屏風」 俵屋宗達 筆
  • 「竜虎図屏風」 雪村周継 筆
  • 「樹花鳥獣図屏風」 伊藤若冲 筆
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