キヤノンの復興支援活動共に生きる

共に生きる

Vol.1 石巻市における写真データ化ボランティア
~写真の記憶をデータに残す~

キヤノンマーケティングジャパングループ(以下、キヤノンMJグループ)は、石巻市からの協力要請を受け、被災地で拾得された写真のデータ化に必要な機材を提供しました。また、写真データ化のボランティアに、キヤノンMJグループ社員が参加しました。

「石巻市における写真データ化ボランティア」について

ボランティア基地前での集合写真

ボランティア基地前での集合写真


キヤノンMJグループは、2011年5月に石巻市役所総務部より、被災地で拾得された写真の所有者探しについて相談を受けました。拾得された写真は水没していたため、気温上昇とともに保存状態が急速に悪化しました。キヤノンMJグループは、写真データ化による一時保全を提案し、作業に必要なパソコン、プリンター、デジタル一眼レフカメラを提供しました。
2011年7~9月に写真データ化のボランティア活動を実施し、キヤノンMJグループ社員46人(延べ104人)が参加しました。

ボランティアの活動内容

数多くのアルバム・写真が回収された門脇(かどのわき)地区

数多くのアルバム・写真が回収された門脇(かどのわき)地区

活動期間:2011年7~9月の土日など(約25日間)
参加人数:キヤノンMJグループ社員46人(延べ104人、うち仙台支店在勤32人)
活動内容:被災地で拾得された写真のデータ化、写真データの整理・保存

ボランティアリーダーの声 ~品川本社 木田チーフ~

日和山麓の住宅街

日和山麓の住宅街


東日本大震災直後の甚大な被害の報道を目にし、自分たちにも何かできるのではないか?という思いが募っていました。そんなおり、同僚が社内交流サイト上に「思い出づくりを担う企業として」というトピックを立ち上げ、会社としてできる復興支援のアイデアを広く募っていました。
たまたま手にした新聞で津波により流出した思い出の品物(アルバム等)が回収され、持ち主探しが課題になっているという記事を目にしました。
写真文化で大きな役割を果たしている当社も何らかのお役に立てるのではないか?社内交流サイトに投稿されたアイデアを参考に具体的な復興支援策の取りまとめを開始しました。社内外の関係者に働きかけ、石巻市の思い出の品物の持ち主探し活動を支援させていただくことになりました。
浸水による劣化で消失の危機にあったアルバム・写真を長期にわたって検索可能とするため、一眼レフカメラによるデジタル化を計画。作業協力のため社内有志ボランティアを募ったところ、グループ企業各社、全国からメンバーが集まり、地元・仙台では支店全体で応援してくれました。結果、数多くの被災アルバム・アルバムがデジタル保存され、今後も持ち主探しを継続していくことができるようになりました。社内有志、関係部門と協力しながら、今後ともサポートを継続していく予定です。

ボランティア参加社員の声 ~仙台支店 大澤課長~

洗浄前のアルバム

洗浄前のアルバム

当時は何らかのボランティア活動に携わりたい気持ちはありましたが、どのような活動が必要とされているか分からない状況でした。
そんな時に、ちょうど石巻市のご担当者からご相談を受け、写真データ化のボランティア活動に参加することになりました。
被災地で拾得された写真は、津波による水没や泥の洗浄などで表面が劣化しており、スキャンすることができず、デジタル一眼レフカメラで撮影・データ化しました。
夏の暑い中でのボランティア活動は大変でしたが、同じボランティアの方や地元の方と交流できたことは、今でも良い思い出です。

ボランティア参加社員の声 ~仙台支店 氏家さん~

ボランティア作業の準備

ボランティア作業の準備

私は毎回のように石巻市まで運転していましたが、警察、自衛隊、ボランティアの方の車両などで大渋滞しており、往復するのも一苦労でした。
当時はまだ余震が続いており、停電もあるような状況の中で、朝から日没までボランティア活動を行いました。 ボランティア活動は決して楽なものではありませんでしたが、自分や家族などの写真が見つかった方々の涙や感動、またその方々からの「ありがとう」という言葉は大変嬉しく、やりがいを感じました。

石巻市の「思い出の写真デジタル公開センター」について

石巻市は「思い出の写真デジタル公開センター」を開所し、ボランティアによってデータ化された写真約80万点など、被災地で拾得された思い出の品を公開展示し、持ち主を捜しました。これまで約26万点が、持ち主や家族の手元に戻りました。
同センターは、来場者の減少に伴って閉所しました。2014年3月15日に閉所式が開催され、キヤノンMJ仙台支店 神崎支店長が、キヤノンMJグループ代表として出席しました。

神崎支店長の声

「思い出の写真デジタル公開センター」会場

「思い出の写真デジタル公開センター」会場

キヤノンMJグループは、写真データ化に必要な機材を提供し、協力させていただきました。また、キヤノンMJ仙台支店を中心とする社員46名が、写真データ化のボランティア活動に参加しました。皆、何か自分たちに出来る事はないかと自発的に参画して頂きました。
閉所式では、石巻市長から感謝の言葉をいただき、キヤノンMJグループが微力ながら貢献できたことを誇りに感じました。
2014年3月15日で「思い出の写真デジタル公開センター」は閉所となりますが、今後もキヤノンMJグループの得意分野を活かして、被災地域の復興支援に尽力いたします。

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