第5回キヤノンフォトグラファーズセッション

写真と生きる。

さらに上をめざす、若き写真家たちへ。第5回 キヤノンフォトグラファーズセッション

ワークショップ講師 ハービー・山口 瀬戸正人(敬称略)

第3回キヤノンフォトグラファーズセッション キヤノン賞授与式・レポート

写真:授与式

2014年8月30日、午後7時。キヤノンギャラリー銀座にて、第3回キヤノンフォトグラファーズセッション キヤノン賞の授与式が行われました。授与式は、キヤノンマーケティングジャパン株式会社 代表取締役社長 川崎正己によるキヤノン賞の授与、講師の立木義浩氏、横木安良夫氏の祝辞、そして受賞者の挨拶が続き、会場は華やぎと歓びに満ちた雰囲気に包まれました。また、授与式のあと、ファイナリストたちの写真展のオープニングパーティーが併せて開催され、ワークショップでの出来事やこれからの写真活動などついてカメラ専門誌の方々による取材もあり、盛況のうちに終了しました。

キヤノンマーケティングジャパン株式会社 代表取締役社長 川崎 正己の挨拶。

ファイナリストの皆さま、おめでとうございます。立木先生、横木先生のセッションを受けて、自分の写真は変わったと感じている方も多いのではないでしょうか。先生方からもファイナリストの皆さまがさまざまな枠を超え、力を発揮しているという話しをお聞きしました。いま、キヤノンギャラリー銀座ではキヤノン賞のお二人、品川本社のオープンギャラリーではファイナリストの方々全員の写真展が開催されています。この機会に多くの方に写真を評価していただき、写真の可能性、未来に向かって進んでいただきたいと思っています。キヤノンは今年創業77年を迎えました。その間、一眼レフカメラEOSの累計生産台数は7,000万台、EFレンズは1億本を超え、たくさんのお客さまからご愛顧を賜ってまいりました。これからの時代を担う写真を愛する若者たちには、ぜひ次の新しい領域を切り拓いて欲しいと、期待しています。このセッションで貴重なアドバイスを受けたことを忘れずに、できれば写真家としての道を進んでいくことを願って冒頭のご挨拶にかえさせていただきたいと思います。本当におめでとうございました。

  • 2014年9月3日をもって終了いたしました。

立木 義浩氏の祝辞

今日、改めてファイナリストの方々の写真を品川と銀座のギャラリーで見たのですが、セッションのときと違い、選んだものが展示されて完成感が上がりました。写真は時間とともに熟成することがあるかも知れないと思っていましたが、仕上げのプリントが命です。これから皆さんが写真家になることはそれぞれの自由ですが、ほかの職業について写真を撮っていく人生もあります。いままで写真家といえば写真で食べている人でしたが、いまは違う人たちも増えている。写真に対するスタンスも変わってきています。セッションの間、面白い写真に出会いたいと思っていましたが、皆さんの写真の中に、胸に抱えるイチモツ、背中に荷物の重さを感じる写真を数葉見つけられたのはとてもラッキーでした。このセッションの時期に撮った写真は、いまの年齢でしか撮れない写真で、数年後この感じ方で写真を撮ることは不可能です。今回の写真は「怖いもの知らず」の若さだけが撮れる「真実」でしょう。1回目、2回目のファイナリストたちも集まっているので、交流を深め、写真を撮り続けてほしいと切に願っています。今日はおめでとうございました。

横木 安良夫氏の祝辞

キヤノン賞のお二人、ファイナリストの皆さん、おめでとうございます。キヤノンフォトグラファーズセッションに参加した10人のファイナリストの中から僕はキヤノン賞の1人を選んだわけですが、そこには他のファイナリストと大きな差はなかったと思っています。正直なところ、皆さんはまだ若いし、これからという感じがしています。僕がプロとして写真を撮り始めた頃と、いま時代は変わってきています。写真がどんどんアートに取り込まれてきているように思えます。アートの世界にはプロもアマもありません。大切なことは撮り続けていくことです。自分の意思で撮りたいものを撮る。それを10年続けてようやく格好がつくと思うのですが、表現とはあくまで自分の問題なのですが、ときには他の人の考えを聞き議論することも大切です。現代写真の創世記ともいえる60年代、立木さんたちの世代は写真家同士すごく語り合っていたそうです。皆さんは、このキヤノンフォトグラファーズセッションという同窓生です。ライバルであり同志です。これからも精進を続けて、頑張ってください。

キヤノン賞 牧岡 孝明さん 

本日の受賞、大変嬉しく思っています。今日の受賞は僕個人だけの力ではなくて、立木先生をはじめ、ファイナリストの仲間たち、キヤノンの方々など、たくさんの人たちの支えがあって実現できたことと考えています。セッションについて、最初僕は個々が競い合うイメージだったのですが、実際はお互いに写真表現を高めていこうというスタイルだったので、途中行き詰まったとき、他の人たちの意見を聞くことでいい結果につながったと感じています。今日の受賞だけに慢心せず、次のステップに向けて写真を撮り続けたいと思っています。ありがとうございました。

写真:牧岡孝明

キヤノン賞 北上 奈生子さん 

今日、素晴らしい賞をいただいたことをとても嬉しく思っています。セッションに参加できたことだけでもすごいことなのに、そのなかでキヤノン賞までいただいて本当に驚いています。このセッションで同じ世代の人たちに出会い、みんなが頑張っているのを目の当たりにしたのはとても刺激的なことでした。また、横木先生からは展示の仕方など最後までアドバイスをいただくことができて、とても勉強になりました。沖縄はこれからも撮っていきたい場所なので、もっともっと撮って作家活動を続けていけるようにしたいと思います。頑張りますので、応援よろしくお願いします。

写真:北上 奈生子

キヤノンマーケティングジャパン株式会社 イメージコミュニケーション企画本部 プロサポート部 キヤノンサロン課 課長 安藤尚之の挨拶

立木先生、横木先生、そしてファイナリストの皆さん、お疲れさまでした。1月のファーストセッションから7カ月。3回のセッションの間には熱い意見交換や、ときには先生の厳しい指導もあって悩んだときもあったかと思います。けれど、皆さんはお二人の先生が一日がかりの選考会を経て選出された方々です。これからも、どんどん写真を撮っていただいて、新しい活躍の場を切り拓いてほしいと祈っています。今日のオープニングパーティーには、1回目、2回目のファイナリストの方々も来ていただいています。年に1回、ここに集まって、写真について語り合う場としてつながりをもっていくことを楽しみにしています。皆さん、本当におめでとうございました。

写真:授与式 集合写真

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