重点活動 | 4.多様な人材の雇用・育成・登用

雇用創出を進め、社会に貢献
新工場の稼働に際しては、地域の人材を積極的に採用し、雇用創出と経済発展に貢献しています。
キヤノンでは、製品の需要の増加に合わせて生産能力を増強すべく、世界各地で生産拠点の新設や拡張を進めています。この際、雇用創出を通じて地域の社会・経済の活性化に貢献するべく、人材の採用も地元を中心に行っています。
例えば、長崎県東彼杵郡波佐見町に設立したデジタルカメラの生産会社、長崎キヤノンは、2010年3月に操業を開始。新工場の稼働にともない、長崎県を中心に約500人(2011年3月末時点では約900人)の正社員を雇用し、今後も定期的に新しい人材を採用する計画です。さらに、レーザープリンターなどのトナーおよびトナーカートリッジ用部品の生産会社である日田キヤノンマテリアルも、2011年5月に工場建設に着工し、2012年5月に操業を開始する予定です。同社では、2015年の約350人体制に向けて人材を積極的に採用していきます。
一方、キヤノンハイテクタイランドでは、インクジェットプリンターの生産増強を目的に第二工場を建設中です。2011年10月稼働予定の新工場は、現地において約5,000人の従業員を雇用する計画です。

地元の人材が中心となって働いている長崎キヤノン
キヤノンのものづくりを、世界の従業員へ
国際社会と調和したグローバル生産体制の持続的な発展をめざして、生産拠点における優れたものづくり人材の育成を推進しています。
キヤノンでは、各生産拠点において技術・技能者を育成するトレーナーの養成に注力しています。日本に設置している「ものづくり人材育成センター」が中心となり、2009年には、グローバルなものづくり人材育成体制の整備を進め、2010年から本格的に研修を開始しました。
2010年は、東南アジア・中国の生産会社の管理者や工場技能者などを対象に、技術・技能研修や職場管理研修、および今後の現地研修の講師を育成する「トレーナー養成研修」を実施し、合計383名が受講しました。2011年は、1,000人以上に対する研修を計画しており、重点戦略として各生産拠点における技術・技能や職場管理業務のキーパーソン育成や、現地トレーナーによる研修の拡充と質の向上などに取り組んでいます。
また、技術・技能向上を目的として、生産拠点における「技能検定」を実施しています。ものづくり人材育成センターでは、これまで、キヤノンハイテクタイランドとキヤノンオプトマレーシアで制度の立ち上げを支援してきました。今後も、より多くの生産拠点で検定が実施されるようサポートしていく計画です。

ものづくり人材育成センターによる研修受講者数の推移