お客様への使い方提案
環境配慮製品に関する情報発信
近年、環境配慮という側面での市場ニーズがますます高まっており、お客様からキヤノン製品の環境配慮に対する問い合わせが数多く寄せられています。
こうした市場の要請に対応するために、キヤノンではWebサイトなどを通じて、キヤノン製品の環境配慮に関する情報を積極的に発信しています。
CO2排出削減に対するキヤノンの取り組みは、「つくる」「つかう」「いかす」の3ステージに分けられますが、「つかう」ステージでの削減には、お客様との連携が不可欠です。今後もこうした情報発信を通じて、お客様とともに製品使用時のCO2排出削減を推進していきます。
お客様の環境配慮活動を支援するWebサイト「GREEN NAVI」
キヤノンは、2009年11月から、Webサイトに、お客様の環境配慮活動を支援する「GREEN NAVI」を開設しています。
同サイトでは、オフィスでのCO2排出削減につながる製品・機能を紹介するほか、「省エネ・省資源シミュレーター」により、キヤノン製品の旧機種から新機種への買い替えによるCO2削減効果が確認できます。CO2削減量を“見える化”することで、一般のお客様にもわかりやすいものになっています。
2010年8月には、開設当初からの「オフィス編」に加えて、「ホーム編」を公開。ご家庭で使用される製品を題材に、ライフサイクルを通じた環境負荷低減の取り組みを紹介しています。さらに、12月からは「ITソリューション編」を追加。企業活動においてエコと業務改善を両立するITソリューションを紹介しています。
今後は、開示対象製品の拡大や、外国語版を作成して海外にも情報発信するなど、さらなる展開を検討していく予定です。

GREEN NAVI
製品環境情報の提供
キヤノンは、2002年からタイプIII環境ラベル「エコリーフ※1」を活用して、Webサイトで製品のライフサイクルにおける環境負荷を定量的に公開しています。2010年の公開件数は6件で、これまで9年間で公開した累計件数は81件となりました。
さらに、2009年からは、環境ラベル対応や有害物質廃除、省エネ、省資源などの環境配慮情報を製品・機種ごとに一覧表にした独自の製品環境データシート「GREEN PROFILE」をWebサイト上で公開しています。お客様からの問い合わせが多いポイントに絞り込んで作成しているため、実用性が高い情報となっています。2010年の公開件数は17品目165機種で、今後も対象製品・機種の拡大を図っていきます。
一方、欧州においては、1990年代後半から業界共通のツール「IT Eco Declaration(IT ECO)」(現ECMA370規格 TED※2)を活用して情報提供を行っています。業界共通の書式で開示することで、利用者が関心のある環境側面について他社製品と容易に比較できます。こうしたメリットから、北欧を中心にB to B入札などの販売ツールとして広く利用されています。
- ※1 エコリーフ
社団法人 産業環境管理協会(JEMAI)が推進している環境ラベル。資源採取から製造、使用、リサイクルまでの製品の全ライフサイクルステージにわたる環境負荷を定量的に表示。 - ※2 TED
ECMA(ヨーロッパ電子計算機工業会)が推進する、製品に関する環境情報を開示するための自主宣言型の環境ラベル。製品の環境への配慮を比較的容易に知ることができる。
「GREEN NAVI」「GREEN PROFILE」が「グリーン購入大賞」で大賞を受賞
キヤノンでは、「GREEN NAVI」や「GREEN PROFILE」など、Webサイトを活用して、製品に関する環境情報を積極的に発信してきました。そうした取り組みが評価され、2010年10月に発表された「グリーン購入大賞」において、大賞(大手企業部門)を受賞しました。
グリーン購入大賞は、日本の企業、行政機関、民間団体などから構成される「グリーン購入ネットワーク」が1998年に創設したもので、グリーン購入の質的拡大と普及・拡大に寄与する先進的な取り組みを表彰しています。
今回の受賞は、キヤノンの「お客様の環境配慮活動を支援する新たな情報発信」に対するものであり、これを励みとして、今後もお客様とともに環境負荷低減への取り組みを拡大していきます。