規格対応に向けた活動
各種規格への適合状況
キヤノンは、製品の企画段階から、グリーン購入法※1やエコマーク※2、国際エネルギースタープログラム※3などへの規格適合を重視しています。2010年の主な環境配慮製品の規格適合率は、下表の通りで、100%適合の製品カテゴリも多くあるなど、業界トップクラスの適合率を維持しています。
また、国際エネルギースタープログラムは、2009年7月1日に、画像機器基準がVer.1.0からVer.1.1へと、さらに厳しい基準に改訂されました。新基準に対しても100%の適合率をめざして製品開発を進めていきます。
一方、海外におけるエコラベルの認証取得、および適正な認証基準の制定にも積極的にかかわっています。例えば中国では、中国政府からの調査依頼への対応や、関係省庁との意見交換などを通じて、環境基準や環境ラベルの策定に協力しています。また、世界におけるグリーン購入法についても、各国基準を考慮した開発、設計を行うことはもちろん、各国政府機関の調達基準に対して、パブリックコメントなどで積極的に関与しています。

エコマーク

国際エネルギースター
- ※1 グリーン購入法
2001年4月に施行された「国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律」の略称。国などの公的機関が物品を購入する際に、環境に配慮されたものを購入することを規定している。 - ※2 エコマーク
製品ライフサイクル全体を通じて、環境保全に役立つあるいは環境負荷が少ないと認定された商品につけられるマーク。国際標準化機構ISO14024にのっとった日本で唯一のタイプⅠ環境ラベル制度で、1989年に開始。 - ※3 国際エネルギースタープログラム
1992年に発表された米国EPA(環境保護庁)が定める省エネルギープログラムで、日本やEUなどでも採用。一定の省エネルギー基準をクリアした製品にロゴマークの表示が認められる。
| グリーン購入法 | エコマーク | 国際エネルギースタープログラム | |
|---|---|---|---|
| 複写機/複合機 | 17/19(89%) | 17/19(89%) | 17/19(89%) |
| レーザービームプリンター | 5/5(100%) | 5/5(100%) | 5/5(100%) |
| インクジェットプリンター | 9/9(100%) | 9/9(100%) | 9/9(100%) |
| 大判プリンター | 5/5(100%) | 3/5(60%) | 5/5(100%) |
| イメージスキャナー | 4/4(100%) | ─ | 4/4(100%) |
| 合計 | 40/42(95%) | 34/38(89%) | 40/42(95%) |
- ※1 数値は国内での規格適合機種数/発売機種数、( )内は規格適合率
- ※2 エコマークには、イメージスキャナーの規格なし
| グリーン購入法 | エコマーク | |
|---|---|---|
| トナーカートリッジ | 5/5(100%) | 5/5(100%) |
| インクカートリッジ | 5/5(100%) | 2/5(40%) |
| 合計 | 10/10(100%) | 7/10(70%) |
- ※ 数値は国内での規格適合機種数/発売機種数、( )内は規格適合率
「エネルギースターアワード(省エネ製品設計部門賞)」を受賞
キヤノンU.S.A.は、米国環境保護庁(EPA)と米国エネルギー省(DOE)が主催する「エネルギースターアワード」において、2011年度の省エネ製品設計部門賞を受賞しました。
キヤノンは、国際的な省エネルギープログラム「エネルギースタープログラム」のもとで、業界に先駆けて革新的な省エネルギー技術の研究開発を行ってきました。今回の受賞は、そうした取り組みに加え、オフィスネットワーク複合機「imageRUNNER ADVANCE」シリーズの優れた環境特性をモノクロモデルにも展開させ、消費電力を65%低減し、CO2排出量の大幅な削減に成功するなど、環境技術の用途拡大に向けた姿勢が評価されたものです。
なお、今回の受賞により、1993年に同プログラムに参加して以来、他の賞も含めて12回目の受賞となります。

「エネルギースターアワード」の受賞式