環境への取り組み物流における取り組み

BREEAM

Excellence Awardで授与された盾Excellence Awardで
授与された盾

キヤノンは、物流時のCO2排出量の削減に向けて、輸送距離の短縮やモーダルシフト、積載効率の向上などに継続的に取り組んできました。近年では、物流センターの集約や海上コンテナの往復利用など、新たな削減施策を実施しています。さらに、国際輸送や海外域内輸送時に発生するCO2排出量についても、海外を含めたグループ全体で削減に努めています。
とくに海外では、輸送時のCO2排出だけでなく、物流拠点での環境配慮にも積極的に取り組んでいます。例えばキヤノンヨーロッパでは、2015年にオランダに新設したキヤノン最大規模の物流拠点「Western European Distribution Campus(EDC)」において、施設に省エネルギーやCO2排出抑制への配慮を盛り込んでいます。また、敷地内の植生は、地域の自然生態系にあわせたものにしています。こうした配慮が評価され、BREEAMの「very good」認証を取得しています。
また、キヤノンUSAでは、アトランタの倉庫がLEED認証を取得するとともに、米国内の輸送における環境負荷低減の取り組みが評価され2015年に米国環境保護庁(EPA)が主催する環境表彰「SmartWay®Transport Partnership」において「Excellence Award」を受賞しました。
今後も、物流における環境負荷削減に向けて取り組みを継続していきます。


物流におけるCO2排出量の推移

物流におけるCO2排出量の推移

物流効率化によるCO2削減の取り組み

キヤノンは、日本・アジアを中心に生産拠点をもち、そこから世界各地の市場に製品を供給しています。国・地域を超えた輸送が増加するなか、物流時のCO2排出量を削減していくため、積載効率の向上に加え、生産拠点からの直送や輸送ルートの変更、輸送距離の短縮に取り組んでいます。

物流効率化に向けた主な取り組みとCO2排出量削減効果

2015年の主な取り組み 削減効果(t-CO2
ベトナムから欧州向けの製品出荷で背の高いコンテナ(ハイキューブ・コンテナ)に切り替えることでコンテナ本数を削減 281.6
中国から日本向けの部品出荷において、海上輸送に切り替えることで航空輸送を削減 36.1
日本から中国向けの部品出荷において、出荷をまとめることでコンテナ本数を削減 15.8
中国発の出荷において、製品と外注品を混載することで中国国内の輸送距離を短縮 15.0
中国から日本経由で欧州の工場に出荷していた部品を直送することで国際輸送距離を短縮 10.6

モーダルシフトの推進

環境負荷の少ない鉄道輸送などに切り替えることで、輸送時のCO2排出量を削減環境負荷の少ない鉄道輸送などに切り替えることで、
輸送時のCO2排出量を削減

キヤノンは、輸送時のCO2排出量の削減に向けて、トラックや航空機による輸送から、環境負荷が少ない船舶や鉄道の輸送に切り替える「モーダルシフト」を国内外で推進しています。
2015年は、関東から青森への輸入部品の輸送について、3月から海上コンテナを使用した鉄道輸送ルートを確立。長距離トラック輸送の削減により、年間で18t(3月からの10カ月間で月平均約1,800kg)のCO2排出削減につながりました。
海外でも、オセ社(オランダ)からキヤノン中国までの製品輸送において、中欧大陸横断鉄道を利用することで、海運・航空輸送を削減しました。

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