環境への取り組み”いかす”の取り組み

家庭用インクカートリッジの回収・リサイクル

国内ではキヤノン製品の取扱店を通じた回収のほか、プリンターメーカー共同での「インクカートリッジ里帰りプロジェクト」による回収や、ベルマーク運動と連動した回収活動など、さまざまな方法で使用済みインクカートリッジの回収を行っています。
こうして回収されたインクカートリッジは、キヤノンエコロジーインダストリーでリサイクルされています。同社では、回収された製品の機種別の分別から、解体、粉砕、洗浄までの工程を、一貫した自動化ライン「CARS-I」で効率的に処理しており、リサイクルされたプラスチック原料は、キヤノンの生産工場に送られてインクカートリッジの部品に再利用(クローズドリサイクル)されるほか、製品積載用パレット、建材、文房具など社内外で使用するプラスチック製品の原料や、熱源としても有効利用されています。2015年までの累計で、約460tのリサイクル材をキヤノングループ内で再利用しました。

インクカートリッジのマテリアルリサイクル
使用済みインクカートリッジの回収質量(累計)の推移

インクカートリッジ里帰りプロジェクト

郵便局・自治体などに設置されているインクカートリッジ回収箱郵便局・自治体などに
設置されているインク
カートリッジ回収箱

インクカートリッジの回収をより一層進めるためには、自社独自の回収拠点に加え、同業他社と協力して回収拠点を増やすことが必要と考えました。そこで、キヤノンが発起人となって同業他社に呼びかけ、2008年4月、プリンターメーカー共同のプロジェクト「インクカートリッジ里帰りプロジェクト」を立ち上げました。
このプロジェクトは、プリンターメーカー共通の回収箱を、全国3,600以上の郵便局に設置し、共同で回収を行うものです。公共の場で回収することで、お客様の利便性を向上させると共に、回収量の増加を図っています。回収したカートリッジは、「ゆうパック」で仕分け拠点に集められ、プリンターメーカーごとに仕分けされた上で各社へ戻されます。こうして里帰りしたカートリッジは、各社が責任をもってリサイクルしています。2009年からは、自治体の参加によって市役所や区役所なども回収拠点に加わり、活動は着実に拡大しています。2016年8月末時点の回収拠点は約230自治体、約2,300カ所に達しています。

ベルマーク運動

キヤノンでは2005年から、学校を通じたインクカートリッジとトナーカートリッジの回収活動を実施しています。この活動を通じてベルマーク運動に協賛し、環境保護や環境教育促進、地域社会への貢献を果たしています。2016年8月末時点で約17,100校がこの活動に参加しています。
使用済みインクカートリッジをキヤノンに送ることによって、ベルマーク財団から学校に点数が送られ、それを学校の備品や教材などの購入にあてることができます。さらに購入代金の1割相当分がベルマーク財団に寄付され、へき地にある学校や特別支援学校、発展途上国の子どものために使われています。

海外での取り組み

キヤノンは、インクカートリッジの海外でのリサイクルにも取り組み、回収したインクカートリッジの材料再生などによって廃棄物を最小化しています。
2016年8月末時点で、36の国・地域(日本含む)において回収・リサイクルを実施しています。回収方法については、国や地域ごとの状況に応じた取り組みを推進しており、量販店、提携販売店、ショッピングモール、企業、学校、図書館、駅、キヤノンサービス店、キヤノンショールームなど、さまざまな場所に回収箱を設置するほか、キヤノンへの郵送なども含めて、お客様の利便性を考慮した方法で実施しています。

オーストラリアオーストラリア
中国中国
シンガポールシンガポール
このページのトップへ