環境への取り組みインクカートリッジのリサイクル

キヤノンは、1996年からインクカートリッジの回収・リサイクルを開始し、実施地域を順次拡大して、2015年3月末時点で31の国・地域で展開しています。

使用済みインクカートリッジの回収質量(累計)の推移

使用済みインクカートリッジの回収質量(累計)の推移

国内におけるリサイクル

リサイクルの自動化ラインリサイクルの自動化ライン

国内で回収されたインクカートリッジを、キヤノンエコロジーインダストリーで再生プラスチックへとリサイクルしています。
同社では、回収された製品の機種別の分別から、解体、粉砕、洗浄までの工程を一貫した自動化ラインを用いて効率的に処理しています。
こうしてできた再生プラスチック原料をキヤノンの生産工場に送り、インクカートリッジの部品に再利用(クローズドリサイクル)するほか、製品積載用パレット、建材、文房具など社内外で使用するプラスチック製品への再利用や、熱源としても再利用しています。

インクカートリッジのリサイクル

インクカートリッジのリサイクル

インクカートリッジ里帰りプロジェクト

前橋市に新たに設置された回収箱と山本龍市長前橋市に新たに設置された回収箱と山本龍市長

インクカートリッジの回収をより進めるためには、同業他社と協力して回収拠点を増やすことが必要です。そこで、キヤノンが発起人となって同業他社に呼びかけ、2008年4月、6社による共同プロジェクト「インクカートリッジ里帰りプロジェクト」を立ち上げました。
このプロジェクトは、6社共通の回収箱を全国3,600を超える郵便局に設置し、共同で回収を行うものです。公共の場で回収することで、お客様の利便性を向上させ、回収量の増加を図っています。回収したカートリッジは、「ゆうパック」で仕分け拠点に集められ、プリンターメーカーごとに仕分けされた上で各社へ戻されます。こうして里帰りしたカートリッジは各社が責任をもってリサイクルしています。
2009年からは、自治体の参加によって市役所や区役所なども回収拠点に加わり、活動は着実に拡大しています。2015年3月末時点の回収拠点は約220自治体、約2,050カ所に達しています。

参考:インクカートリッジ里帰りプロジェクト

ベルマーク運動

キヤノンでは2005年から、学校を通じたインクカートリッジとトナーカートリッジの回収活動を実施しています。この活動を通じてベルマーク運動に協賛し、環境保護や環境教育促進、地域社会への貢献を果たしています。
2015年3月末時点で約1万6,400校がこの活動に参加しています。

ベルマークの流れ

ベルマークの流れ

海外での回収活動

キヤノンは、インクカートリッジの海外でのリサイクルにも積極的に取り組んでいます。回収したカートリッジを材料再生などに再利用し、廃棄物を最小化するようにリサイクルしています。2015年3月末時点で、回収・リサイクルを実施しているのは30の国・地域(日本を除く)です。
回収方法については、国や地域ごとの状況に応じた取り組みを検討しています。量販店、提携販売店、ショッピングモール、企業、学校、図書館、駅、キヤノンサービス店、キヤノンショールームなど、さまざまな場所に回収箱を設置するほか、キヤノンへの郵送なども含めて、お客様の利便性を考慮した方法で実施しています。
キヤノン香港では、使用済みインクカートリッジのリサイクルを推進するために、「インクカートリッジリサイクルプログラム」を立ち上げています。2011年から「キヤノン×マクダル学校インクカートリッジリサイクルコンクール」と「デザイン・コンテスト」を開始し、このプログラムを教育現場に拡大してきました。また、環境団体とも連携して、小中学校で環境ワークショップを開き、気候変動の脅威と環境負荷に対処する各種の環境保全活動を共同で実施しています。
2014年から2015年にかけて、香港の計224校の生徒16万4,911人が「インクカートリッジリサイクルコンクール」に参加しました。ワークショップも26回開催し、生徒約8,900人が参加しています。環境負荷の削減については、2015年1月時点で約10万5,500個のインクカートリッジを回収し、これらをリサイクルすることで、埋立廃棄物の削減や温室効果ガス排出量3.6tの削減につなげています。

インクカートリッジの回収について

回収対象カートリッジにつきましては、「使用済みカートリッジ回収のご案内回収対象カートリッジ」をご覧ください。

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